[ドル/円]株価動向を背景とした動き

ドル/円は突っ込み買い、米・10月小売売上高は市場予想と一致したが伸びは鈍化、米・10月PPI(卸売物価指数)は総合・コアともに市場予想を下回り、ドルはユーロなど殆どの主要通貨に対し下落。ただ、対円では底堅い推移を維持。ドル/円は「円キャリー取引」を介して米株式市場動向に左右される展開が続いている。信用収縮に対する警戒感が高まり「円キャリー」取引解消が進む場面以外、ドル/円は底堅い推移が続く見通しだ。既に第3四半期(7-9月期)企業決算でシティ・グループ、メリル・リンチなど米有力金融機関の損失計上もほぼ一巡。当面、予想外の事態が発生しない限り、ドル/円が下落する可能性は低いと言える。ただ、格付け機関による「格下げ」が続くだけに金融機関の損失は増加する可能性が高い。テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |