ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-12

[アイスランドクローナ/円] 政策金利は上向きか



アイスランド・クローナは突っ込み買い、米サブプライム問題に絡む金融機関の損失拡大を背景とした「信用不安」は世界的に影響を及ぼしており、アイスランド・クローナも動きが不安定化している。一方、アイスランドでは雇用情勢逼迫がインフレ圧力を増大させる要因となっており、中銀も「引締め姿勢」を緩めることは難しい。12月は政策金利を据え置いたが、インフレ圧力が低下する兆しはなく、金利は上向き傾向にあると見ている。ただ、経済規模が小さいだけに上下に振れ易く買い場は慎重に選びたい。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。

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[豪ドル/円] 底堅さを好感



豪ドル/円は突っ込み買い、総じて弱い内容となった経済指標、ブット・パキスタン元首相暗殺による「政情不安」浮上と圧迫要因が重なり、米株式市場は大幅に下落したことから、豪ドルも上値を圧迫されたが、確りした推移を維持したことから地合の底堅さが好感される。投資資金動向に左右され易い側面を持つが、資源国通貨としての評価の高さが下値を支える背景となっている。高値追いは難しい局面だが、突っ込みは買い拾いたい。高値目標は108円00銭。

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[英ポンド/円] 小売売上げに期待



英ポンド/円は突っ込み買い、英・クリスマス商戦は例年に比較してかなり好調となったと見られ、旺盛な消費意欲を示唆する結果となれば、BOE(イングランド銀行)金融政策に影響を与える可能性もある。ただ、未だに金融市場混乱は収拾には至らず、波乱要因も多いことから「利下げ観測」もかなり根強いだけに、上値の重い推移が続く見通しだ。高値目標は228円50銭-229円50銭。



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[ユーロ/ドル] 調整買いからユーロ優勢



ユーロ/ドルは逆張り、米・欧ともに「信用不安」を抱えているが、現時点ではEU(欧州連合域)金融機関動向に絡む不透明性がより高いと見ている。また、株式市場動向がリスクを推し量る材料視されており、ユーロ・ドルともに影響を受け易いことも念頭に置きたい。また、ドル・ユーロともに地合は不安定であり、一方にポジションを傾けることはリスクを高めることになる。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 戻りを試す展開



ユーロ/円は突っ込み買い、欧米5中銀による資金供給策実施を契機に短期金利が低下、ECB(欧州中央銀行)金融政策に僅かだが幅が生じたことから目先筋を中心にユーロ買いが活発化、ユーロ/円を押し上げる要因となっている。ただ、ポジション調整とも受け取れることから追随買いは勧められない。当面、下値を拾う「突っ込み買い」を維持、高値圏に達すれば利益確定を優先したい。高値目標は166円00銭-167円00銭。

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[ドル/円] 下押しは浅い



ドル/円は突っ込み買い、前日発表された経済指標は、米・12月消費者信頼感指数を除き総じて弱い内容となったが、ドル/円を圧迫するほどの指標はなかったように見られる。基調に変化はなく、当面は「信用不安」を背景とした動きが続く見通しだ。一方、ブット・パキスタン元首相暗殺が「地政学的リスク」を高める要因となる可能性は否定できず、今後のパキスタン情勢には気を配りたい。また、サブプライム問題に絡む損失計上が懸念される米金融機関に対する厳しい評価は今後も続く見通しで「信用不安」を煽る要因となりそうだ。米国時間に発表される経済指標だが、米・11月新築一戸建て住宅販売は前月(72.8万戸)から減少が予想(72万戸)されているが、住宅関連指標悪化は既にかなり織り込まれており、極めて悪い内容とならなければ影響は少ないと見られる。また、12月シカゴ購買部協会景気指数も前月(52.9)から低下が予想(51.8)されている。ただ、年末を控え、市場参加者が減少、動きが増幅される可能性はある。レンジは108円50銭から114円50銭どころか。

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[トルコ・リラ/円] PKK掃討作戦続く



トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ軍参謀本部声明によれば、トルコ国内・イラク北部に於ける「PKK(クルド労働党/非合法武装組織)掃討作戦」は継続される。26日にはイラク北部のPKK拠点8ヶ所を空爆により越境攻撃、このところ頻繁に越境攻撃が繰り返されているが、声明にあるように今後も掃討作戦が続くとすれば、事態改善を期待することは難しい。ただ、現時点ではイラクの制空権を握る米国が同国の攻撃を容認、局地戦でもあることから経済に及ぼす影響は軽微と判断して良いだろう。ただ、軍事行動でありエスカレートする可能性も否定できず、動向から目を離すことはできない。現時点では「突っ込み買い方針」維持は可能と見ている。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。

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[豪ドル/円] 投資資金還流



豪ドル/円は突っ込み買い、欧米5中銀による資金供給策が奏功し「信用不安」が後退、リスクを取る動きが活発化、高金利通貨としての豪ドルに投資資金が還流、豪ドル/円も上値追いに弾みがついている。資源国通貨として安定した上昇が見込めるだけに、「信用不安」後退に対する反応が早いことを裏付ける展開だ。ただ、金融市場に絡む不透明性が払拭されたとは言えず、慎重に買い場を選ぶ姿勢は維持したい。高値目標は108円00銭。

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[英ポンド/円] 調整買い先行か



英ポンド/円は突っ込み買い、ドル売り圧迫増大を背景に英ポンド/円も上値追いとなっているが、目先筋・ポジション調整による買いと見られ、大きくポジションを買いに傾けることは避けたい。一方、英ポンド/円を圧迫する「金利先安観測」だが、現時点ではインフレ圧力が増大する恐れもあり、BOE(イングランド銀行)が「指標見極め」を選択する可能性をかなり残している。高値目標は228円50銭-229円50銭。

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[ユーロ/ドル] 米・小売売上見通し不透明化



ユーロ/ドルは逆張り、欧米5中銀による資金供給策が功を奏し「信用不安」に対する警戒感が緩和したことを受け「リスクを取る」動きが活発化、目先筋によるユーロ買いが先行、ユーロ/ドルは上げ足を速めている。ただ、大手筋には追随する向きは見当たらず、取引量も低下している状況では、追随買いを入れることはリスクを抱え込むことにもなりかねないだけに「逆張り方針」を転ずる場面ではない。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 不安後退背景に上昇



ユーロ/円は突っ込み買い、米・クリスマス商戦不振との見方から米・小売売上高見通しが弱気に傾き、対ユーロでドルが売られたことを受け、ユーロ/円も上昇幅を拡げた。ただ、目先筋による投機的な買いが中心と見られ、上昇基調に転じたと判断するには時期尚早と言える。追随買いは避け、丁寧に突っ込みを拾う姿勢は維持したい。高値目標は166円00銭-167円00銭。

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[ドル/円] 「信用不安」警戒感緩む



ドル/円は突っ込み買い、「年末・クリスマス休場明け・欧州市場休場」から内外市場とも参加者が少なく、取引は総じて閑散となっており、取引量も低下している。米・12小売売上高見通しが低調となり、ドルは対主要通貨で売られる格好となっている。一方、円は「信用不安」に対する警戒感が緩んだことから、目先筋を中心に売り圧迫が増大しており、対ドルでも軟調に推移している。ただ、大手筋の大半はポジション調整を済ませ、積極的にポジションを構築する動きも目立たないことから狭いレンジを推移する展開となりそうだ。経済指標動向だが、米・11月耐久財受注は前月(10月/0.2%減少)から増加に転じた予想されており、2.0%程度の増加が見込まれている。一方、米・12月消費者信頼感指数は不透明な市場動向を反映して、前月(11月/87.3)から低下が予想(12月予想/86.5)されている。また、米・週間失業保険申請件数は34.2万件と予想され、前週(34.6万件)から減少が見込まれている。ただ、取引量が減少しており、目先筋の動きが増幅され易い状況だけに確りした方針で臨みたい。レンジは108円50銭から114円50銭どころか。



