[アイスランドクローナ/円] 利下げには時間差

アイスランド・クローナは突っ込み買い、米サブプライム問題に端を発した「信用不安」が、欧米市場を中心に経済を圧迫、各国政策金利は低下傾向にあり、経済規模を勘案すれば、高い水準にあるアイスランド政策金利(13.75%)も追随的に低下する可能性がある。一方、同国政策金利上昇は国内要因によるものであり、「利下げ」実施にも時間差が生じることから、金利差が縮小することは考え難い。当面、買いを中心とした対応が妥当と見ている。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。
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[豪ドル/円] 商品価格上昇

豪ドル/円は突っ込み買い、目先筋によるポジション整理売りが豪ドル/円を圧迫、上値の重い推移となっているが、投資資金流入により原油価格が100ドル台突破を窺い、穀物価格も上値追いを続けている。「高金利通貨」「資源国通貨」の両面を併せ持つ豪ドルにとっては、動き難い場面と言える。ただ、世界的な資源獲得競争の最中にあり、「買い方針」は維持したい。高値目標は108円00銭。
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[英ポンド/円] 利下げ観測拡大

英ポンド/円は突っ込み買い、現時点で英・政策金利は5.50%と高い水準にあり、ある程度の経済指標減速が見込めれば、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を決定する可能性は高い。また、前回のMPC(金融政策委員会)が、全員一致で「利下げ」を決定したことも「利下げ観測」を拡大させている。反面、消費関連指標はBOEが予想する範囲を超える可能性もあり、原油・食品価格高騰が続くだけに「緩和姿勢」を維持することは難しい状況であることも無視できない。高値目標は225円50銭-226円50銭。
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[ユーロ/ドル] 金利差解消を懸念

ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)が「利下げ(0.25%)」を実施すれば、政策金利は4.00%となる。EU(欧州連合)政策金利との差が解消されることになり、ユーロ/ドルは上値を試す可能性は高い。ただ、これ以上のユーロ/ドル上昇はEU経済を圧迫する恐れがあり、景気減速が圧迫要因となる可能性が増大する。米・EUともに景気見通しに不透明性が絡むだけに「逆張り」方針維持が妥当なところだ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] ECB動向に注目

ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内のインフレ率が高い水準にあり、ECB(欧州中央銀行)金融政策動向に関心が集まっている。ただ、金融市場混乱収拾に目処が立たない現状で「利上げ」を強行すれば、未だに足元が確りしない金融機関に打撃を与えるだけでなく、EU経済にも悪影響を及ぼす恐れもあり、当面は現状を維持する見通しだ。高値目標は165円00銭-166円00銭。
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[ドル/円] 不安定な推移

ドル/円は突っ込み買い、米国時間に発表される米・12月雇用統計内容次第の展開だが、サブプライム問題が絡む、住宅セクター低迷が長期化するとの見通しが大勢を占めており、強い内容となった場合でも、目先筋を中心としたドル売りが入り易く、不安定な推移が続く見込みだ。また、FRB(連邦準備制度理事会)「追加利下げ観測」も根強いことも圧迫要因だ。ただ、「利下げ幅」に関しては、ドル下落によるインフレ圧迫増大を招く可能性が極めて高く、FRBが大幅利下げ(0.50%)を実施することは考え難い。米・12月雇用統計だが、市場予想(中央値)では、非農業部門雇用者数が7.0万人増加(前月/9.4万人増加)、失業率は4.8%(前月/4.7%)を見込んでいる。同発表が、市場予想レンジに近い内容なら、レンジは108円50銭から114円50銭どころか。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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