[ドル/円]ドル売り圧迫増大

ドル/円は下値模索、現時点で市場はFRB(連邦準備制度理事会)が「追加利下げ」を実施する確率を90%以上と見込んでいる。シティ・グループなど米有力金融機関が相次いでサブプライムに関連した評価損を計上しているが、格付け機関であるS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)などによる「格付け」引下げが続いており、評価損が拡大する可能性が高いだけに投資家は金融機関動向に極めて敏感に反応する状況に陥り、信用不安が市場を覆っていると言える。また、信用不安を背景とした銀行の融資厳格化(貸し渋り)が米景気に与える影響も懸念されるなどサブプライム問題に端を発した市場混乱が招いた信用収縮による影響が拡大している。金融機関が抱えるサブプライム関連債権の全容が容易に掴めず、格付け機関による「格下げ」が続く以上、市場不安を払拭することは難しく、当面は金融市場全般に不安定な動きが続くことは避けられない。不安定化した地合のなか、ドル/円は下値を模索する格好だが、テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。
注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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