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[南ア・ランド/円] 金利先高見通し強まるか



南ア・ランドは突っ込み買い、ANC(南アフリカ民族会議/与党)党首に新しく選ばれたジャコブ・ズマ氏は、南アフリカ次期大統領として最有力視されているが、同氏は現在の経済政策を維持する方針を示しており、大統領交代に絡む不安が払拭された格好となった。現時点では、国際的なイベントを控えたインフラ整備による「建設ラッシュ」、消費層拡大による「需要増大」を背景にインフレ圧力が高く「金利見通し」は上向き。新指導者が公約に違わず経済政策を維持すれば、利上げ見通しは更に強まる可能性が高い。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 不安後退は買い



豪ドル/円は突っ込み買い、「信用不安」後退を背景に豪ドル/円は確りした推移を維持している。「リスクを取る」動きが活発すれば上値追いに転じ、後退すれば軟化する展開だ。一方、オーストラリアは資源国として成長が期待され、経済システムの安定度でも信頼が置ける。投資資金動向に左右され易いという問題はあるが、長・中期的にも買い方針が維持できる通貨として扱いたい。高値目標は108円00銭。



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[英ポンド/円] 金利先安見通しが圧迫



英ポンド/円は突っ込み買い、住宅関連指標減速・金融市場混乱緩和を勘案すれば「利下げ」観測に軍配が上がるが、利下げによる「英ポンド下落」が需要期にある原油、上昇基調が続く食品価格に与える影響を考慮すれば、「据え置き」観測も無視できず、「利下げ」を織り込んだポジション構築には賛成できない。雇用・消費関連指標見極めを優先する慎重な対応を勧めたいところだ。高値目標は228円50銭-229円50銭。

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[ユーロ/ドル] 不安後退からユーロ優勢に



ユーロ/ドルは逆張り、欧米5中銀による資金供給策が奏功し「信用不安」に対する警戒感が後退するなか、ユーロが対ドルで戻り基調を辿っている。現時点では、ポジション調整が中心と見られ、「クリスマス休場」明けの動きを注目したい。一方、「信用不安」は後退しただけであり、市場は不安定な状況から抜け出したとは言えず、当面はポジションを一方に傾けない「逆張り方針が妥当だ。レンジは1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。



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[ユーロ/円] インフレ動向に注目



ユーロ/円は突っ込み買い、このまま「金融不安」に対する警戒感が後退する可能性は極めて低く、ECB(欧州中央銀行)もインフレ抑制だけに力を注ぐことは難しい状況。この状況下で「利上げ」を実施すれば、EU(欧州連合)域内金融機関に打撃を与えるだけでは収まらず、ユーロ高を招いて輸出動向にも影響を与えかねないだけに、金融市場混乱に目処が立つまではECBも模様眺め姿勢を維持する見通しだ。高値目標は166円00銭-167円00銭。

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[ドル/円] 欧米休場から地合変わらず



ドル/円は突っ込み買い、主要市場が「クリスマス休場」となり、ポジション調整中心に推移している。欧米5中銀による資金供給対策が奏功、中銀が期待した効果(短期金利低下)を得られたことから、「金融不安」が後退しており、ドル/円は底堅い推移を維持しているが、サブプライム問題に絡む損失計上は今後も続く見通しであり、市場が不安定化する可能性は極めて高い。政策金利が主要国中では最も低いだけに「円買い」は考え難いが、サブプライム問題が景気先行き見通しに絡んでおり、「ドル」は売り買い交錯から波乱含みの推移が続くことは避けられず、ドル/円も不安定な推移を見込んだポジション構築が必要となっている。当面、安値を丁寧に買い拾う「突っ込み買い方針」を維持することが妥当と言える。レンジは108円50銭から114円50銭どころか。

