ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[アイスランドクローナ/円] 予想外の利上げ



アイスランド・クローナは突っ込み買い、前日(25日)アイスランド中央銀行は、政策金利を13.75%から15.00%に引き上げることを決定した。アイスランド経済動向からすれば、現時点で「利上げ」を実施する必要性はなく、予想外の利上げ決定と言える。アイスランド・クローナ下落阻止を意図した「利上げ」であり、同中銀の下落阻止に対する強い意志が示された格好だ。アイスランド・クローナ買いには支援材料、同中銀の積極性を評価して買い方針を維持したい。1.25円割れは買い拾いたいところだ。高値は1.35円近辺。

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[豪ドル/円] 商品価格反発が下支え



豪ドル/円は押し目買い、米経済指標が弱い内容となり米リセッション(景気後退)に対する警戒感から「リスク回避」の動きに傾き、「高金利通貨」としての豪ドルは上値を圧迫された。一方、原油・貴金属など商品価格は上昇に転じ、「資源国通貨」としての豪ドルは上昇圧力が増大。結局、底堅い推移を維持している。「二面性」を持つ通貨だけに上下に振れ易いが、押し目買い方針は維持したい。90円台割れは買い。

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[英ポンド/円] 経済指標動向が鍵



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)も金融市場混乱収拾には神経を使っている。金融システムに対する資金供給も対応が早く、今後も積極的な対策を期待できる姿勢だ。「早期利下げ」を期待する短期筋が「金利差拡大観測」を背景に売り攻勢を仕掛ける場面が目立つが、追随売りは避けて経済指標動向をベースとした対応を維持。195円台割れは買い。

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[ユーロ/ドル] ユーロ買いに傾く



ユーロ/ドルは逆張り、米経済指標が弱い内容となったことを手掛かりに短期筋を中心にドル売り攻勢が活発化、ユーロ優勢に転じた。ただ、欧州市場とNY市場では温度差があり、NY市場では株式市場が序盤の下落幅を大きく削ったことからドル売りが消極化、ユーロ/ドルも上げ幅を削った。現時点で1.5ドル台半ばを超える水準を推移しているが、ユーロ圏経済に負担を与える水準に達しており、長期化すればするほど傷が深くなる可能性が高い。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 上値は期待し難い



ユーロ/円は戻り売り、目先的な売買は除外するとして、中期的にユーロ/円は上値が期待できない。FRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)の市場混乱収拾に向けた対応に差があり、金融機関に対する救済策が後手に回る可能性がある。インフレ率高止まりからECBも「政策金利」を引き下げることは難しいが、ユーロが高値圏を推移する状態が長引けば長引くほどユーロ圏経済に対する負担が増大する可能性が高く、経済指標に反映した時点では、対策効果も即効性が期待できない。160円近辺は高値警戒圏。


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[米ドル/円] 市場心理に改善傾向



ドル/円は波乱含み、ドル売り一辺倒だった市場にも変化の兆しが窺える。FRB(連邦準備制度理事会)による積極的な市場対策、ベアー・スターンズに救済の手を差し伸べるなどによって、市場では金融当局筋が真剣に金融市場混乱収拾に取り組んでいると見方が拡大、前日の米株式市場でも、米経済指標悪化を手掛かりとした短期筋を中心とした「売り攻勢」にも関わらず、ナスダック市場を中心に買い拾いが入り、一時は100ドルを超えた下げ幅が、16ドル台に縮小した。これまでのように、パニック的な「追随売り」は見られず、大幅下落を狙った短期筋の思惑が外れた格好だ。ただ、アナリストの多くが、米景リセッション(気後退入り)観測を支持、売りサインを出し続けており、短期筋による「売り攻勢」は今後も続く可能性は高いと言える。売り買い交錯から波乱含みの状態が続く見通しだが、底値波乱と見るか、下げ過程の踊り場と見るかは投資家判断による。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100近辺。

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