[南ア・ランド/円] 電力供給問題に揺れる

南アランドは突っ込み買い、南アフリカがプラチナ世界生産に占めるシェアは極めて高く、エスコム(南アフリカ国営電力会社)による電力不足解消に絡む鉱山会社に対する要請を契機に鉱山操業低下懸念を背景とした供給不安が台頭、プラチナ価格は連日のように高値を更新している。為替市場でも、鉱山セクターが南アの基幹産業であることから南アランド/円も上値の重い推移が続いている。反面、プラチナ価格上昇率も高く、南ア経済に於ける鉱山セクターの占める地位もジリジリと低下していることを考え合わせれば、売り材料として過大視することは避け、冷静な判断をする必要もある。現時点では、積極的に買いを入れることは勧められないが、突っ込みを買い拾う方針は維持したい。14円台割れは買い、16円台に迫れば調整売りを優先。
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[豪ドル/円] 調整売り先行

豪ドル/円は突っ込み買い、利上げ幅(0.25-0.50%)を巡る思惑が交錯するなか、ポジション調整売りが上値を圧迫している。現時点で、RBA(オーストラリア準備銀行)が3月に追加利上げ(0.25%)を決定するとの市場予想は90%を上回り、ほぼ織込み済みとなったことから調整売りが入り易い状況だ。当面、経済指標発表内容により上下に振れる展開となる見通し。高値目標は102円00銭。
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[英ポンド/円] MPC議事録

英ポンド/円は突っ込み買い、欧州時間にはBOE(イングランド銀行)議事録が発表される予定だが、「景気減速回避」と「インフレ抑制」を巡る判断が注目される。BOEが金融政策の舵取りに苦慮していることは容易に想像が付くが、具体的な判断材料としてMPC(金融政策委員会)検討内容を注目したい。現時点では、追加利下げ観測が大勢を占め、上値の重い推移が続いている。高値目標は212円00銭-213円00銭。
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[ユーロ/ドル] 景気見通しが相反

ユーロ/ドルは逆張り、米景気見通しには悲観的な見方が大勢を占めているが、ユーロ圏景気見通しは楽観的な見方が支配している。また、中央銀行金融政策姿勢もFRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)では、極端な差が生じている。ベースが違うと言えばそれまでだが、ユーロ圏景気にもほころびが見え始めており、ECBが重い腰を上げた時には既に手遅れとなる可能性もある。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.4800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 不透明性が絡む

ユーロ/円は見極め優先、市場アナリストは総合的な見方から、ユーロ圏経済成長には自律的要因があると判断、ユーロ圏景気先行き見通しに楽観的だが、ユーロ上昇は食品価格上昇に対し「抑止力」が疑わしく、ECB(欧州中央銀行)が警戒する雇用コスト上昇の兆しも見えることから、上値追いには限度があると見ている。再び、楽観的な景気見通しを背景とした買いによりユーロ/円も上昇基調だが、戻り待ちの売りを浴びる可能性は否定できない。高値は158円00銭-160円00銭どころか。
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[米ドル/円] 調整買いによる上値抵抗

ドル/円は突っ込み買い、アナリストの大半が金融市場混乱によるポジション調整的な「円買い戻し」が上値を圧迫すると予想、上値抵抗増大・下押しが見込まれるが、アナリストが売り要因とする住宅関連指標動向に「底打ち」との見方もあり、下値圏では売り買いが交錯する場面も想定される。また、米国時間に発表が予定される、米・1月CPI(消費者物価指数)が、目先的な方向を左右する材料となる可能性がある。市場予想(中央値)は、1月CPIが、前月比0.3%上昇・前年同月比4.2%上昇。1月コア(食料品・エネルギーを除く)CPIが、前月比0.2%上昇・前年同月比2.4%上昇。発表内容が市場予想を上回れば、ドル/円は確り、下回れば軟化が予想される。また、上下とも振れ幅が拡大するほど傾向が強まることになる。市場心理が不安定なだけにアナリスト予想も揺れており、投資家の確りとした判断が要求される場面と言える。また、住宅関連指標では、米・1月住宅着工(市場予想・中央値/101.0万戸)が、前月(100.6万戸)から僅かに増加、米・1月住宅着工許可件数(市場予想・中央値/104.5万戸)と前月(106.8万戸)から減少が見込まれる。レンジは105円50銭から110円00銭どころか。
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