ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-11

[米ドル/アイスランドクローナ]インフレ抑制に苦しむ



アイスランド・クローナは突っ込み買い、米サブプライム問題に端を発した信用不安を背景にドル動向が不安定化、アイスランド・クローナに対しても影響が懸念されるが、インフレ率がアイスランド中央銀行目標を上回る現状では「追加利上げ」を実施する可能性も高い。同中銀では年内に「臨時政策会合」開催する予定で、11月1日に決定された「利上げ」効果が認められなければ「利上げ」が実施される可能性が高い。1ドル=60アイスランド・クローナ以下は売り、同65アイスランド・クローナ以上は買い。

[豪ドル/円]利上げ観測拡大



豪ドル/円は突っ込み買い、相次ぐ強い内容の経済指標発表を受け、RBA(オーストラリア準備銀行)「利上げ観測」が拡大している。キャリー取引が絡む通貨だけに信用収縮に対する不安感を煽る材料には敏感だが、原油・貴金属など商品相場が続くなか、資源国としての強みを発揮しており、上値基調に変化が生じる可能性は極めて低いと見ている。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]BOE、金利据え置き



英ポンド/円は突っ込み買い、市場予想通りにBOE(イングランド銀行)は政策金利(5.75%)を据え置いたが、サブプライム問題に端を発した信用収縮による影響を緩和するより、インフレ加速を抑えることが優先された。BOEとしても金融政策決定には苦慮したと見られるが、インフレ抑制を担う中央銀行としての姿勢が示された格好だ。当面、経済指標動向が注目される。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]ユーロが優勢を維持



ユーロ/ドルは上値を試す展開、米経済成長に極めて慎重なバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言を受け「利下げ観測」が拡大したドルに対し、ECB(欧州中央銀行)が「利上げ」を見送ったにも関わらず、トリシェECB総裁が会見でインフレ抑制を示唆する発言を手掛かりに「金利差拡大観測」が維持され、ユーロ/ドルは上値を試す展開が続いている。当面は上値を試す展開が続く見通しだが、上げ余地は少なくなりそうだ。高値目標は1.4800ドル付近。

[ユーロ/円]ECB、金利据え置き



ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)は予想通りに金利を4.0%で据え置いた。定例政策委員会が迫るなかECB要人筋からタカ派的な発言が相次いだが、結局は「据え置き」に落着いた経緯からすると、インフレ指標が目標を上回る現時点で「利上げ」が決定できない要因の存在が気掛かりだ。年内は「利上げ」はないと見られ、ユーロ/円が意外に早く天井を打つことも考えられる。高値目標は169円00銭。



[ドル/円]12月「利下げ」は不透明



ドル/円は突っ込み買い、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議会は証言で「政策担当者は第4四半期(07年)の経済成長が第3四半期の水準から著しく減速するとみている」として「住宅市場の縮小が今後強まる可能性が高いほか、家計支出および設備投資も減速する可能性がある」と述べた。市場ではこの経済成長に極めて慎重な発言を受け、「利下げ観測」が拡大したが、「住宅市場」が更に縮小、「家計支出」及び「設備投資」が減速することが背景となっており、経済指標動向を見極めたいとのFRB(連邦準備制度理事会)姿勢が窺え、全体的に見れば、FOMC(連邦公開市場委員会)声明を繰り返したとの印象を受ける。インフレ・経済成長に絡むリスクが軽重無く扱われ、FRB金融政策は中立姿勢を維持すると見ている。日本経済に後退警戒が浮上した現時点では、「利下げ」を見込んだポジション構築は時期尚早と言える。高値目標は116円00銭-117円00銭。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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