ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-02

[南ア・ランド/円] 鉱山セクター動向を警戒



南ア・ランドは突っ込み買い、インフラ整備の遅れを背景とした電力供給不安定化から、操業率低下が懸念される南ア・鉱山セクターだが、アングロ・プラチナム(プラチナ供給では世界最大手/南ア)でも、2008年生産見通し引き下げを発表する事態を招いている。ただ、操業率低下は、プラチナ価格上昇にも繋がり、操業率低下が直接的に企業利益に影響を与えるわけではないことには注意したい。また、鉱山セクターは南ア経済にとって主要な産業部門ではあるが、過去と比較すれば影響も低下、南ア・ランドに対する圧迫要因として過大評価することも避けたい。16円00銭近辺を買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 利上げ観測拡大



豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)声明を受け、追加利上げ観測が拡大、豪ドル/円も上値を試す展開だ。また、バフェット氏(米著名投資家)による地方債再保証申し出を受け「リスクを取る」動きが活発化、豪ドル/円を押し上げる要因となっている。ただ、バフェット氏による申し出をモノライン(金融保証会社)が受け入れるかは不透明であり、波乱要因となる可能性もある。当面、突っ込み買い方針は維持。高値目標は102円00銭。

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[英ポンド/円] 追加利下げは困難



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)追加利下げ観測を背景に売られてきた英ポンドだが、前日に発表された英・1月HICP(消費者物価指数)は、前年同月比2.2%上昇と市場予想(中央値/2.3%上昇)には及ばなかったが、BOE目標値を上回る水準にあり、「追加利下げ観測」を後退させる材料となっている。当面、調整買いが入り易く、上値追いは避けたいが、突っ込み買い方針は維持したい。高値目標は213円00銭-215円00銭。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、米・ユーロ圏とも金融機関を取り囲む環境が厳しい。これまで楽観的な景気見通しを背景に優位を維持してきたユーロだが、ユーロ圏経済指標にも減速傾向が兆しており、ECB(欧州中央銀行)姿勢にも微妙な変化が見えている。また、高いインフレ水準を考慮すれば、FRB(連邦準備制度理事会)よりも「舵取り」が難しく、政策を誤れば事態を悪化させる可能性が極めて高い。当面、逆張り方針を維持、積極的なポジション構築は避けたい。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] ECB姿勢に変化も



ユーロ/円は下値模索、独・2月ZEW景気期待指数はマイナス39.5と市場予想(マイナス45.0)を上回り、ユーロ買いに繋がったと見る向きもあるが、米信用不安後退観測が浮上したことが買いを牽引した主因と見られ、現時点では、ユーロ圏景気は減速傾向が続くとの見方が大勢を占めている。また、ECB(欧州中央銀行)金融政策に微妙な変化も見られることから追随買いは避けたいところだ。高値目標は158円00銭-159円00銭。

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[ドル/円] 支援策に不信感



ドル/円は突っ込み買い、バフェット氏(米著名投資家)が、12日に金融保証会社(モノライン)3社に対し地方債の再保険(8000億ドル)を申し出たことを受け、モノライン格付けに絡んだ警戒感が後退、米株価は上昇、ドル/円も連れて上昇した。ただ、モノライン支援策と受け取られている「バフェット提案」に対し、既に受け入れ拒否を示唆する動きもあり、効果に関しては不透明だ。未だにドル/円を囲む環境は厳しく、安易に高値を追える場面ではないことは、市場動向を見ても理解できると思うが、当面は上下に振れる展開が続くことは避けられない見通しだ。米国時間に発表される経済市場は、米・1月小売売上高だが、市場予想(中央値/全般)は0.2%減少と前月(12月/0.4%減少)から減少幅が縮小、自動車を除く小売売上高は0.2%増加(中央値)が予想されている。市場が注目するだけに影響も大きくなる可能性が高い。突っ込み買い方針を維持、レンジは105円00銭から110円00銭どころか。

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