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〔トルコ・リラ/円] 国境緊張続く



トルコ・リラは突っ込み買い、22日にPKK(クルド人労働者党/非合法武装組織)掃討を的にトルコ軍は、イラン国境を越えPKK拠点と看做される地域に爆撃を加えた。米国もトルコ軍によるPKK越境攻撃を容認、イラク・トルコとの間で軍事的衝突が発生する懸念は後退したが、攻撃が激化した場合に米国が態度を変える可能性は否定できず、イラク国境動向から目を離せない状況だ。「国境緊迫」に対する警戒感低下、「信用不安」後退からトルコ・リラの地合は底堅さを取り戻しており、突っ込み買い方針を維持したい。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 不安後退には時間



豪ドル/円は突っ込み買い、投資対象とされる高金利通貨、資源国通貨としての二面性を持つ豪ドルは、欧米株価・アジア株価動向に影響を受け易い。「信用不安」が遠退けば買いが優勢となり、警戒感が強まれば地合が緩む。当面、欧米金融市場に絡む「信用不安」が払拭される可能性が低いだけに安定した地合は期待し難く、突っ込み買い方針を維持することが得策といえる。高値目標は108円00銭。



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[英ポンド/円] 住宅関連指標減速を嫌気



英ポンド/円は突っ込み買い、英・12月住宅平均価格(イングランド・ウェールズ)が3ヶ月連続して低下、08年も価格上昇率低下が見込まれている。一方、大半のアナリストが予想した消費関連指標低下には不透明性が絡み、現時点ではBOE(イングランド銀行)追加利下げ率は市場が見込むほどではなく50%を割り込んでいると見ている。高値目標は228円50銭-229円50銭。

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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢に



ユーロ/ドルは逆張り、欧米株価上昇を背景とした「信用不安」後退から、ドル買いも増勢を辿るが、ユーロは買い戻しが押し上げる格好となり、上げ幅でドルを上回っている。ただ、欧米金融市場はともに不安定であり、株価に変動があればユーロ・ドルが受ける影響は他通貨に比べて増幅される傾向が強い。当面、ポジションを傾けない逆張り方針を維持したい。値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。



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[ユーロ/円] インフレ動向に関心



ユーロ/円は突っ込み買い、欧州株式市場が堅調な推移を維持、ユーロ/円もジリジリと水準を上げている。「信用不安」後退に連れて、インフレ圧迫増大見通しを背景とした「利上げ観測」も再浮上する気配を見せており、目先筋を中心としたユーロ買いが活発化する可能性もある。ただ、ECB(欧州中央銀行)金融政策に幾分かは余裕が生じたとは言え、難しい局面を抜けたとの判断はできず、ユーロ/円も上値の重い状況が続く見通し。高値目標は166円00銭-167円00銭。

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[ドル/円] 株価動向に注目



ドル/円は突っ込み買い、株価上昇を背景に「信用不安」が後退、ドル買いが増加。一方、「リスクを取る」動きが活発化、円は「キャリー取引」活発化から売り圧迫が増大。ドル/円は114円台に上昇している。米株価上昇は証券大手メリル・リンチ大幅増資が好感され買いが先行したことだが、クリスマス休暇に入り市場参加者が大幅に減少しているだけにこのまま上昇が続くとの見方は限られている。明日は「クリスマス」となり、主要欧米系市場は休場となる。年末を控えて、ドル/円も動きが限定される見通しだが、サブプライム問題に絡んだ「信用不安」が払拭されたとは言い難く、依然として不安定な地合であり、積極的にポジションを構築する場面ではない。当面、突っ込みを丁寧に買い拾う姿勢を維持したい。レンジは108円50銭から114円50銭どころか。

