[ドル/円]米株価下落が上値圧迫

ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題に絡む損失計上拡大観測を背景に金融セクター中心に売り圧迫が増大、米国株価が下落したことがドル/円を圧迫した。信用不安が市場を覆うなか、ドルは株価下落に連動する展開。金融市場ではリスク回避傾向が拡大し「質への逃避」から、株価下落・債券上昇がパターン化している。日本経済にも先行き不透明性が絡み「利上げ観測」は後退しているが、米国ではFRB(連邦準備制度理事会)「利下げ市場確率」がやや低下したものの70%を超える水準を推移、リスク回避の動きが顕在化すれば、ドル売りが入り易くなる。サブプライム損失計上は既に最悪期を脱したようだが、信用不安を背景に市場は極めて敏感に反応しており、当面は不安定な動きが続く見通しだ。テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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