ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-01

[アイスランドクローナ/円] 利下げには時間差



アイスランド・クローナは突っ込み買い、米サブプライム問題に端を発した「信用不安」が、欧米市場を中心に経済を圧迫、各国政策金利は低下傾向にあり、経済規模を勘案すれば、高い水準にあるアイスランド政策金利(13.75%)も追随的に低下する可能性がある。一方、同国政策金利上昇は国内要因によるものであり、「利下げ」実施にも時間差が生じることから、金利差が縮小することは考え難い。当面、買いを中心とした対応が妥当と見ている。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。

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[豪ドル/円] 商品価格上昇



豪ドル/円は突っ込み買い、目先筋によるポジション整理売りが豪ドル/円を圧迫、上値の重い推移となっているが、投資資金流入により原油価格が100ドル台突破を窺い、穀物価格も上値追いを続けている。「高金利通貨」「資源国通貨」の両面を併せ持つ豪ドルにとっては、動き難い場面と言える。ただ、世界的な資源獲得競争の最中にあり、「買い方針」は維持したい。高値目標は108円00銭。

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[英ポンド/円] 利下げ観測拡大



英ポンド/円は突っ込み買い、現時点で英・政策金利は5.50%と高い水準にあり、ある程度の経済指標減速が見込めれば、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を決定する可能性は高い。また、前回のMPC(金融政策委員会)が、全員一致で「利下げ」を決定したことも「利下げ観測」を拡大させている。反面、消費関連指標はBOEが予想する範囲を超える可能性もあり、原油・食品価格高騰が続くだけに「緩和姿勢」を維持することは難しい状況であることも無視できない。高値目標は225円50銭-226円50銭。

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[ユーロ/ドル] 金利差解消を懸念



ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)が「利下げ(0.25%)」を実施すれば、政策金利は4.00%となる。EU(欧州連合)政策金利との差が解消されることになり、ユーロ/ドルは上値を試す可能性は高い。ただ、これ以上のユーロ/ドル上昇はEU経済を圧迫する恐れがあり、景気減速が圧迫要因となる可能性が増大する。米・EUともに景気見通しに不透明性が絡むだけに「逆張り」方針維持が妥当なところだ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] ECB動向に注目



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内のインフレ率が高い水準にあり、ECB(欧州中央銀行)金融政策動向に関心が集まっている。ただ、金融市場混乱収拾に目処が立たない現状で「利上げ」を強行すれば、未だに足元が確りしない金融機関に打撃を与えるだけでなく、EU経済にも悪影響を及ぼす恐れもあり、当面は現状を維持する見通しだ。高値目標は165円00銭-166円00銭。

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[ドル/円] 不安定な推移



ドル/円は突っ込み買い、米国時間に発表される米・12月雇用統計内容次第の展開だが、サブプライム問題が絡む、住宅セクター低迷が長期化するとの見通しが大勢を占めており、強い内容となった場合でも、目先筋を中心としたドル売りが入り易く、不安定な推移が続く見込みだ。また、FRB(連邦準備制度理事会)「追加利下げ観測」も根強いことも圧迫要因だ。ただ、「利下げ幅」に関しては、ドル下落によるインフレ圧迫増大を招く可能性が極めて高く、FRBが大幅利下げ(0.50%)を実施することは考え難い。米・12月雇用統計だが、市場予想(中央値)では、非農業部門雇用者数が7.0万人増加(前月/9.4万人増加)、失業率は4.8%(前月/4.7%)を見込んでいる。同発表が、市場予想レンジに近い内容なら、レンジは108円50銭から114円50銭どころか。

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