ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[南ア・ランド/円] 鉱山部門に警戒感



南ア・ランドは突っ込み買い、「電力供給不安定化」から南ア鉱山セクターに対する警戒感が払拭できないが、現時点でアングロ・アメリカン(南ア鉱山会社・世界2位)が陥っている操業低下(南アに所有する鉱山9ヶ所の内、3ヶ所が全面・部分閉鎖)は、多量の降雨にが原因であり、「電力供給不安定化」は改善方向に向かっている。また、南ア政府による鉱山会社を対象とした課税計画も見直される可能性があり、鉱山セクターに対する警戒感も緩和する見通し。当面、不安定な地合は続くが、12円台割れは買い場と見ている。


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[豪ドル/円] 警戒感後退から上昇



豪ドル/円は押し目買い、欧米金融機関に対する信用不安を背景に投資資金動向が不安定化しており、「リスク回避」「リスク選好」が交互に市場を牽引、豪ドル/円も上下に振れる展開だが、資源国通貨としての側面を併せ持つ豪ドルは底堅い推移を維持すると見ている。ただ、地合が不安定なことから高値を追える状況ではなく「押し目」を待つ慎重さは必要。90円台割れは買い。

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[英ポンド/円] CPIは予想通り



英ポンド/円は突っ込み買い、18日に発表された英・2月CPI(消費者物価指数)は前月比0.7%・前年同月比2.5%上昇と市場予想とほぼ一致した。BOE(イングランド銀行)の「利下げ余地」が狭められた格好となり下値抵抗が増大している。ただ、金融市場混乱収拾に目処が立たず、地合が安定性を欠いていることから積極的な買いは避けたい。突っ込み買い方針を維持、下値は195円近辺か。

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[ユーロ/ドル] 高値警戒圏を推移



ユーロ/ドルは逆張り、欧米金融機関ともに損失計上・破綻リスクを抱えるだけに、ポジションを一方に傾けることは避け、逆張り方針を維持したい。現時点では、米金融機関に対する警戒感が強いが、FRB(連邦準備制度理事会)と比較して、ECB(欧州中央銀行)は対応が遅れる可能性があり、ユーロ圏金融機関に対する警戒感が強まれば、ユーロ/ドルが急落する場面もありそうだ。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.600ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 欧州金融機関にもリスク



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内金融機関にも多額の損失を計上するリスクがあり、積極的に買い進むことは勧められない。ただ、ECB(欧州中央銀行)、欧州委員会要人筋によるユーロ上昇抑制を意図する発言が活発化することが予想され、高値警戒感から下押す場面では買い拾いたい。一方、ユーロ圏景気も減速に転じる可能性が高まっており、ポジション構築には注意が必要だ。155円台割れを待ちたい。

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[米ドル/円] ポジション調整買い



ドル/円は逆張り、FOMC(連邦公開市場委員会)では、市場予想通りに「追加利下げ」を決定したが、利下げ幅は0.75%と短期筋が見込んだ1.00%には及ばず、ポジション調整を背景とした「ドル買い戻し」が先行、ドル/円は100円近辺に水準を戻している。また、米国時間に注目される米経済指標発表はなく、リスクを推し量る指標として注目される株価動向を睨んだ展開となる見通しだ。米リセッション(景気後退)入りに対する警戒感に関しても解消されたわけではなく、下値目処と見られる95円近辺を巡る攻防が続いている。当面、「逆張り」方針が妥当と見ている。ただ、日銀総裁人事を巡る極めて程度の低い政争は、日本政治に対する不信感を世界的に高める結果となり、「円」買い意欲後退に繋がることは必至と言える。中長期的に「円」は「売り易い通貨」となったことを念頭に置きたい。当面、ドル/円は「逆張り」、下値は95円近辺、上値は100近辺。

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