ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-01

[アイスランドクローナ/円] 地合不安定化懸念



アイスランド・クローナは突っ込み買い、「米国景気減速」観測を背景に投資資金動向が流動化しており、高金利通貨(政策金利=13.75%)であるアイスランド・クローナも地合が不安定化、買い場を慎重に見極める必要がある。また、USB(欧州大手金融機関)によるカウプシング銀行(アイスランド最大手)格下げ(1/17日)も気掛かりだ。カウプシング銀行は積極的な海外進出方針をとっており、買収による利益圧迫が背景と見られるが、同行経営が揺らげば、アイスランド経済が小規模なだけに影響が懸念される。当面、下値を見極める慎重な買い姿勢を勧めたい。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.81円近辺。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 米景気後退観測が重石



豪ドル/円は突っ込み買い、「米景気後退観測」が高まれば「投資資金流動性」が増大、豪ドルを圧迫する場面が目立っており、地合が不安定化していることは否めない。一方、オーストラリア主要輸出産品である「鉄鉱石価格」2008年価格見通しは40-70%上昇が見込まれるなど、資源国としての見通しは明るい。米国経済が下振れ傾向から抜け出せないだけに積極的な買い方針は勧められないが、突っ込み場面は買い方針で臨みたい。高値目標は105円00銭。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 利下げ観測が揺らぐ



英ポンド/円は突っ込み買い、ギープBOE(イングランド銀行)副総裁は、金融市場混乱により「利下げ圧迫」が強まるとの見解を示したが、物価上昇圧力増大を指摘して「金融政策」決定には「苦しい判断」を迫られると述べており、原油・食品価格高騰によるインフレ圧力増大を無視できない現状認識を示した。市場では「利下げ観測」が支配的だが、BOE判断は微妙と言える。高値目標は215円00銭-216円00銭。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米国景気が後退局面に入るとの警戒感が高まるなか、ユーロ/ドルは堅調なユーロ圏景気見通しを背景に上昇してきたが、このところのユーロ圏経済指標では、インフレ率高止まり、ユーロ上昇による貿易収支悪化など「減速傾向」が兆しており、買い一辺倒からの転換期を迎えている。当面、ポジション調整による圧迫増大が予想され、ドル優勢に推移する見通し。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] ユーロ景気に不透明性



ユーロ/円は下値模索、前日に発表されたユーロ圏・11月貿易黒字は26億ユーロ(季節未調整ベース)と市場予想(平均値/55億ユーロ)を大幅に下回った。ユーロ上昇・輸入増加が要因となっており、現行のユーロ水準がEU(欧州連合)域内景気を圧迫していることが確認された格好だ。また、金融市場混乱収拾に手間取り、ECB(欧州中央銀行)に有効な金融政策を打ち出し難い現状も考え合わせると「EU景気減速」を警戒する向きが増加していることも当然と言える。高値目標は162円00銭-163円00銭。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ドル/円] 下振れし易い展開



ドル/円は突っ込み買い、注目されたバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言は「景気支援のために実効ある追加行動を取る用意がある」と証言、市場では「大幅(0.50%)利下げ」観測が拡大した。ただ、議長証言には目新しい内容はなく、材料として既に織込み済みとなっており、市場への影響は限定された。一方、同日発表された米経済指標だが、フィラデルフィア連銀1月製造業景況指数、12月住宅着工件数はともに弱い内容となり、ドル売り圧迫を高める要因となった。また、米株価が下落したことも売り要因。ただ、ドル/円は弱含みとなったが、下げ幅は小幅に止まり「米景気後退観測拡大」に伴う「日本景気後退観測」が下値抵抗を生む背景となっている。当面、ドル/円は下振れし易い展開となる見通しだが、日本景気に改善傾向が認められなければ、下値が限定される可能性が高い。米国時間に発表される米経済指標は米・1月ミシガン大消費者信頼感指数(市場予想/75.0)、米・12月景気先行指数(市場予想/-0.1%)だが、影響は限定される見通し。レンジは104円00銭から110円00銭どころか。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する