[アイスランドクローナ/円] 損失計上の影響は軽微

アイスランド・クローナ/円は突っ込み買い、カウプシング銀行(アイスランド最大の銀行)は、仕組み信用証券に絡む8500万ユーロ)の損失を2007年・第4四半期(10-12月)に計上すると発表したが、同時にNIBCホールディング(オランダ)買収資金(30億ユーロ)調達のための新株発行(2億1000万株)計画を発表、損失計上が同行に影響を与える影響が軽微であるとの自信を示すとともに国際金融市場に乗り出す意欲を前面に押し出しており、今後の動向が期待される。金利先高観測が強いだけに、アイスランド・クローナは買い方針維持だが、金融機関にサブプライム問題の影響も見られるため、突っ込み買い方針が妥当。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル/円] 金利差拡大観測

豪ドル/円は突っ込み買い、豪・07年第3四半期経常収支(季節調整済み)は、155億8700万豪ドルと市場予想(164億豪ドル)を下回る堅調な内容となり、「利上げ期待」を拡大させた。一方、米景気先行き見通し不透明化から「米利下げ観測」が強まり、豪ドルは対米ドルで上昇基調に転じた。対円でも確りした推移となり、上値期待の膨らむ展開だ。ただ、高金利通貨だけに米株式市場動向対する反応も敏感、買い場を慎重に選ぶことが基本だ。高値目標は109円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[英ポンド/円] 要人発言が響く

英ポンド/円は突っ込み買い、インフレ・成長見通しとも悪化傾向を懸念するキングBOE(イングランド銀行)総裁証言からは「金融政策」を判断する手掛かりはなかったが、ブランチフラワー金融政策委員会委員は、インフレ・経済成長の微妙なバランスが存在することを認めた上で、「金利は今のうちに低下するべき」との見解を示唆、「利下げ観測」を拡大させる背景となった。英ポンド/円も軟調に推移しているが、最近の要人発言を総合すれば「利下げ」確率は50%程度と見ている。高値目標は231円50銭-232円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持

ユーロ/ドルは修正安、米・EU(欧州連合)ともにサブプライム問題に絡む銀行・金融機関の「損失計上」リスクを抱えるが、シティ・グループが中東系投資機関から出資を受けたことから米金融市場が小康状態となった反面、EU市場では不安定な状況が続いていることが対ドルでのユーロ売りを誘引する背景となっている。また、目先筋もユーロ買いポジションを調整しており、ユーロ/ドルは修正安場面を迎えている。下値目処は1.4500-1.4600ドル近辺。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ/円] 欧州に信用不安波及

ユーロ/円は下値模索、サブプライム問題に絡む「損失計上」懸念は、欧州の銀行・金融機関にも波及、ユーロ/円を圧迫する要因となっている。また、これまで「金利差拡大見通し」を背景にユーロ買いを牽引していた目先筋の方針を転換、ポジション調整を優先していることもユーロの圧迫要因。ただ、インフレ率上昇が見込まれ、ECB(欧州中央銀行)が予想外の措置を講ずる可能性もあり売り方針は勧められない。ユーロ/円は下値見極めを優先、買い場を待ちたい。高値目標は167円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ドル/円] 利下げ期待拡大

ドル/円は突っ込み買い、米・07年第3四半期(7-9月)GDP(実質国内総生産/季節調整済み、年率)改定値は前期比年率4.9%増加と過去4年で最大の伸びとなったものの、米・10月新築一戸建て住宅販売は年率換算72.8万戸と市場予想(中央値/75万戸)を下回り、米・週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)も35.2万人と9ヶ月ぶりの水準に上昇、市場予想(33万人)を上回るなど総じて弱い内容となったが、米株価は「利下げ期待」が下値を支える格好となり、底堅い推移を維持したことからドル買いが継続。ただ、ドル/円は「リスク指向」の弱まりから上値の重い推移となった。市場は「信用不安」に対する警戒感から、リスクを推し量る指標として株価動向を注視しており、当面は株価動向に左右される展開が続く見込み。ただ、株式市場では「クリスマス商戦」不振と見方を背景に小売セクターが軟調に推移、消費関連指標にも影響を与えるだけに動向には注意したい。「信用不安」に対する警戒感が市場を不安定化させていることから、ドル/円も突っ込みを狙う慎重な買い対処が基本と言える。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |