ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-01

[南ア・ランド/円]08年GDP成長率見通し

ランド円0124

南ア・ランド/円は突っ込み買い、南アフリカ政府は2008年実質GDP(国内総生産)見通しを4.50%と見込んでいるが、2006年実質GDP成長率が5.0%であったことを考慮すると控えめな予想だ。また、2007年政府実質GDP成長率予測は4.40%だったが、同国財務省は4.90%と見ており、2007年も政府見通しを上回る水準を達成する可能性が高い。米景気後退懸念を背景に投資資金の流動性が高まり、高金利通貨である南アランドも不安定な推移だが、経済基盤が確りしているだけに買い方針が妥当。ただ、不安定な地合を考慮、突っ込みを買い拾う慎重な対応を勧めたい。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



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[豪ドル/円]調整一巡待ち

豪ドル円0124

豪ドル/円は突っ込み買い、豪ドルは「2月追加利上げ」観測を背景に底堅い推移となる見通しだが、米景気先行き不安が「投資資金流動性」を高めている現状では、追随買いはリスクが高く、消極的な買い方針を選択することが妥当。緊急利下げ・米政府による景気刺激策などから米景気先行き不安は和らいでいるが、極めて不安定な状態が続くだけに買い場を慎重に選ぶことが不可欠と言える。高値目標は102円00銭。



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[英ポンド/円]利下げ観測優勢

ポンド円01242

英ポンド/円は下値模索、「追加利下げ」を見送った英・1月MPC(金融政策委員会)議事録が発表されたが、市場予想(7対2)に反し8対1で「利下げ」が見送られた経緯が明らかとなり「利下げ観測」はやや後退したが、依然として市場は「利下げ観測」が優勢だ。また、議事録では、インフレ見通しが著しく悪化したと分析されており、その後の英ポンド下落がインフレ動向に与えた影響が注目される。高値目標は210円00銭-211円00銭。




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[ユーロ/ドル]金利差消化優先

ユーロドル0124

ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(公開市場委員会)緊急利下げは、FRB(連邦準備制度理事会)の「非常事態宣言」であり、今後は「景気減速回避」に向け「追加利下げ」を含め、選択可能なあらゆる対策を打つ出す可能性が高い。一方、ECB(欧州中央銀行)は慎重な姿勢を崩さず、利下げに対しては消極的であり、当面は「金利差拡大消化」が優先される展開となる見通し。下値は1.4500ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。




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景気減速傾向

ユーロ円0124

ユーロ/円は下値模索、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、インフレ動向に注目した金融政策運営姿勢を維持すると言明、「利下げ」に対して消極的である。既にユーロ圏経済指標には景気減速傾向が現れており、現時点で「利下げ」を見送れば、事態が更に悪化する可能性がジリジリと高まっている。一方、インフレ率は「高止まり状態」が続いており、ECBも安易に「利下げ」を決定できない状況と言うことは理解できる。当面、ECB動向を窺いながら、上値の重い推移が続く見通し。高値目標は159円00銭-160円00銭。



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[ドル/円]不安定な地合

ドル円0124

ドル/円は下値模索、序盤に下押した米株価動向に連動、ドル/円は一時、104円台に水準を下げる場面が見られた。その後、議会などで浮上した「金融保障会社救済計画」を受け、下振れリスク警戒感が和らぎ買いが急増、株価は下値圏から大きく切り返し、300ドル近くも前日を上回る水準で取引を終えた。ドル/円も株価上昇に連動する格好となり、106円台後半に戻した。信用リスクを推し量る指標として注目される株価動向に左右される展開だが、株価上昇幅が極めて大きく、株式市場で下値警戒感が拡大していることを裏付ける証と言えそうだ。また、FRB(連邦準備制度理事会)による大幅利下げに対し「批判的な意見」も聞かれるが、米経済が世界経済に与える影響は「世界同時株安」が発生した経緯を見ても極めて大きく、ECB(欧州中央銀行)のような優等生的対応は許されない。また、緊急FOMC(公開市場委員会)声明を見ても「かなりの景気下振れリスクが残る」と表明、景気後退回避に向けた強い姿勢が示されている。当面、ドル/円も株価動向に左右される展開となる見通しで、不安定な推移だが「下値を買い拾う」方針を維持したい。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。




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[トルコリラ/円]中銀、金融緩和姿勢に関し

トルコ円0123

トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ中央銀行は「先行き安定化見通し」を背景に金融緩和姿勢を維持、先週(1/17日)も追加利下げ(0.25%)を決定した。トルコ政策金利は現時点で、15.50%と際立って高い位置にあるが、トルコ中央銀行が金融緩和姿勢を維持できる状況ではないと見ている。同国の2007年CPI(消費者物価指数)上昇率は8.39%と政府目標(4.0%)を大幅に上回っており、利下げを急げばインフレ高進を招きかねず、トルコ中央銀行もこの辺りで「中立的な姿勢」に回帰する必要があると見ている。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。




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[豪ドル/円]第4四半期CPIは確り

豪ドル円0123

豪ドル/円は突っ込み買い、オーストラリア連邦統計局から発表された07年第4四半期CPI(消費者物価指数)は前期から伸びが加速、堅調な消費動向を示す内容となった。また、米国では、大幅利下げが決定され「景気後退観測」がやや後退、豪ドル/円も確りした推移となっている。ただ、「米景気後退観測」は根強く、投資資金流動性低下も一時的な現象と言えるだけに地合安定には程遠い状況。当面、突っ込み買い姿勢を維持。高値目標は102円00銭。



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[英ポンド/円]利下げ観測拡大

ポンド円0123

英ポンド/円は下値模索、FOMC(公開市場委員会)緊急会合で、大幅利下げが決定されたことを受け、BOE(イングランド銀行)が「追加利下げ」を実施するとの観測が拡大している。消費関連指標に減速傾向も窺われ、BOEも追加利下げを決定し易くなったと言える。ただ、利下げ幅は0.25%程度に止まる見通し。当面、英ポンド/円も下値を模索する展開となりそうだ。高値目標は210円00銭-211円00銭。




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[ユーロ/ドル]緊急利下げ受けユーロ優勢に

ユーロドル0123

ユーロ/ドルは逆張り、米国に端を発したサブプライム問題は「米景気後退」を招きかねない事態を引き起こしている。危機感を募らせた米政府・FRB(連邦準備制度理事会)は、相次いで「景気刺激策・緊急利下げ」を打ち出し、景気後退回避に向け積極的に対応している。一方、ECB(欧州中央銀行)は、短期市場に対する資金供給を継続しているが、模様眺め姿勢を維持している。金利差を背景としたユーロ買いが再燃する可能性があり、ECBの対応が注目される。下値は1.4500ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



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[ユーロ/円]ECB動向に注目

ユーロ円0123

ユーロ/円は突っ込み買い、緊急会合でFOMC(公開市場委員会)は「大幅利下げ(0.75%)を決定、同決定を受け欧州株式市場は6営業日ぶりに反発(独・DAX指数を除く)したが、市場に拡大していた「米景気後退観測」を払拭することはできなかった。既に「景気減速」が兆すユーロ圏景気動向に対しECB(欧州中央銀行)がどのような姿勢を示すかが注目される。高値目標は159円00銭-160円00銭。



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[ドル/円]景気後退観測は根強い

ドル円0123

ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)緊急会合(22日)で、大幅利下げ(0.75%)を決定、政策金利(4.25%)は3.50%に引き下げられた。FOMC声明で、委員会は景気見通しの悪化と成長への下振れリスク拡大を鑑み、今回の措置を講じた」と利下げを説明。また、「かなりの景気下振れリスクが残る」と言明、「追加利下げ」を視野に入れた姿勢も示した。FOMCを来週に控えた緊急利下げだけに、市場にインパクトを与えることには成功したが、市場に拡大している「米景気後退(リセッション)」観測を払拭することは出来ず、米株価も下げ幅を大きく削ったがマイナス圏で取引を終えた。現時点で市場は、景気後退陥る確率を40-50%と見込んでおり、今後に発表される経済指標・株価動向に注目が集まっている。当面、不安定な地合が続くことは避けられず、下値模索から買い場探しといった消極的な強気方針で対応することが無難と言える。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。



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[南ア・ランド]株価下落が上値圧迫

ランド円0122

南ア・ランドは突っ込み買い、「資源国通貨・高金利通貨」と言う2面性を持つ南ア・ランドだが、「米景気減速警戒」を背景とする売り圧迫増大が南ア株式市場にも波及、前週末時点で年初来、7.26%下落している。米国株式は同期間に9.61%下落、景気の底堅さを反映した差と見られる。ただ、南ア株式市場では、投機筋によるポジション調整売りが大半を占めている模様で「売り過ぎ」とも受け取れる。南ア・ランドも投資資金流動化から不安定な動きを余儀なくされているが、資源国通貨としての確りしたベースがあるだけに「買い方針」を転じる必要はないと見ている。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



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[豪ドル/円]世界株安が響く

豪ドル円0122

豪ドル/円は突っ込み買い、前週末に米株式市場が下落したことが、週明け「世界同時株安」に繋がり、今日も米国市場休場にも関わらず株価下落が続いている。「高金利通貨」としての側面を持つ豪ドルも投資資金動向に左右され易く、投機筋を中心とするポジション調整売りを伴って下値追いとなっている。一方、豪経済は確りに推移する見通しであり、資源国通貨としての豪ドルには不安感はなく、買い場を探す好機と見ている。高値目標は102円00銭。



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[ユーロ/ドル]ユーロ売り続く

ユーロドル0122

ユーロ/ドルは逆張り、「米景気後退・EU(欧州連合)景気堅調」という構図が崩れ始めており、投機筋を中心にユーロ買いポジションを解消する動きが先行、ユーロ/ドルは修正安場面を迎えている。また、米主要金融機関決算も峠を越え、今後に発表が控えるEU域内主要金融機関決算発表がユーロ売りに拍車を掛ける可能性も高いことから当面は、ドルが優勢を維持する見通し。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。



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[英ポンド/円]金利見通しに思惑交錯

ポンド円0122

英ポンド/円は下値模索、BOE(イングランド銀行)金融政策に絡む思惑交錯から上下に振れ易い英ポンドだが、英ポンド/円は投機筋を中心にポジション調整売りが先行、下値を模索する展開となっている。現時点では、BOEはインフレ圧迫増大より景気維持を優先との見方が優勢となり上値の重い推移。ただ、英ポンド/円は調整売りが一巡すれば、戻す可能性が高く、下値見極め姿勢を維持したい。高値目標は210円00銭-211円00銭。

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[ユーロ/円]EU景気不透明化

ユーロ円0122

ユーロ/円は下値模索、ECB(欧州中央銀行)要人筋発言内容に変化が兆しており、EU(欧州連合)域内景気見通しが不透明化、投機筋を中心としたポジション調整売り先行からユーロ/円は下げ足を速めている。また、新たに売り攻勢を仕掛ける向きもあり、ユーロ/円は下値を模索する展開。「金利先高観測」を背景に買われてきただけに、修正場面が長引く可能性もあり、下値見極めを優勢したい。高値目標は159円00銭-160円00銭。



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[ドル/円]日銀、金利据え置き

ドル円0122

ドル/円、下値模索、日銀は「金融政策決定会合」で金利据え置き(0.50%)を決定した。市場予想通りの決定だが、国内景気先行き見通し不透明化から「金利先安観測」も浮上するなど、当面は現行水準が変更される可能性は低い。一方、米国市場は「キング牧師生誕記念日」のため21日は休場、今日から取引は再開されるが、前週末に米株式市場が下落したことを受け、アジア株式市場が下落、欧州株式市場も下落と「世界同時株安」が警戒され、国内株式市場も大幅に続落している。ドル/円は「米景気後退観測」拡大を背景に一時、105円台に水準を下げたが、現時点では106円近辺を推移している。ただ、これから開始される欧州・米国市場動向次第では、ドル/円が鋭角的に戻す可能性もあり、積極的に動き難い状況と言える。注目される経済指標も見当たらず、先ずは模様眺めから下値を見極めたい。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。

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[トルコリラ/円]ポジション点検

トルコリラ円0121


トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ中央銀行は前週(17日)に政策金利引き下げ(0.25%)を決定、15.50%とした。トルコ経済は高金利下で成長が鈍化、6年ぶりの低成長となったことからトルコ中央銀行も「金融緩和姿勢」に転換しており、当面はジリジリと金利水準が低下する可能性が高く、再点検して利下げに対応可能なポジションに修正する必要が生じている。ただ、金利差が極めて大きいだけに「買い方針」は維持。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。



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[豪ドル/円]PPI予想下回る

豪ドル円0121


豪ドル/円は突っ込み買い、21日に発表された豪・07年第4四半期(10-12月)PPI(生産者物価指数/輸出品を除く)は、前期比0.6%上昇(前年同期比2.8%上昇)と市場予想(前期比1.1%上昇/前年同期比3.3%上昇)を下回り「追加金利上げ期待」が後退、豪ドル/円も下押した。ただ、原材料価格上昇を背景に経済は堅調な推移が続いており「買い方針」は変わらず。高値目標は105円00銭。



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[ポンド/円]12月小売指数低下

ポンド円01211


英ポンド/円は下値模索、前週末(18日)に発表された英・12月小売売上高指数は、前月比0.4%低下(前年同月比2.7%上昇)と予想外(市場予想/前月比+0.2%/前年同月比3.4%上昇)のマイナスとなり、失望売りから英ポンド/円は下値模索を余儀なくされている。住宅関連指標に底打ち感が出始めているだけに消費関連指標悪化が景気先行き見通しに与える影響が警戒される。高値目標は215円00銭-216円00銭。




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[ユーロ/ドル]ドルが優勢を維持

ユーロドル0121


ユーロ/ドルは逆張り、米サブプライム問題に端を発する金融市場混乱は、ユーロ圏景気動向にも影響を与え始めており、これまでのようなユーロ圏景気見通しに対する楽観的な見方は少数派になりつつある。特に、市場参加者は殆どが懐疑的な見方に傾き、ポジション調整売りがユーロを圧迫している。米利下げによる「金利差拡大観測」を押し退け、ECB(欧州中央銀行)「利下げ観測」も一部に浮上、ユーロが上値の圧迫する要因となっている。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



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[ユーロ/円]高値警戒感

ユーロ円0121


ユーロ/円ドルは突っ込み買い、これまで通りにECB(欧州中央銀行)要人発言はトリシェ総裁を含め、インフレ抑制を前面に押し出す姿勢を示す内容だが、インフレリスクを高める要因として賃金上昇を掲げる発言が目立っている。独・仏を中心に「賃上げ交渉」に絡む労働争議が多発、賃上げ率上昇が見込まれるだけにECBも神経質になっているようだ。当面、景気見通し修正を背景に上値の重い推移となりそうだ。高値目標は160円00銭-161円00銭。



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[米ドル/円]景気後退警戒

ドル円0121


ドル/円は突っ込み買い、米景気後退懸念を背景にドル/円は不安定な地合が続いている。一方、国内景気見通しも今日から開かれている「日銀金融政策決定会合」では、昨年10月に発表された「展望リポート」中間評価が行われる予定だが、10月時点からかなり経済環境が悪化しており、全般的に下方修正される可能性が高く、国内景気先行き見通しは不透明化しているとの印象を市場に与えることになりそうだ。米景気も減速が見込まれるが、国内景気先行きも楽観視できる状態ではないことを念頭に置いて今後の方針を修正する機会と言える。米国市場(21日)は「キング牧師誕生日」のため休場となり、今日から明日にかけ動き難い状況だが、来週に開かれるFOMC(連邦公開市場委員会)を控え、米金利動向見通しがより意識された動きとなる見通し。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。

