ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-12

[トルコ・リラ/円] イラク国境緊迫化



トルコリラは突っ込み買い、現在、トルコ中央銀行は「金融緩和姿勢」を維持しており、政策金利水準はジリジリと下げる方向にあるが、金利水準は16.25%(11月15日決定)と群を抜いて高い水準にあり、投資妙味を十分に残している。ただ、11月30日に懸念していたPKK(クルド労働者党/武装組織)に対するトルコ軍の攻撃が行われ、紛争による通貨下落が警戒される。現時点で越境攻撃はヘリコプターによる空爆、砲撃の他、特殊部隊による攻撃だが、米国・イラクの対応次第では更に攻撃が激しくなる可能性もあり、当面は模様眺め姿勢を維持することを勧めたい。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 標発表受け軟化



豪ドル/円は突っ込み買い、オーストラリア連邦統計局が3日発表した豪・10月財・サービス貿易収支(季節調整済み)は、29億8300万豪ドルの赤字と市場予想(中央値/18億6000万豪ドル)を上回る弱い内容となり豪ドル売りが増加したが、地合軟化にはこのところの商品相場下落も影響しており、押し目を形成する可能性も高い。ただ、商品相場軟化は短期的な動きと見られることから買い方針は維持。高値目標は109円00銭。



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[英ポンド/円] 利下げ観測絡む



英ポンド/円は突っ込み買い、政策金利に対するMPC(金融政策委員会)メンバーの発言は区々だが、「据え置き」「利下げ」で意見の相違が窺われ、一概に「利下げ観測」を否定することは難しい。ノーザン・ロック問題は買収によって解決の方向だが、他の英金融機関にも損失計上懸念が残るだけに金融市場混乱は未だに続いていると言える。高値目標は231円50銭-232円00銭。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、「金利差拡大観測」を背景とした目先筋によるユーロ買いがユーロ/ドルを押し上げてきた要因だが、金融市場混乱収拾に目処が立たないことからECB(欧州中央銀行)も「利上げ」を強行することが難しく、「米金利下げ見通し」もドル下落によるインフレとの微妙なバランス調整から大幅な利下げを期待し難い状況に陥り、目先筋によるユーロ買いポジション整理が進んでいる。当面、下値目処は1.4500-1.4600ドル近辺と見ている。

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[ユーロ/円] 欧州市場にも信用不安波及



ユーロ/円は下値見極め、サブプライム問題に絡む金融機関損失計上は米金融機関に多く発生しているが、欧州金融機関にも同様の損失が計上されるとの懸念も拡大、欧州債券を押し上げる主な要因の一つとなっている。また、ユーロ高にも関わらず、インフレ率は上昇基調にあり、信用不安が景気減速に繋がればインフレと同時進行する可能性も高まっている。当面、ユーロは高値修正場面と見て、下値見極めを優先したい。高値目標は167円00銭。

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[ドル/円] 上げ基調転換には時間必要



ドル/円は突っ込み買い、米株価指数は週間ベースで上昇したが、本格的な上昇には「信用不安」が障害となり時間が必要と見ている。現時点で、米株式動向に左右され易いドル/円も上値追いに転じたと見るには時期尚早と言える。S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)など有力格付け機関によるサブプライム関連債券「格下げ」が続くだけにサブプライム問題に絡む米金融機関の損失計上は今後も拡大する可能性が高いことに加え、信用収縮が実体経済に与える影響が懸念されるなか、住宅関連指標は依然として底を打つ気配はなく、ドルが対主要通貨で下落していることからインフレ懸念も浮上するなど景気先行きに絡む不透明性を払拭することも難しい状況。金利先行き見通しもFRB(連邦準備制度理事会)は「金融緩和姿勢を維持する」との見方が根強いだけにドルは対主要通貨で売られ易く、不安定な地合が続く見込みだ。また、112円台に接近する過程で上値抵抗が強まる可能性があり、高値追いはリスクを抱えることになりそうだ。ドル/円も突っ込みを狙う慎重な買い対処が基本と言える。



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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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