[南ア・ランド/円] インフレ圧力は強い

南ア・ランドは突っ込み買い、12月初旬に南ア中銀は、今年に入り4度目となる「追加利上げ」を実施したが、「インフレ懸念」を背景に金価格が上昇基調を維持、供給増大を見込んだ買いからプラチナ価格上昇に拍車が掛かるなど、同国を支える主要産業の一つである鉱山業界に好影響を及ぼす状況が続いている。また、イベント開催を見据えた南ア政府によるインフラ整備が、「建設ラッシュ」を招くなど、インフレ率を押し上げる材料には事欠かない状態。南ア中銀も「引締め姿勢」を維持する可能性が極めて高く、政策金利は上向きに推移する見通し。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル/円] 政策金利は上向き

豪ドル/円は突っ込み買い、欧米金融市場不安定化を背景に「リスク回避」傾向が強まり、高金利通貨としての側面を持つ「豪ドル」は、投資資金動向に左右される場面が目立っている。また、「金利上昇観測」が後退したことも地合を軟化させる要因だったが、RBA(オーストラリア準備銀)議事録発表を受け「引締め政策維持」が確認されたことから地合が底堅さを取り戻したようだ。高値目標は108円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[英ポンド/円] 経済指標は底堅いか

英ポンド/円は突っ込み買い、目先的には「短期金融市場流動性供給策」効果(銀行間金利低下)に注目が集まっているが、効果が現れない場合には「英ポンド」が「ユーロ」に比べ、抵抗力が強いと見られる。「インフレ警戒」浮上から「金利先安観測」が後退、経済指標が底堅い推移を維持する可能性もあるだけに、下振れに陥った場合でも立ち直りは早いと見ている。高値目標は230円50銭-231円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ/ドル] 対策効果次第の動き

ユーロ/ドルは逆張り、インフレ警戒に関しては「ユーロ」が不利な状況だが、金融市場が抱える不透明性でも「ユーロ」が不利な状況に陥る可能性が高まるなど、現状ではユーロ/ドルは下値を模索する格好となっている。ただ、「短期金融市場流動性供給策」効果(銀行間金利低下)が現れれば、調整買いからユーロ/ドルは上昇する可能性が高い。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ/円] 短期金利動向を注目

ユーロ/円は突っ込み買い、欧米中銀5行の協調による「短期金融市場流動性供給策」効果次第の動きだが、効果(銀行間金利低下)が現れれば「金融市場混乱」「インフレ抑制」と相反する要因の狭間で、微妙な政策運営を強いられているECB(欧州中央銀行)にも好影響が期待される。「短期金融市場流動性供給策」効果に関してだが、抜本的な対策ではないだけに「調整買い」を誘発する程度に止まる可能性は高い。高値目標は166円00銭-167円00銭。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ドル/円] 中銀流動性供給策効果見極め

ドル/円は突っ込み買い、FRB(連邦準備制度理事会)を含め、欧米中銀5行の協調による「短期金融市場流動性供給策」の効果が注目されるが、欧州市場で欧米中銀が期待する効果(銀行間金利低下)が現れなければ、「株安・債券高」が続く可能性が高く、ドル/円は上値を圧迫される見通しだ。ただ、現時点で最も「短期金融市場流動性供給策」の影響を被るのはユーロと見られ、ユーロ動向次第の動きとなりそうだ。一方、経済指標動向だが、米・11月住宅着工件数予想は118万戸(年率換算)と前回(10月/122万9000戸)を下回り、既に弱い内容が予想されているだけに、大幅に市場予想を下回らなければ、影響は限定される見通しだ。また、国内株式が下落基調から抜け出せないこともドル/円を下支える要因となっている。当面、ドル/円は突っ込み買い方針を維持。レンジは108円50銭から113円50銭どころか。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |