ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[南ア・ランド/円] 金融市場に対する警戒感後退



南ア・ランド/円は突っ込み買い、ファンド・短期筋によるポジション整理継続から商品化価格水準は修正安場面を迎えており、代表的な資源国通貨である南ア・ランドも上値の重い推移が続いている。一方、不安定な推移が続いているが、米金融市場に混乱収拾の兆しも窺え、高金利通貨としての側面を併せ持つ南ア・ランドとっては事態好転が期待できる。世界的に需要が増大しているだけに「商品価格下落」には限度があり、投資資金動向が「リスク選好」に傾くことが南ア・ランドを押し上げるより大きな圧力を有している。地合が不安定なことから「突っ込み買い方針」は維持、12円台割れは買い場。

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[豪ドル/円] 「リスク選好」に転じる



豪ドル/円は押し目買い、米株式市場上昇に伴い「ドル買い戻し」が継続、投資資金動向が「リスク選好」に転じ、豪ドル買いが活発化している。商品価格下落は資源国通貨としての側面を持つ豪ドルには圧迫要因だが、米インフレ懸念を後退させる要因ともなるだけに、投資資金動向が「リスク選好」に傾けば豪ドルは上昇が期待できる。押し目買い方針を維持、90円台割れは買い。

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[英ポンド/円] 経済指標動向に注目



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)はECB(欧州中央銀行)に比較して金融政策に融通性を残しており、積極的な金融市場混乱収拾対策実施に対する抵抗も少ないだけに「利下げ」の可能性はあるが、堅調に推移する経済指標動向を勘案すれば、BOE目標を上回る水準を無視して「利下げ」を実施する必要性は低いと見ている。当面、経済指標動向に注目、悪化傾向が顕在化しなければ「買い方針」を維持したい。195円台割れは買い。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)による流動性供給策・金融市場混乱収拾期待などを支えにドルが優勢を維持。一方、ユーロはユーロ圏金融機関追加損失計上懸念・ECB(欧州中央銀行)市場流動性改善対策手詰まり感などの不安要因が払拭できず、上値の重い推移が続く見通しだ。当面、ユーロ圏経済指標改善が期待できないだけにECB動向が注目される。「逆張り方針」を維持、下値は1.4300ドル近辺、上値は1.600ドル近辺か。

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[ユーロ/円] ドルとのバランス悪化か



ユーロ/円は売り場狙い、FRB(連邦準備制度理事会)が積極的な市場流動性改善対策を打ち出す一方、ECB(欧州中央銀行)は、高止まりするインフレ水準に阻まれて、積極的な金融政策を実施することが難しい状況に置かれている。米金融市場混乱もようやく収拾に向かうとの見方も浮上、ドルとユーロのバランスが崩れる可能性がある。当面、ユーロ買いは控え、上昇局面では「売り方針」も選択肢に加えたい。160円近辺は高値警戒圏。

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[米ドル/円] 信用不安後退から確り



ドル/円は波乱含み、JPモルガンが、ベアー・スターンズ買収提示価格を2.52ドルから約10ドルに引き上げたことが好感されたほか、NAR(全米不動産業者協会)から発表された米・2月中古住宅販売件数が、市場予想(中央値/485万戸・前月比0.8%減少)に反し、503万戸(前月比2.9%増加)となったことから、住宅市場低迷長期化観測が後退。信用不安・リセッション(景気後退)入りに対する警戒感が和らぎ、株価上昇・ドル買い戻しが継続、ドル/円は100円台に水準を戻している。ただ、ドル買いはポジション調整買いの域を脱しておらず、地合は依然として不安定であり、ファンド・短期筋は売り場を狙う姿勢を崩しておらず、大半のアナリストもドル売りを勧める方針を維持、経済指標・金融機関追加損失計上など、売りの手掛かりを待つ格好だ。反面、商品バブルは収束に向かいつつあり、過剰なインフレ期待は後退する可能性が高く、ドル売り圧迫がこれまでのように異常に高まることは避けられる見通し。現時点で、高値追いはリスクを背負う可能性大きいが、突っ込みは買い拾いが有効と言える。ただ、思惑交錯からドル/円が上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100近辺。

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