ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-02

[トルコ・リラ/円] 企業買収活発化か



トルコ・リラは突っ込み買い、前週にはBCパートナーズ(英国投資会社)よるミグロス・トゥルク(トルコ大手小売業者)買収が合意に達し、同国最大のLBO(レバレッジドバイアウト)が成立、買収額は約32億ドルに達した。トルコ政府が国営企業売却政策を進めていることも追い風となり、今後も「民営化」を含め、企業買収が活発化する可能性が高まり、同国経済活性化に繋がるとの期待も高まっている。トルコ中銀が金融政策緩和姿勢を維持していることには注意が必要で、突っ込みを丁寧に買い拾う慎重な姿勢を勧めたい。88円台割れは買い、94円を超えれば利益確定を優先。



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[豪ドル/円] 利上げ幅拡大観測



豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)から発表された理事会議事録(2月5日分)で、大幅利上げ(0.50%)が検討されたことが明らかとなり、追加利上げ(0.25%)が確実視(市場予想確率=90%に迫る)される3月理事会では、大幅利上げ決定されるとの見方が拡大、豪ドル/円を押し上げている。豪ドルは、現時点で最も上昇が期待される通貨と言えるが、買い場を選ぶ慎重さは必要だ。高値目標は102円00銭。

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[英ポンド/円] 国有化を評価



英ポンド/円は突っ込み買い、長期化したノーザン・ロック処理問題だが、英政府による国有化(期間は未定)に落着いた。一方、国有化に対する市場評価は概ね良好で、英野党が批判的なことは当然だが、「取り付け騒ぎ」を発端に長引いたノーザン・ロック処理問題は一段落したと言える。当面、英ポンド/円は不安定な推移が続く見通しだが、突っ込み買い方針維持を勧めたい。高値目標は212円00銭-213円00銭。



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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く見通し



ドル/ユーロは逆張り、米リセッション(景気後退)に対する警戒感が後退する一方、ユーロ圏景気減速懸念が浮上、ドル優勢が続く可能性が高まっている。サブプライム問題に端を発した金融市場混乱が続くだけに地合は不安定だが、ユーロ買いが後退していることは確かだ。また、ECB(欧州中央銀行)とFRB(連邦準備制度理事会)金融政策姿勢にも明らかな違いがあり、市場は過激とも言えるFRB政策運営支持に傾いている。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.4700ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 売り圧迫増大も



ユーロ/円は下値模索、金利差を背景とした買いが下値を支える反面、金融政策運営に苦慮するECB(欧州中央銀行)動向、減速が鮮明化するユーロ圏経済指標を背景とした売り圧迫が増大する可能性が高まっている。「コソボ独立宣言」による緊張の高まりも売り材料となる見通しで、ユーロ/円が修正安場面に入ることを考慮する時期かも知れない。当面、買いは控えて、下値見極めを優先したい。高値は157円00銭-158円00銭どころか。

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[米ドル/円] リスク回避一服か



ドル/円は突っ込み買い、依然として米リセッション(景気後退)に対する市場の警戒感は根強いが、米政府による景気後退回避策(景気刺激策=約1500億ドル規模)、常識を覆すFRB(連邦準備精度理事会)利下げなど、積極的な政策姿勢を反映して、「リスク回避」の動きが落ち着いている。ただ、市場が再び「リスク回避」に大きく傾く可能性が全くなくなったわけではなく、やや冷静な見方が戻ってきた程度と見られる。当面は、経済指標動向に関心が高まりそうだが、景気後退に絡むリスクを推し量る指標となっている株価動向、住宅関連指標動向には注意することは当然だ。米国市場は今日から再開されるが、注目される経済指標は見当たらず、02月NAHB住宅市場指数は横這い(19)が予想される。ドル/円も下値抵抗が強まる見通しで、106円台割れは買い場になると見ている。レンジは105円50銭から110円00銭どころか。

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