[南ア・ランド/円] 政策金利引上げか

南ア・ランドは突っ込み買い、ムボウェニ南ア中銀総裁は議会証言(26日)で、金融セクターでの流動性緩和措置を講ずると言明したが、現時点では必要性がないとも述べており、南ア金融市場は切迫した流動性問題はないと見て良いだろう。反面、国際的なイベントを控え「建設ラッシュ」が続き、「富の分配」を背景とした富裕層増加などからインフレ率に対する押し上げ圧力が増大、「政策金利引き上げ」の可能性も高まっている。「高金利通貨」として金融市場不安定化による圧迫を受けている南ア・ランドだけに買いを入れる好機と言える。12円台割れは買い場。
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[豪ドル/円] 売り買い交錯

豪ドル/円は押し目買い、米金融市場混乱はやや落ち着きを見せているが、米株価動向は未だに不安定な状態から抜け出せず、売り買い交錯から豪ドル/円も方向性が定まらない。基本的には「買い方針」だが、「リスク回避」と「リスク選好」の流れが変わり易いだけに、買い場探しには慎重にならざるを得ない。高値追いは避け、90円台割れを待って買い拾いたいところだ。90円台割れは買い。
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[英ポンド/円] BOE動向に注目

英ポンド/円は突っ込み買い、キングBOE(イングランド銀行)総裁による「金融緩和」を示唆する発言が気掛かり材料だが、BOE目標(2.0%)を上回る水準を推移するインフレ率を勘案すると経済指標がある程度の落ち込みを示唆しなければ「利下げ」は難しいと見ている。ただ、金融市場混乱が景気に与える影響もあり、経済指標動向を慎重に見極めたいところだ。195円台割れは買い。
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[ユーロ/ドル] 高値警戒圏を推移

ユーロ/ドルは逆張り、ユーロ/ドルはやや軟化したが1.58ドル付近を推移、高値警戒圏から抜け出せない。内外アナリストがユーロ買いに傾いているためだが、金利差を背景とした対ドルでの高値圏推移も長期化すればリスクを抱え込むことになる。ユーロ上昇が食品・燃料などを背景とする「インフレ高止まり」に対する抑制効果が認められないだけに、安易な追随買いは避けたい。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 短期金利に上げ圧力

ユーロ/円は高値警戒、ECB(欧州中央銀行)追加流動性供給方針表明を受け、ユーロ圏短期金利は軟化したが、金融機関に対する不信感は払拭できず、ECBが模様眺め姿勢を維持していることから、当面は不安定な推移から抜け出せない見通しだ。このところ発表される経済指標は確りした内容だが、インフレ率改善を窺わせる指標はなく、高止まりが続けば圧迫要因として、一段と市場の関心が高まる見通し。160円近辺は高値警戒圏。
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[米ドル/円] 米金融市場に落着きの兆し

ドル/円は波乱含み、FRB(連邦準備制度理事会)による異例と言える積極的な市場混乱収拾策により、米国金融市場は落ち着きを取り戻したようだ。短期・投機筋を中心とした故意的な未確認情報流出など「煽動行為」は相次いでいるが、混乱時に見られたパニック的な混乱を引き起こすには至らず、市場に冷静さが戻ってきた兆しが窺える。ただ、未だに平常時の状態までには回復しておらず、今後も波状的に繰り返される可能性が高い短期・投機筋による「煽動行為」には注意が必要だ。当面、経済指標をベースとした判断が肝要だが、内外アナリストにも足が地に付いていない向きが目立つだけに、投資家自身が適切な判断を要求される場面。また、金融市場動向が与える影響が低下したわけではなく、全体を眺める視線も必要と言える。米国時間に発表される経済指標だが、米・2月コアPCE(個人消費支出)価格指数は前月(1月/0.4%上昇)を下回ると予想(前月比0.1%上昇)されており、予想を下回れば売り材料となる可能性が高い。また、米・2月個人消費支出の落ち込み幅が大きくなれば圧迫要因となる。米・3月ミシガン大消費者信頼感指数も悪化が予想されている。反面、いずれの経済指標も予想を上回れば「買い要因」となる。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100円近辺。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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