ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-11

[米ドル/アイスランドクローナ]「利上げ」見通し



アイスランド・クローナ、11月1日にアイスランド中銀が決定した「追加利上げ」は、同国金利水準が過去最高水準にあるだけに予想外だったが、10月の同国CPI(消費者物価指数)が前年比4.5%上昇と9月(4.2%)から上昇、その後も原油価格上昇などが続き、インフレ指標を押し上げている可能性が高く、12月には再び「利上げ」が決定されるとの観測が強まっている。1ドル=60アイスランド・クローナ以下は売り、同65アイスランド・クローナ以上は買い。



[豪ドル/円]金利先高観測



豪ドル/円は突っ込み買い、総選挙を控える豪州ではハワード首相が率いる与党側の健闘が伝えられるが、調査では依然として野党が優勢な支持率を維持しており、与党側も追い込みに躍起だが、公約に含まれる「金利抑制」に絡み、ハワード首相は「豪ドルは強く、インフレ率・金利水準は低い」と発言、公約を擁護する発言と言えるが、金利上昇を容認する姿勢とも受け取れるだけに「利上げ観測」が更に拡大する可能性もある。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]経済指標悪化を嫌気



英ポンド/円は突っ込み買い、総じて底堅い推移を維持していた英経済指標だが、前日に発表された英・10月小売売上高は9ヶ月ぶりにマイナスに落ち込み、英ポンド/円は売りが先行した。BOE(イングランド銀行)四半期物価報告(インフレ報告)で2008年の「利下げ」が予想されていたことも圧迫要因だ。ただ、クリスマス商戦は盛り上がる可能性があり、売り方針に転じるのは時期尚早だ。高値目標は238円50銭-239円00銭。

[ユーロ/ドル]高値圏で利益確定の兆し



ユーロ/ドルは高値波乱、EU(欧州連合)加盟国内にユーロ上昇に対する警戒感が高まりドル/ユーロに高値警戒感が強まっている。投機筋にもポジション調整を優先する動きが兆しており、高値波乱の様相を呈している。ユーロ/ドル上昇が続けば、EU域内経済が打撃を受ける可能性が高く、投機筋もユーロ/ドル買いポジションを調整しているようだ。高値目標は1.4800ドル付近。

[ユーロ/円]ユーロに高値警戒感



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内インフレ指標がECB(欧州中央銀行)目標を超える水準で推移、ECBは何時でも「利上げ」を決定できるわけだが、ECBの姿勢は極めて慎重で「利上げ」を決定する気配はなく、ユーロを積極的に買い進んでいた投機筋にもポジションを調整する兆しが見える。高値追いは避け、突っ込みを慎重に買い拾いたい。高値目標は169円00銭。

[ドル/円]米株価下落が上値圧迫



ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題に絡む損失計上拡大観測を背景に金融セクター中心に売り圧迫が増大、米国株価が下落したことがドル/円を圧迫した。信用不安が市場を覆うなか、ドルは株価下落に連動する展開。金融市場ではリスク回避傾向が拡大し「質への逃避」から、株価下落・債券上昇がパターン化している。日本経済にも先行き不透明性が絡み「利上げ観測」は後退しているが、米国ではFRB(連邦準備制度理事会)「利下げ市場確率」がやや低下したものの70%を超える水準を推移、リスク回避の動きが顕在化すれば、ドル売りが入り易くなる。サブプライム損失計上は既に最悪期を脱したようだが、信用不安を背景に市場は極めて敏感に反応しており、当面は不安定な動きが続く見通しだ。テクニカル的な抵抗線は110円近辺、110円台を割り込めば108円50銭-109円00銭辺りが下値目処となる。

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