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[アイスランドクローナ/円] 地合不安定化懸念



アイスランド・クローナは突っ込み買い、「米国景気減速」観測を背景に投資資金動向が流動化しており、高金利通貨(政策金利=13.75%)であるアイスランド・クローナも地合が不安定化、買い場を慎重に見極める必要がある。また、USB(欧州大手金融機関)によるカウプシング銀行(アイスランド最大手)格下げ(1/17日)も気掛かりだ。カウプシング銀行は積極的な海外進出方針をとっており、買収による利益圧迫が背景と見られるが、同行経営が揺らげば、アイスランド経済が小規模なだけに影響が懸念される。当面、下値を見極める慎重な買い姿勢を勧めたい。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。



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[豪ドル/円] 米景気後退観測が重石



豪ドル/円は突っ込み買い、「米景気後退観測」が高まれば「投資資金流動性」が増大、豪ドルを圧迫する場面が目立っており、地合が不安定化していることは否めない。一方、オーストラリア主要輸出産品である「鉄鉱石価格」2008年価格見通しは40-70%上昇が見込まれるなど、資源国としての見通しは明るい。米国経済が下振れ傾向から抜け出せないだけに積極的な買い方針は勧められないが、突っ込み場面は買い方針で臨みたい。高値目標は105円00銭。

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[英ポンド/円] 利下げ観測が揺らぐ



英ポンド/円は突っ込み買い、ギープBOE(イングランド銀行)副総裁は、金融市場混乱により「利下げ圧迫」が強まるとの見解を示したが、物価上昇圧力増大を指摘して「金融政策」決定には「苦しい判断」を迫られると述べており、原油・食品価格高騰によるインフレ圧力増大を無視できない現状認識を示した。市場では「利下げ観測」が支配的だが、BOE判断は微妙と言える。高値目標は215円00銭-216円00銭。

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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米国景気が後退局面に入るとの警戒感が高まるなか、ユーロ/ドルは堅調なユーロ圏景気見通しを背景に上昇してきたが、このところのユーロ圏経済指標では、インフレ率高止まり、ユーロ上昇による貿易収支悪化など「減速傾向」が兆しており、買い一辺倒からの転換期を迎えている。当面、ポジション調整による圧迫増大が予想され、ドル優勢に推移する見通し。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



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[ユーロ/円] ユーロ景気に不透明性



ユーロ/円は下値模索、前日に発表されたユーロ圏・11月貿易黒字は26億ユーロ(季節未調整ベース)と市場予想(平均値/55億ユーロ)を大幅に下回った。ユーロ上昇・輸入増加が要因となっており、現行のユーロ水準がEU(欧州連合)域内景気を圧迫していることが確認された格好だ。また、金融市場混乱収拾に手間取り、ECB(欧州中央銀行)に有効な金融政策を打ち出し難い現状も考え合わせると「EU景気減速」を警戒する向きが増加していることも当然と言える。高値目標は162円00銭-163円00銭。

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[ドル/円] 下振れし易い展開



ドル/円は突っ込み買い、注目されたバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言は「景気支援のために実効ある追加行動を取る用意がある」と証言、市場では「大幅(0.50%)利下げ」観測が拡大した。ただ、議長証言には目新しい内容はなく、材料として既に織込み済みとなっており、市場への影響は限定された。一方、同日発表された米経済指標だが、フィラデルフィア連銀1月製造業景況指数、12月住宅着工件数はともに弱い内容となり、ドル売り圧迫を高める要因となった。また、米株価が下落したことも売り要因。ただ、ドル/円は弱含みとなったが、下げ幅は小幅に止まり「米景気後退観測拡大」に伴う「日本景気後退観測」が下値抵抗を生む背景となっている。当面、ドル/円は下振れし易い展開となる見通しだが、日本景気に改善傾向が認められなければ、下値が限定される可能性が高い。米国時間に発表される米経済指標は米・1月ミシガン大消費者信頼感指数(市場予想/75.0)、米・12月景気先行指数(市場予想/-0.1%)だが、影響は限定される見通し。レンジは104円00銭から110円00銭どころか。

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当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

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