ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-03

[トルコ・リラ/円] 米国市場不安定化



トルコ・リラは突っ込み買い、パニック的な市場の動きは漸く落着きを取り戻してきたが、不安定な状況が続いており、高金利通貨として投資対象となっているトルコ・リラも上値の重い推移が続いている。ただ、トルコ・リラ/円も77円近辺で踏み止まり、米金融市場不安定化にも改善傾向が兆しているだけに、底値圏となる可能性がある。このまま回復に向かうことは考え難いが、下値抵抗も感じられることから「買い拾い」が奏功しそうだ。5月には国営企業の株式公開も予定され、投資資金流入が見込めるだけに積極的に「買い場」を探したい。77円台割れは買い、81円を超えれば利益確定を優先。

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[豪ドル/円] 売り買い交錯



豪ドル/円は押し目買い、弱い米経済指標発表を受け、市場が「リスク回避」に傾き「高金利通貨」としての豪ドルを圧迫。一方、ドル下落を手掛かりにファンド・投機筋は金・原油を中心に買い攻勢を仕掛け商品価格が大幅に上昇、「資源国通貨」としての豪ドルを押し上げており、動きは高安区々となっている。ただ、ロング・ショートとも腰が入らず、迫力には欠けている。先行き見通しが難しく不安定な推移だが、買い方針を維持したい。90円台割れは買い。


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[英ポンド/円] BOEは緩和方向か



英ポンド/円は突っ込み買い、キングBOE(イングランド銀行)総裁は質問に答える形で、金融政策は緩和方向にあるとの見解を示唆したが、政策金利に下げ余地を残すだけに気掛かりだ。反面、消費関連指標は意外に底堅く、インフレ水準もBOE目標を上回る水準を推移しており、安易に「利下げ」を選択できる状況ではない。当面、景気後退回避・インフレ抑制とのバランスを見極めたい。195円台割れは買い。

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[ユーロ/ドル] 経済指標に明暗



ユーロ/ドルは逆張り、前日の欧米市場では、米・2月耐久財受注額が市場予想を下回り、独・3月企業景況指数が市場予想を上回ったことからドル売り・ユーロ買いの流れが形成された。ドル売り・ユーロ買いとも限定され、パニック的な売買が避けられたことは評価される。対ドルで1.55ドルを上回るユーロ水準は、ユーロ圏経済を圧迫する可能性が高く、ECB(欧州中央銀行)も長期化は避けたいところだが、高いインフレ水準が妨げとなり、積極的な対応が難しく、模様眺め姿勢を余儀なくされている格好。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 高値警戒



ユーロ/円は高値警戒、独・3月企業景況指数などユーロ圏経済指標が市場予想を上回る強い内容となり、対ドルでユーロ買いが先行、ユーロ/円も連動して上昇したが、157円台を維持できず、156円台前半を推移している。金融機関に絡むリスクを抱えているのは、米国だけではなく、ユーロ圏も同様で、インフレ率が高いだけ経済先行き絡む不安も払拭できない。高値圏推移と見て追随買いは避けたいところだ。当面、ドル売りが続く可能性が高く買い方針も有効だが、高値圏での売りも選択肢に加えたい。160円近辺は高値警戒圏。


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[米ドル/円] 米経済指標は弱い内容



ドル/円は波乱含み、米・2月耐久財受注額が市場予想を下回り、独・3月企業景況指数が市場予想を上回ったが、ドル売り・ユーロ買いの流れを形成、ドル/円も連動する格好となり、下落した。市場混乱が続いた影響を被り、米経済指標は目先的に落ち込むことは当然であり、ユーロ圏経済指標も当面は確りした内容となっても不思議ではない。以前との相違は、市場参加者も安易なドル売りは控えており、ドル売り・ユーロ買いともに限定されたという点だ。米国時間に発表される経済指標では、週間新規失業保険申請件数が注目されるが、前週(37.8万件)から改善が予想(36.0万件)されている。ただ、最近の金融機関による人員整理などが影響、市場予想を下回る可能性がある。一方、FRB(連邦準備制度理事会)は、TSLF(ターム証券貸出制度/証券貸出制度)による初めての入札(期間28日・総額750億ドル)を予定しており、リスクを抱える住宅ローン関連証券と米財務省証券を交換する格好で貸し出されるため、米企業に対する不安感が和らぎ、ドル買いに繋がる可能性もある。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100近辺。

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