ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-02

[アイスランドクローナ/円] 欧州景気見通し不透明化



アイスランド・クローナは突っ込み買い、アイスランド経済との関わりが強い欧州景気動向が不透明化、悪影響を被りかねないだけに懸念材料が浮上した格好だ。ただ、アイスランド経済は規模が小さいだけに多少の落ち込みでは、影響を警戒する必要はないと見ている。一方、雇用逼迫状態が続くだけに、同国中銀も「引締め姿勢」を転換する可能性も低く、金利水準も高止まり状態が続く見通しで、買い方針は維持したい。欧米経済動向から目を離せない状況だが、買い場を選べばリスク抑制は可能だ。高値目標は1アイスランド・クローナ=1.80円近辺。



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[豪ドル/円] 金利差拡大観測



豪ドル/円は突っ込み買い、このところの冴えない米経済指標内容からFOMC(連邦公開市場委員会)が追加利下げを決定するとの予測が拡大。一方、原材料価格高止まりから豪経済は過熱気味に推移、利上げ直後にも関わらず「金利先高見通し」が浮上、金利差拡大観測を背景とした対ドルでの豪ドル買いが先行。対円でも買い優勢に推移する見通しだが、投資資金流動性増大により地合が不安定化しているだけに高値追いは避け、突っ込みを狙う対応を維持。高値目標は102円00銭。



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[英ポンド/円] 追加利下げは不透明



英ポンド/円は突っ込み買い、前日に開催されたMPC(金融政策委員会)では、市場予想通り、利下げ(0.25%)が決定されたが、BOE(イングランド銀行)声明では「景気下振れリスク」と「インフレリスク」がともに示され、BOEが置かれている困難な状況を窺わせる内容となった。既に、市場では追加利下げを予想する向きも少なくないが、現時点では「追加利下げ」を見込んだポジション構築は時期尚早と言える。高値目標は213円00銭-215円00銭。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、底堅い推移が見込まれていたEU(欧州連合)域内景気だが、ユーロ上昇がインフレ抑制に繋がらず、輸出を圧迫する要因として懸念され、高いインフレ水準がECB(欧州中央銀行)金融政策にも影響を及ぼすなど、懸念材料が表面化している。また、金融市場混乱により、EU域内金融機関にも損失計上が相次いでいる。景気先行き見通し不透明化により、市場の見方が厳しくなれば、調整的な売りも含め、ユーロ売り圧迫拡大に繋がりかねない情勢だ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 景気先行き見通し不透明化



ユーロ/円は下値模索、ECB(欧州中央銀行)は、前日に開催された理事会で、金利据え置きを決定したが、理事会後の会見では、トリシェECB総裁が景気下振れリスクに言及、ユーロ圏経済指標に減速傾向が兆していたことから「景気先行き見通し」に対する警戒感が拡大、ユーロ売り圧迫が強まっている。当面、ユーロ/円も下値を模索する見通しで、下値見極めを優先する場面。高値目標は158円00銭-159円00銭。

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[ドル/円] 景気後退に絡む思惑交錯



ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱は金融システムにも波及、経済指標も全般に減速傾向を示している。米景気先行きに対する警戒感を払拭することは難しく、当面は不安定な地合が続くことは避けられない。一方、米経済減速は各国金融市場にも影響を及ぼし、世界同時株安も珍しくない現象となっている。世界経済の担い手として米国が重要な位置を占めていることの証とも言えるが、影響が増幅されて伝わる可能性を含んでおり、米経済動向に「一喜一憂」する展開が続いている。現時点で、米国がリセッション(景気後退)に陥る可能性もかなり高く、先行きを楽観視する向きは皆無と言える。ただ、前述したように米国景気の落ち込みは他国にも影響を及ぼすだけに、単純な判断はリスク拡大に繋がり易い。当面、市場が景気に対するリスクを推し量る指標として注目する株価動向に左右される展開が続く見通しで、ドル/円も不安定な推移は避けられず、ポジション構築には慎重な対応が必須。目先的には国内景気も減速気味であり、米国景気動向に左右され易い経済構造を考え合わせると「買い方針」が妥当と見ている。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。

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