ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[南ア・ランド/円] 下値圏を推移か



南アランドは突っ込み買い、米国景気リセッション(景気後退)入りに対する警戒感が高まり、「リスク回避」の動きが強まり、高金利通貨である南ア・ランドも地合が不安定化している。一方、電力供給不安が払拭できず、これまでに比べウェートを下げたが、南アフリカを支える重要な産業である鉱工業部門では、生産低下から人員削減を含む対応策を迫られている。「投資資金流動性増大」に「鉱工業生産低下懸念」と言う経済面での圧迫要因も加わり、水準を下げてきた南アランドが、既に現時点では下値圏を推移していると見ている。「円買い戻し」の流れが収まれば「買い場」を探したい。14円台割れは買い、16円台に迫れば調整売りを優先。



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[豪ドル/円] ジリジリと戻す



豪ドル/円は押し目買い、「円買戻し」により水準を下げる場面も見られたが、既に戻りに転じており、他主要通貨に比較して豪ドルの強さを実感させる展開となっている。明日(4日)にRBA(オーストラリア準備銀行)は、金融政策を発表するが、利上げ(0.25%)は、確実視されており、オフィシャル・キャッシュレートは0.25%利上げされ、7.25%となる見通しだ。当面、押し目買い方針を維持。高値目標は102円00銭。

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[英ポンド/円] 「円買戻し」が上値圧迫



英ポンド/円は突っ込み買い、米景気後退に対する警戒感拡大を背景とした「円買戻し」の動きが先行するなか、円ポンド/円にも上値圧迫が増大、204円台に急落している。BOE(イングランド銀行)追加利下げに関しては流動的であり、たとえ追加利下げ(0.25%)が実施された場合でも金利差は大きく、追随売りは勧められない。当面は、突っ込み買い方針を維持。高値目標は212円00銭-213円00銭どころ。

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[ユーロ/ドル] 高値警戒圏



ユーロ/ドルは逆張り、米リセッション(景気後退)に対する警戒感を背景に1.52ドル台を推移するユーロ/ドルだが、減速傾向の強まりに加え、高いインフレ水準が改善されないユーロ圏経済を勘案すれば、既に高値警戒圏に入っていると見られる。ポジション調整を優先、売り場を探す方針への切り替えを考慮する場面。当面、ユーロが優勢を維持する見込みだが、逆張り方針は維持。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5200ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 混乱収拾待ち



ユーロ/円は突っ込み買い、「円買い戻し」の流れが上値を圧迫、ユーロ/円も下値を探る格好だが、景気減速表面化には時間があり、ポジション調整を背景とした動きが鎮静化すれば、戻りも早いと見られ、追随的な売り方針に転じることは避けたい。景気に減速傾向が鮮明化しているだけに、積極的に買い進むことは難しいが、当面は「下値を待って買い拾う」消極的な買い方針を維持。高値目標は160円00銭-162円00銭どころか。



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[米ドル/円]  円「買い戻し」先行



ドル/円は下値模索、前週後半に発表された米経済指標が弱い内容となったことに加え、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言にも不用意な発言があり、「米リセッション(景気後退)」に対する警戒感が拡大、米株式市場下落に伴いドル/円も下値を模索する格好。現時点で、円売り圧迫を増大させている最も大きな要因は、投資家によるポジション整理に伴う「円買戻し」であり、行き過ぎ(円買い過剰)状態に陥る可能性が極めて高い。FRBによる「大幅利下げ」効果が表面化するには時間かかり、米政府が決定した「景気刺激策」は、まだ準備段階であり、総じて「過去」の状況を示す米経済指標が悪化することは当然と言える。また、半ばパニック的な下値追いの流れに乗ることも対応法だが、現状では、一般的な投資家は下値目標を設定することが難しいだけに「深追い」は避けたい。妥当な判断に基づいた確りした対応が肝要であり、維持可能なポジション設定が必須条件と言える。今週、発表される米経済指標では、米・2月雇用統計(7日)が最も注目されており、市場予想は「中央値/非農業部門雇用者数=2.5万人増加・失業率=5.0%」。次いで注目度が高い、米・2月ISM製造業景況指数(3日)は「中央値/48.0」と予想されており、米・2月ISM非製造業景況指数(5日)「中央値/47.0」が予想されている。ただ、最も関心を集める米・2月雇用統計発表が、週末(米国時間)に控えていることには注意が必要で、対応が難しい向きは事前に調整を済ませたい。ドル/円は下値を模索する推移だけに、売り方針も視野に入るが、下値を待って買い場を探す方針が正攻法と見ている。現時点での下値目標は103円台割れ辺りだが、市場が浮き足立っていることから101円台半ばに突っ込む可能性もある。

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