ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-12

[トルコ・リラ/円] テケル買収計画浮上



トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ経済に対する積極的な関与姿勢を転換しつつある同国政府は、政策転換の一環として「テケル(国営タバコ会社)」売却を意図しているが、ドアン・シルケトラー・グルブ・ホールディング(トルコ最大のメディアグループ持ち株会社)は、米シティ・ブループ・ベンチャーキャピタルと組んで、「テケル」買収に乗り出す見通し。買収金額は不明だが、2003年の買収提示案から推測すると12億米ドル以上が予想される。今後もトルコ政府は、経済関与低減化を進める姿勢を維持すると見られ、海外からの投資資金流入拡大が期待される。ただ、現状では「イラク国境緊張状態」が解消されず、積極的な買い方針は勧められない。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 米株価動向に注目



豪ドル/円は突っ込み買い、高金利通貨としての側面を持つ豪ドルは、現時点で「信用不安」を推し量る指標とされる株価動向に左右される場面が目立つが、株価に連動しての「ドル安」は、資源国通貨としての豪ドルを押し上げる要因となるだけに動きを掴むことが難しい状況となっている。ただ、米政府が不完全とは言え「サブプライムローン借り手救済策」を発表しただけに下値抵抗も強まる見通しだ。高値目標は108円00銭。



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[英ポンド/円] 英経済指標に注目



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は利下げを決定したが、市場ではBOE金融政策が「緩和姿勢」に転じたと見る向きもあるが、金融市場混乱を背景とした「利下げ」と受け取る向きもあり、英ポンド/円も動きが不安定化する可能性が高い。インフレ率がイングランド銀行目標値(2.0%)を上回る水準を推移すれば、英ポンド/円が戻す展開となる見通し。値目標は230円50銭-231円00銭。



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[ユーロ/ドル] 株価・金利動向に注目



ユーロ/ドルは逆張り、サブプライム問題に絡む金融機関損失拡大懸念をドル・ユーロ共に抱えており総じて動き難い展開。特に、FOMC(連邦公開市場委員会)が迫るだけにポジション調整を中心とした動きとなりそうだ。ただ、FOMC動向に関しては「利下げ幅」を巡る思惑が交錯しており、乱高下場面に陥る可能性もある。下値は1.4500ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



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[ユーロ/円] ECB総裁発言を警戒



ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)金融政策決定後の会見で、トリシェECB総裁がインフレに対し「強い警戒感」を示したことで「利下げ観測」が後退、目先筋によるポジション調整を背景に底堅い推移を維持するユーロ/円だが、金融市場混乱収拾に目処が立たず、EU(欧州連合)金融機関にもサブプライム問題に関連した損失計上懸念が絡むだけに上値は重い。ただ、欧州株上昇・米大幅利下げ観測拡大は上げ要因となる見込み。高値目標は165円00銭。

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[ドル/円] FOMC控え動き鈍化



ドル/円は突っ込み買い、前週に発表された米経済指標の中で、FOMC(連邦公開市場委員会)動向絡みから最も市場の関心が高かった11月雇用統計・非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は、9.4万人とADP(オートマティック・データ・プロセッシング)雇用報告を受け上方修正された市場予想(9万人/修正値)を上回る確りした内容となり、ドル/円は底堅い推移となったが、「大幅利下げ(0.50%)観測」を後退させ、米株式は堅調を維持したものの小幅な上げ幅に止まり、ドル/円も上値は抑えられた。今日、米国時間に発表される米・10月中古住宅販売留保は、問題は残すものの「サブプライムローン借り手救済策発表」が発表された後でもあり、FOMCを控えていることから市場反応も限定される見通しだ。ただ、現時点でも「大幅利下げ」を見込む向きが30%を超えており、米・10月中古住宅販売留保が極めて弱い内容となれば、ドル/円を圧迫する要因となる可能性を残している。当面、ドル/円は、突っ込みを狙う慎重な買い対処が基本。レンジは107円50銭から111円50銭どころか。

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