ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-11

[南ア・ランド/円]投資資金動向に揺れる



南アランドは突っ込み買い、不透明な米景気先行き見通しを背景に投資資金動向も流動性が高まり、南アランドも不安定な推移を余儀なくされているが、資源国として投資家の注目度が高いことに加え、ワールドカップ開催を控えたインフラ整備、アパルトヘイト政策放棄を背景とした購買層増加など景気を牽引する材料に事欠かないだけに素直に買える通貨と言える。世界的な金融市場不安定化を反映して動きが掴み難い状況だが、腰を据えて突っ込みを買い拾いたい。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



[豪ドル/円]活発な企業活動続く



豪ドル/円は突っ込み買い、ABARE(オーストラリア農業資源経済局)は14日、金属類やエネルギー需要増大を背景に同国鉱山・エネルギー企業の活動が活発化、新規プロジェクト総額が、579億豪ドル(約5兆8000億円)と過去最高を更新したと発表。今後も中国・インドを中心に金属・エネルギー需要増加が見込まれるだけに、豪経済を更に押し上げる要因となりそうだ。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]英・10月HICP、目標超える



英ポンド/円は突っ込み買い、英・10月HICP(消費者物価指数)は、前年同月比2.1%上昇とBOE(イングランド銀行)インフレ目標値(2.0%)を上回った。HICP上昇は金融市場混乱が英景気に悪影響を与えるとの観測を背景とした「利下げ」観測を後退させ、英ポンド買いが増加した。また、クリスマス商戦も好調が見込まれるだけに英ポンド/円は戻りを試す展開となりそうだ。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



サブプライム問題に端を発した金融市場混乱が信用収縮を招き米景気見通しが不透明化、金利先安見通しが払拭できないドルは対ユーロで安値を更新する展開が続いている。ただ、EU(欧州連合)首脳筋はドル下落の影響を強く警戒、中国政府に圧力をかけ人民元上昇を促すなど対応策を模索しており、予想外の「ユーロ売り介入」に踏み切る可能性もある。高値目標は1.4800ドル付近。

[ユーロ/円]高値警戒感も浮上



ユーロ/円は突っ込み買い、金融市場混乱収拾に目処が立たずECB(欧州中央銀行)は「金利」を据え置いているが、現時点でのEU(欧州連合)域ではインフレ率がECB目標を上回る水準で推移しており、経済指標も総じて堅調を維持している。一方、国内経済指標は低調な推移を抜け出せない状況だ。ユーロ/円は買い方針を維持することが妥当だが、ドル/ユーロで高値警戒感も浮上しているだけに上値追随は避けたい。高値目標は169円00銭。

[ドル/円]米国株上昇を背景にドル買い戻し



ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題に関連した金融機関損失拡大を背景とする信用不安が市場を覆い、ドル/円は不安定な動きとなっている。市場では信用不安動向を反映する指標として株式市場動向に注目している。前日の米株式市場では「ウォールマート・ストアーズ」(米小売最大手)四半期利益が市場予想を上回ったことに加え、ゴールドマン・サックス・グループがサブプライム問題に関連した評価損計上は計画していないと発表したことが材料となり買いが急増した。また、テクニカル的にも株価が下値にあるとの見方が浮上していたことも買いに拍車を掛けた。ただ、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)など有力格付け機関によるサブプライム関連債券「格下げ」が続いているだけに金融機関損失計上は今後も圧迫要因として影響を与えることは避けられない。当面、不安定な市場動向が改善されることは難しく、突っ込みを慎重に買い拾う姿勢を維持することが肝要だ。テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。

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