ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-02

[南ア・ランド/円] 投資資金回帰を狙う



南アランドは突っ込み買い、高金利通貨である南アランドも「リスク選好」と「リスク回避」の狭間で不安定化しているが、「リスク回避」を背景とした投資資金流出にも鈍化傾向が兆しており、「リスク選好」には紆余曲折も予想されるものの、下値抵抗が期待できる水準と見ている。気掛かりは、エスコム(南ア国有電力会社)電力供給不安定化だが、現時点で南ア経済に与える影響は限定される見通しであり、投機筋と歩調を合わせるような過激な方針は避けたい。当面、下値圏と見て丁寧に下値を買い拾いたい。14円台割れは買い、16円台に迫れば調整売りを優先。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 追加利上げ観測



豪ドル/円は突っ込み買い、このところ発表された豪経済指標はいずれも強く、市場参加者が予想する利上げ確率(3月追加利上げ)も90%に接近している。世界的な需要増大を背景に原材料価格が高止まりしていることに加え、天候要因から落ち込んでいた農産物政策も増加が予想されるなど、経済を底上げする材料も多いだけに市場予想も期待だけではないようだ。積極的に買いを入れることも可能だが、投資資金流動性増大を勘案すれば突っ込みを買い拾うことが妥当と言える。高値目標は102円00銭。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 上値が重い



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)利下げ観測が、インフレ率上昇見通し拡大を背景に後退、英ポンド/円も修正高場面を迎えたが、英景気動向に回復傾向が認められたわけではなく、目先筋によるポジション調整買いを中心とした上昇だけに高値追いは勧められない。ただ、BOEが積極的に「利下げ」を実施する可能性が低下しただけであり、英景気の足元は未だに揺らいでいる。当面、下押しを狙う消極的な買い姿勢は維持したい。高値目標は212円00銭-213円00銭。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] 景気見通しは欧米相反か



ユーロ/ドルは逆張り、米景気動向にやや明るい光が差し始める反面、ユーロ圏景気動向は暗い方向に向き始めた印象を受ける。金融市場混乱を惹き起こした米国では、政府・企業が躍起となって対策を講じ、FRB(連邦準備制度理事会)も驚くほどの速さで「政策金利」を下方修正している。一方、ECB(欧州中央銀行)は、インフレ率高止まりに縛られ思い切った金融政策を打ち出せない。欧州景気がジリジリと減速するなか、事態が逆転する可能性も生じている。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] 欧州景気動向も不透明化



ユーロ/円は下値模索、ECB(欧州中央銀行)がこれまで通りに「金融引締め姿勢」を維持すれば、FRB(連邦準備制度理事会)利下げによる「金利差拡大」を背景とした対ドルでの買いが「ユーロ」を押し上げることになり、欧州経済が一段と圧迫される可能性は高い。既に景気減速傾向が鮮明化しているだけに、FRBに歩調を合わせることが遅れれば遅れるほどユーロ圏経済が被る打撃は大きくなり、「高インフレ下の景気後退」と言う最悪の事態を招く恐れもある。当面、ユーロ/円は買いを控え、ECB金融政策を横目に下値を見極めたい。高値は157円00銭-158円00銭どころか。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円]  景気減速回避期待



ドル/円は突っ込み買い、前週末(米国時間)に発表された経済指標は、2月NY連銀景況指数・2月ミシガン大消費者信頼感指数などだが、総じて弱い内容となり、ドル売りに繋がったことからドル/円も下落した。また、市場アナリストも大半が「政策金利引下げ見通し」を背景に「ドル下落」を見込んでおり、当面は軟弱な地合が続く可能性は高い。反面、米政府が決定した景気刺激策・金融機関による積極的な資金導入などが評価され、一部に「米景気後退回避観測」が浮上、ドル/円も「底打ち」との見方も生じている。今日(18日)は米国が「プレジデント・デー」のため休場、積極的なポジション構築は控えられる見通しで、ドル/円もポジション調整を中心に小動きに推移すると見られる。当面、弱い内容が見込まれる米経済指標発表が上値を圧迫する可能性は高いが「米景気減速」を見込んだポジション構築は避けることを勧めたい。ドル/円も下値抵抗が強まる見通しで、106円台割れは買い場になると見ている。レンジは105円50銭から110円00銭どころか。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する