[南ア・ランド/円] 資金流入加速か

南ア・ランドは突っ込み買い、米ドル下落に伴うインフレ警戒、サブプライム問題を背景とした信用収縮警戒などから逃避先として「貴金属市場」に投資資金が流入、世界でも有数の貴金属鉱山資源を持つ南アフリカ経済にも好影響を与えている。また、同国はレアメタル(希少金属)埋蔵量も豊富であり、権益確保を背景とした公的な資金流入が増大する可能性が高く、経済規模は更に拡大する見通しだ。他セクターの発展から既に鉱山セクターは同国にとり主要な産業の一つとなっているが、依然として経済に与える影響は大きく、貴金属・レアメタル需要増加は同国経済を牽引する要因だ。15円80銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。
[ドル/円] 信用不安再浮上

ドル/円は突っ込み買い、米・第3四半期GDP(国内総生産)、米・10月雇用統計など経済指標発表が相次いで市場予想を大幅に上回る強い内容となり、米景気の底堅い推移が確認されたにも関わらず、ドルは主要通貨に対し下落基調から抜けられない。ドル売りの背景にはサブプライム問題に端を発した信用収縮不安があり、メリルリンチ、シティ・グループなど大手金融機関がサブプライムに絡んだ損失を計上していることが更に信用不安に対する警戒感を煽っている。市場の関心は経済指標から金融機関動向に向いており、米株価動向が信用不安を推し量る材料視されるなかドル/円も米株価動向に左右される展開だ。また、シティ・グループは、80-110億ドル規模のサブプライム関連の追加損失を計上する見通しを5日に発表したことが、他にも同様の追加損失計上が発表されるとの警戒感を拡大させており、金融市場全般に不安定な状態が続いている。高値目標は116円00銭-117円00銭。
注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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