ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[トルコ・リラ/円] 金融市場混乱

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トルコ・リラは突っ込み買い、代表的な「高金利通貨」であるトルコ・リラは、投資資金動向に影響を受け易い。ようやくPKK(クルド労働党)掃討に絡むイラク国境問題が一段落しただけに、欧米金融市場混乱が最大の波乱要因として注目される。トルコGDP(国内総生産)拡大は好材料だが、現時点で同国「格付け上方修正」に繋がる可能性は低く、金融市場混乱を背景とする「リスク回避」による上値圧迫の軽減は期待し難い。一方、同国政府による積極的な導入策により外資流入は増加する見通しで、下値を支える要因と見て良いだろう。積極低に買い進むことはできないが、下値を丁寧に買い拾いたい。87円台割れは買い、93円を超えれば利益確定を優先。


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[豪ドル/円] 「リスク回避」が圧迫



豪ドル/円は押し目買い、米リセション(景気後退)入り警戒感が高まり「リスク回避」の動きが強まったことからポジション調整売りが急増、豪ドル/円も下落した。格好の押し目形成と言える。一段安を見込む向きも多いが、また、「資源国通貨」としての豪ドルには、金融市場混乱の影響は及び難く、押し目買い方針を後退させる必要はないと見ている。高値目標は102円00銭。



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[英ポンド/円] 買い場探し

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英ポンド/円は突っ込み買い、英住宅関連指標は悪化傾向から当面は抜け出せない見通しだが、他経済指標は意外に底堅く、BOE(イングランド銀行)が早急に「利下げ」を推し進める必要性は低下していると見られる。「景気減速阻止」「インフレ抑制」を睨み、難しい舵取りが続くことは間違いないが、経済指標が総じて横這い状態であれば、買い方針維持が妥当。高値目標は211円00銭-212円00銭どころ。


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[ユーロ/ドル] 高値警戒圏を推移



ユーロ/ドルは逆張り、欧米金融市場はともに不安定な状態にあり、些細な要因でも乱高下を招く可能性が高い。既に、ユーロ/ドルは高値警戒圏を推移、目先的には1.55ドルに接近する場面も考えられるが、ECB(欧州中央銀行)が黙認するとは限らず、1.54ドル台超えは、危険水準入りと見ている。現時点で、ドル・ユーロとも積極的に買える通貨ではなく、「逆張り方針」を維持して、調整を早めに行うことが必要だ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5400ドル近辺か。


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[ユーロ/円] ユーロ圏経済にも負担増加



ユーロ/円は下値模索、ユーロ/ドルは1.53ドル後半を推移、ユーロ経済に負担を与える水準に達している。ユーロ/円は「円買い戻し」により下落しているが、調整的な動きと見られるだけに目先的には「買い拾い」が妥当だが、ジリジリと水準を上げても急落するリスクを押し上げることになる可能性が高い。売り場を探し、調整を済ませてから買い直すほうが、リスクを低下させることができると見ている。調整売りから下値見極め。高値目標は160円00銭-162円00銭どころか。

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[米ドル/円] 緊急利下げ観測浮上



ドル/円は下値模索、米株式市場は、ベアー・スターンズが支払不能に陥ったと未確認情報が流されたり、著名金融誌による政府系金融機関に対する懐疑的な支払い能力に関する記事など、大半は根拠に乏しい材料を手掛かりに売られ下落、ドル/円も株価動向を背景に下押した。平常時では考えられない動きだが、米リセッション(景気後退)入りに対する警戒感が市場参加者を不安に陥れ、不安定化する金融市場の現況を窺わせる展開と言える。欧州金融市場でも動きに大差はない。欧米金融市場は、パニックに近い状態だが、欧米株式相場・ドル/円も「売り過ぎ」であり「冷静さ」を要求される場面だ。ただ、現時点では市場に「憶測」が飛び交い、乱高下が繰り返されおり、積極的なポジション構築は難しい。また、市場混乱を背景に「緊急利下げ観測」が浮上しているが、市場混乱解決策としては効果が疑わしく、米リセッション入りに対する警戒感を高める要因となった雇用情勢悪化に対する対策を発表することが最善策と見ている。現時点では、FOMC(公開市場委員会)で政策金利追加利下げ幅は0.50%程度と予想されているが、インフレ動向を勘案すれば納得できる水準である。ドル/円は下値模索、市場混乱を背景に下値予想は流動的だが、100台割れを想定しても既に安値圏に入っている。


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