ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[南ア・ランド/円] 金融不安が後退



南ア・ランドは突っ込み買い、豪ドルと同様に「高金利通貨」「資源国通貨」と言う2面性を持つ南アランドだけに、金融市場混乱を背景とした投資資金流動性増大は地合不安定を招く要因となっている。加えて、同国経済を支える主要産業の一角を占める「鉱工業部門」が、電力供給不安定化により操業率が低下、上値の重い推移が続いていた。ようやくエスコム(南ア国営電力会社)は、90%に引き下げていた電力供給量を95%引き上げることになったが、段階的に実施されるため2週間程度の時間が掛かり素直に喜べないところだが、南アランド/円が現行水準から下押す可能性は低下した。ただ、地合が不安定化しているだけに突っ込み買い方針を維持。14円台割れは買い、16円台に迫れば調整売りを優先。



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[豪ドル/円] 「リスク選好」に傾く



豪ドル/円は押し目買い、欧米5中銀による流動性対策発表を受け「米株価」が大幅に上昇。投資資金動向が「リスク選好」に傾いたことから、豪ドル/円は上昇に転じた。RBA(オーストラリア準備銀行)利上げ後、手掛かり材料に欠ける展開となり、ポジション調整売り先行から上値の重い推移が続いていた豪ドル/円だが、米株式市場に改善傾向が兆せば、上値追いが加速する可能性もある。高値目標は102円00銭。




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[英ポンド/円] 流動性対策を好感



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)を含む「欧米5中銀」協調による流動性対策発表により「ドル買い」が目立つ場面だが、英ポンドにも買い戻しが入り、水準を上げている。住宅関連を除く経済指標動向が底堅く推移しており、流動性対策を契機に英金融機関に対する警戒感が後退すれば、調整買いが加速する可能性もある。高値目標は211円00銭-212円00銭どころ。



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[ユーロ/ドル] ユーロ圏景気に注目



ユーロ/ドルは逆張り、欧米5中銀協調による流動性対策発表を受け、ドルが買い戻されており、ユーロ/ドルも弱含みに推移している。ただ、流動性対策効果見極めが優先されているだけであり、ユーロ/ドルが下落に転じる可能性は低い。短期筋によるドル売り/ユーロ買いも警戒されるだけに、逆張り方針は維持したい。ユーロ上昇がユーロ圏経済に与える影響を見極めたところだ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5400ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 地合改善に遅れも



ユーロ/円は下値模索、対ドルで高値警戒圏を推移するユーロだが、インフレ率高止まりからECB(欧州中央銀行)も「利下げ」を実施することは難しく、ユーロ上昇がユーロ圏経済に与える悪影響が長引く可能性がある。5-6月にかけ「利下げ」を実施する機会がありそうだが、インフレ水準低下が条件となるだけに「手遅れ」となる恐れもある。高値目標は160円00銭-162円00銭どころか。



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[米ドル/円] 短期売りを警戒



ドル/円は下値模索、FRB(連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)、スイス銀行、カナダ銀行の5中銀協調による流動性対策により、金融機関手元流動性逼迫懸念が後退、ドル/円は103円近辺に水準を戻している。ただ、今回の5中銀協調による流動性対策に関しては、懐疑的な見方もあり、間隙を突いた短期筋による売りが警戒される。対策効果に関し、抜本的な解決には繋がらないとの見方が懐疑派の主流を成しているようだが、対策を歓迎する向きも金融市場混乱解決策とは見ていない。金融市場混乱収拾には、発端となった住宅市場回復・金融機関損失出尽くしなど、ハードルが控えていることは誰もが認識している。ただ、逼迫していた金融機関手元流動性を改善するには、十分な効果が期待できる内容であり、FRBにしても抜本的な解決策と考えるほど愚かとは考え難い。今回の対策発表により、目先的に下値抵抗が生じたことは確かであり、売り方針に転ずる必要性が薄れたと見ている。ドル/円は下値模索、市場混乱を背景に下値予想は流動的だが、100台割れを想定しても既に安値圏に入っている。



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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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