[トルコ・リラ/円] 投資資金動向が不安定化

トルコ・リラが突っ込み買い、トルコは政策金利が15.50%と極めて高い水準にあり、国内政策金利(0.50%)と比較する必要もないが、米経済見通し不透明化を背景に流動性が高まる投資資金動向を反映して、投資対象とされる高金利通貨も地合が不安定化、上下に振れる展開が続いており、買い場を慎重に選ぶ対応は必須条件だ。また、金融市場不安定化はトルコ債券発行にも影響を及ぼしており、トルコ政府が推し進める経済政策方針が揺らいでいることにも注意したい。当面、上下に振れることを意識したポジション構築と慎重な買い場選びを念頭に置きたい。89円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。
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[豪ドル/円] 金利上昇観測

豪ドル/円は、世界的な需要増大から高騰する原材料動向を背景に加熱気味に推移する豪経済を反映して「金利先高観測」が台頭、豪ドルは再び上昇傾向を強めている。一方、不安定な米経済を背景に投資資金動向は流動性を高めており、高金利通貨として投資対象となっている豪ドルを揺るがせている。当然、豪ドル/円も動きが複雑化しており、買い場を誤ればリスクを抱え込む可能性が高い。買い方針は維持だが、突っ込みを待つ慎重さは必要だ。高値目標は102円00銭。
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[英ポンド/円] 経済指標は強弱区々

英ポンド/円は突っ込み買い、英・1月PPI(生産者物価指数)出荷価格は、前年同月比5.7%上昇、市場予想(中央値/5.1%上昇)を上回り、1991年以来の高い伸びとなり、BOE(イングランド銀行)追加利下げ観測を揺るがしている。BOEも「景気減速回避」と「インフレ抑制」双方を指摘、金融政策決定に苦慮するだけに、インフレ圧力増大を示唆する指標が発表されれば市場も動揺する。高値目標は213円00銭-215円00銭。
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[ユーロ/ドル] 小動きに終始

ユーロ/ドルは逆張り、金融市場不安定化は欧米市場双方が抱える課題だが、景気動向に対しては、売りが先行したドルに対し、ユーロは景気見通しが強気に傾いていたため、対ドルで「買い過ぎ」も懸念される。今後、ユーロ圏経済指標低下が鮮明化する可能性も高く、米信用不安解消に遅れが兆せば「ユーロ」が優勢となり、ユーロ圏経済指標に対する見方が厳格化すれば「ドル」が優位に立つ展開。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] ユーロ景気に不安

ユーロ/円は下値模索、ユーロ圏では、経済指標動向に減速傾向が兆す反面、インフレ水準は高止まりしており、ECB(欧州中央銀行)も難しい「舵取り」を迫られている。ユーロ上昇も輸入物価抑制効果を発揮しているとは言い難く、輸出に対する圧迫要因として懸念されており、インフレ抑制に対するECB要人筋の積極的な発言を「看板通り」に受け取る市場参加者も少ない。当面、ECB要人発言により上下する場面も予想されるが、ユーロ圏景気動向をベースに対処したい。高値目標は158円00銭-159円00銭。
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[ドル/円] ドル売り圧迫は変わらず

ドル/円は突っ込み買い、モノライン(金融保証会社)格付け問題を巡り思惑が交錯、ドル売り圧迫が強まる可能性がある一方、米政府・FRB(連邦準備制度理事会)によるモノライン対策が打ち出されれば、一転してドル買いが急増する可能性もあり、市場参加者も対応を決め兼ねている。また、格付け会社に対する政府筋の出方も注目される。いずれにせよ信用バブル崩壊を食い止めるためにあらゆる努力がなされる見通しで、成否によりドル/円も上下に大きく振れる可能性が高い。また、当局筋の対応を探る手掛かりとして、要人発言にも注目が集まっており、発言内容が市場を混乱させる場面も予想される。当面、極めて不安定な相場展開が続くことは避けられず、売り買いどちらにせよ確りした方針で臨むべきである。12日に発表される米経済指標は、1月財政収支だが、市場予想(+330億ドル)は前回(+380億ドル)を下回っている。また、サンフランシスコ連銀総裁講演が予定されている。突っ込み買い方針を維持、レンジは105円00銭から110円00銭どころか。
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