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[アイスランドクローナ/円] 政策金利据え置き



アイスランド・クローナは突っ込み買い、アイスランド中央銀行は20日に開催された臨時金融政策決定会合で、金利据え置き(13.75%)を決定した。また、直前の市場予想でも「利上げ確率」が30%を割り込んでいた。欧米金融市場動向不安定化を勘案すれば妥当な決定と言えるが、雇用逼迫によるインフレ圧力は依然として高く、政策金利は上向き傾向が続くと見ている。「追加利上げ観測」が再浮上する可能性も高く、突っ込み買い方針は維持。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。

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[豪ドル/円] 地合不安定化



豪ドル/円は突っ込み買い、高金利通貨としての側面を持つだけに「信用不安」を背景とした投資資金動向に左右される展開から抜け出すことが難しく不安定な推移が続いている。反面、資源国通貨としては、中国・インドを中心に原材料需要は増大傾向にあり、資源を巡る開発競争も激しくなっておりことから、今後も高い成長を維持することが確実視されている。買い方針は維持、慎重に買い場を選ぶ姿勢で臨みたい。高値目標は108円00銭。



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[英ポンド/円] 利下げ観測が上値圧迫



英ポンド/円は突っ込み買い、昨日発表された英・07年第3四半期経常収支は、200億ポンドと過去最高を更新したことから「利下げ観測」が拡大、英ポンド/円を圧迫する背景となっている。一方、利下げ決定に際して考慮されたインフレ圧迫だが、原油・食品価格は上値を窺い、消費関連指標がBOE(イングランド銀行)の減速期待に反する可能性も残り、追随売りは避け、下値見極めを優先したい。高値目標は229円50銭-230円50銭。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、ユーロ・ドルともにサブプライム問題に絡んだ金融市場混乱を背景とする「信用不安」を抱え地合は不安定しているが、「信用不安」を推し量る指標として注目される株価動向がドルを下支える格好となりドルが優勢を維持している。対ユーロで売りが先行したドルが優位に立っている格好だが、ユーロを支えてきたユーロ圏景気にも不透明性が絡むだけにドル優勢が続く見通し。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 下値模索



ユーロ/円は突っ込み買い、ユーロ圏はこのところ過熱気味に推移してきた景気動向を背景にインフレ圧力増大傾向が指摘され、景気先行きに不透明性が絡み始めている。ECB(欧州中央銀行)もサブプライム問題を背景とした金融市場混乱収拾に目処が立たない現状では、「利上げ」によって発生するリスクが高いだけに動き難いところだ。当面、「利上げ」を期待した向きのポジション調整売りが上値を圧迫する可能性があり、下値を模索する展開が続く見通し。高値目標は165円00銭-166円00銭。

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[ドル/円] 不安定な地合続く



ドル/円は突っ込み買い、新規失業保険申請件数は34.6万件と市場予想(中央値/33.5万件)を上回り、フィラデルフィア連銀指数は-5.7と前月(+8.2)から低下、ドル/円売り材料には事欠かなかったが、結果的には軟調程度に踏み止まる展開となった。欧米金融機関が相次いでサブプライム問題に絡んだ損失を計上したことから「信用不安」が拡大、ポジション調整買いが入り、ドル/円を押し上げた。一方、ドルは、円を除く主要通貨に対しては総じて確りした推移を維持、背景には「信用不安」を推し量る指標として注目される株価動向があり、米・有力金融機関が相次いで損失・赤字決算を発表するなか、米株式は他セクターの好業績が「景気後退懸念」を押し戻す格好となり上昇したことがドルを支える要因と見られる。米国時間には注目度が高い、米・11月PCE(個人消費支出)が発表されるが、市場予想(0.6%増加)は前月(0.2%増加)を上回り、コア・PCE価格指数・市場予想(0.2%上昇)も前月と同水準となっている。当面、クリスマス休暇・年末を控えるだけに波乱含みの展開だが、突っ込み買い方針は維持したい。

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