[ドル/円]米国株上昇を背景にドル買い戻し

ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題に関連した金融機関損失拡大を背景とする信用不安が市場を覆い、ドル/円は不安定な動きとなっている。市場では信用不安動向を反映する指標として株式市場動向に注目している。前日の米株式市場では「ウォールマート・ストアーズ」(米小売最大手)四半期利益が市場予想を上回ったことに加え、ゴールドマン・サックス・グループがサブプライム問題に関連した評価損計上は計画していないと発表したことが材料となり買いが急増した。また、テクニカル的にも株価が下値にあるとの見方が浮上していたことも買いに拍車を掛けた。ただ、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)など有力格付け機関によるサブプライム関連債券「格下げ」が続いているだけに金融機関損失計上は今後も圧迫要因として影響を与えることは避けられない。当面、不安定な市場動向が改善されることは難しく、突っ込みを慎重に買い拾う姿勢を維持することが肝要だ。テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。
注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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