ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[南ア・ランド/円]経済指標は高水準を維持



南アフリカ・ランドは突っ込み買い、29日(現地)に発表された南ア・9月家計・企業信用残高は前年同期比22.46%増加と市場予想(前年同期比21.60%増加)を上回る強い内容なった。ただ、前月(8月/前年同期比22.91%)を下回る伸び率に止まり、金利上昇・融資規制の影響を反映した内容となった。南ア経済指標は活発な経済活動を背景に高い水準を維持、現時点で南アフリカ中央銀行が金融政策を転換する可能性は低い。15円80銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。

[豪ドル/円]商品価格急騰も上げ要因



豪ドル/円は突っ込み買い、1豪ドル=0.92米ドル台に下押しているが「金利先高見通し」に加え、原油急騰を背景とした商品相場上昇も上昇要因となっており、依然として高値指向が強い。ただ、最近の商品相場上昇にはファンドを中心とした投機資金流入が絡んでおり、需給と乖離した動きだけに投機資金が流出すれば急落する可能性があるが、豪ドル/円が連動して下落すれば買い場形成と受け取りたい。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]利下げ確実視は早計



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を実施するとの見方は、このところの堅調な英経済指標発表を受けかなり後退している。ただ、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱収拾を意図した「利下げ」の可能性は残るが、市場に改善傾向が見られるだけにBOEが敢えて政策方針を転換させる必要性は低いと見ている。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(公開市場委員会)金融政策発表は「利下げ」が確実視(利下げ確率は98%)され反面、前日発表された独・10月CPI(消費者物価指数)速報値はECB目標を8ヶ月連続して上回る強い内容となり、ユーロ/ドルは上昇基調を維持しているが、FOMC金融政策発表が迫るなかポジション調整売り圧迫が増大する可能性が高まっている。1.3800ドル台割れは買い、1.4500ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]インフレ懸念は強い



ユーロ/円は突っ込み買い、FSO(ドイツ連邦統計庁)から発表された独・10月CPI(消費者物価指数)速報値は、EU(欧州連合)基準で前年同月比2.7%上昇、市場予想(中央値/2.6%)を上回った。8ヶ月連続してECB(欧州中央銀行)目標値(2.0%)を超えており、ウェーバー独連銀総裁の「タカ派的」な発言を裏付ける内容と言える。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]経済指標は低下傾向示すか



ドル/円は突っ込み買い、米国時間に発表される経済指標は、総じて低下傾向を示す見込みだが、週間小売売上高に関しては「ハロウィーン」が絡むため改善した可能性がある。一方、10月・S&Pケース・シラー住宅価格指数は住宅市場落ち込みを反映、低下傾向が強まる見通しだ。米・10月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数だが、市場予想(中央値/99.0)と前月(9月/99.8)から低下すると予想されている。特に、米・10月CB消費者信頼感指数が予想を下回れば「利下げ観測」を拡大させることになりそうだ。「利下げ(0.25%)」が確実視(利下げ確率は98%)されるFOMC(連邦公開市場委員会)金融政策発表に関しては、前週末辺りから一部に「利下げ」幅を0.50%(前週末時点の利下げ確率は8%だったが、週明けに確率は低下)に拡大させたアナリストも現れ、現時点での米景気先行きに対する悲観的な見方の強さを窺わせている。高値目標は118円00銭-119円00銭。

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