[南ア・ランド/円] 底値圏から離れる

南ア・ランドは突っ込み買い、南ア金融機関に絡む信用不安を手掛かりとした投機筋を中心する「売り攻勢」が上値を圧迫、下値追いが続いた南アランドもようやく底値圏を離れた。欧米金融市場混乱収拾に目処が立たず、地合が不安定なことは否めないが、投資対対象としての好条件(「資源国通貨」「高金利通貨」)を備えるだけに「買い方針」が基本と言える。ただ、インフラ整備が経済発達に追い付けず、中長期的な整備計画に狂いが生じる可能性はあるが、同国政府がインフラ整備を積極的に推進、資金的な問題も解決が可能なだけに中期的にも上昇が期待できる通貨である。投資資金流動性が高まり、地合が不安定なだけに「突っ込み買い方針」は維持、12.75円台割れを買い。
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[豪ドル/円] 「利下げ観測」後退

豪ドル/円は押し目買い、21日に発表された豪・第1四半期PPI(生産者物価指数)が市場予想を上回る強い内容となり「利下げ観測」は後退。一方、明日(23日)に発表が予定される豪・第1四半期CPI(消費者物価指数)も強い内容となれば「利上げ観測」が浮上する可能性が高い。尚、第1四半期CPI予想(中央値)は前期比+1.1%と前期実績(前期比+0.9%)を上回り景気過熱が見込まれている。当面、下値抵抗が増大する可能性が高く「押し目買い」方針、93円近辺を買い。
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[英ポンド/円] 買い場待ち

英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は金融機関が直面する「信用収縮」対策の一環として、住宅ローン担保証券と英国債(特別発行)を交換することを認めることを発表した。現時点で市場アナリストの評価は厳しいが、効果が現れるには少し時間が掛かること、期待した効果が得られない場合は新たな対策も期待できることを勘案すれば、英金融当局の積極的な対応を評価するべきだ。ただ、英ポンド/円に関しては週内に発表が予定される英大手金融機関業績発表が「英ポンド売り」に繋がる可能性が高いことから「買い場待ち」。200円以下を買い、205円に迫ればポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢に転じる

ユーロ/ドルは逆張り、BOA(バンク・オブ・アメリカ)など米金融機関業績発表が市場予想を下回ったことから対ユーロでも「ドル売り」が優勢となり、ユーロ/ドルは史上最高値更新も視野に入っている。一方、ユーロ圏金融機関も「信用収縮リスク」を抱え、インフレ率上昇・景気減速と経済動向にも不透明性が絡むなど不安定要因も多く、現時点では「高値追い」は勧められない。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。
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[ユーロ/円] インフレ警戒高まる

ユーロ/円は突っ込み買い、メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁は「追加利上げ」の可能性を示唆、リーカネン・フィンランド中銀総裁もユーロ圏インフレリスクに対し強い警戒感を示唆するなど、インフレ率上昇がユーロ圏経済に悪影響を与え始めていることは疑う余地がない。ECB(欧州中央銀行)「利下げ観測」後退も当然あり、逆に「利上げ観測」が拡大しても可笑しくない状況。当面、「金利差拡大」観測を背景にユーロ/円も上向く可能性は高いが、ユーロ圏金融市場がリスクを抱えるだけに高値追いは避けたい。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。
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[ドル/円] 引き続き企業業績に注目

ドル/円は突っ込み買い、前日は米金融機関である「BOA(バンク・オブ・アメリカ)」、「ナショナル・シティー」第1四半期企業業績(1-3月期)が、市場予想を下回る内容となったことから「信用収縮」に対する警戒感が再び高まりダウは小幅ながら反落。一方、ナスダックは好調な業績見通しが好感され続伸。ドル/円は「信用不安」に対する警戒感が再浮上したことを背景に下押した。不安定な地合を象徴する動きだが、今後も企業業績発表が続くだけに上下に振れる展開は避けられない見通しだ。ただ、混乱時に比較して下値抵抗も増大、市場反応も「弱気材料」より「強気材料」に敏感と言える。米国時間には米・3月中古住宅販売件数が発表されるが、市場予想(490万件)は、前回実績(503万件)を下回っており、大幅に落ち込めば上値を圧迫する可能性があるが、住宅関連指標低迷は織り込まれており、市場に与える影響は限定される見通し。当面、ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
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[トルコ・リラ/円] 金利引き上げの可能性

トルコ・リラは突っ込み買い、先週に開かれたトルコ中央銀行金融政策決定会合で政策金利(15.25%/2008年2月引き上げ)は2ヶ月連続して据え置かれた。ただ、トルコ中銀声明には「追加利上げ」を示唆する文言が含まれ、「トルコ・リラ水準」、「商品価格動向」次第では、「追加利上げ」の可能性がある。当面、原材料上昇によるインフレ圧力が低下する可能性は低く、トルコ・リラが下値圏で推移すれば「追加利上げ」が決定される確率が高まる。一方、「政情不安」に対する警戒が緩められず、突っ込み買い方針は維持。ポジション拡大は避け、調整は早めに実行したい。買いは76.0円割れ。
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[豪ドル/円] PPIは高い伸び

豪ドル/円は押し目買い、オーストラリア統計局から発表(21日)された豪・第1四半期PPI(生産者物価指数)は、前期比1.9%上昇・前年同期比4.8%上昇と市場予想(中央値/前期比1.0%上昇・前年同期比3.9%上昇)を大幅に上回り、「年内利下げ観測」を後退させた。一方、「利上げ観測」は「主要国利下げ観測」に阻まれ、現時点では影響を及ぼす材料となっていない。当面、下値抵抗が増大する可能性が高く「押し目買い」方針、93円近辺を買い。
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[ユーロ/ドル] 過剰なドル売りは後退

ユーロ/ドルは逆張り、シティ・グループ業績発表が市場予想を上回り、「ドル買い戻し」先行したことで、過剰なドル売りに対する警戒感が浮上、短期筋も安易にドル売りを仕掛け難い状況と言える。また、対ユーロではかなり「ドル売り」が積み上がっており、ユーロ/ドルに関しては「上値抵抗」が増大する可能性も高い。「金利差拡大」を見込んだ「ユーロ買い」はリスクを背負う可能性がある。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。
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[ユーロ/円] インフレ率はジリ高基調

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[米ドル/円] 企業業績発表に注目

ドル/円は突っ込み買い、シティ・グループ業績発表(08年第1四半期)が市場予想を上回る内容となり、金融機関に対する警戒感が後退。「ドル買い戻し」が先行、ドル/円は103円台後半に水準を戻している。シティ・グループ業績発表に関しては、国内・海外を含めて殆どのアナリストが異常とも言える悲観的見通しを相次いで発表、「ドル売り」が過剰に積み上がっていたことが背景。一方、米株価上昇を受け、浮上している「不安定性解消」との見方も楽観的であり、現時点では同意できない。企業業績発表は今週も続き、BOA(バンク・オブ・アメリカ)、デュポン、マイクロソフト、ヤフーなど主要企業も含まれるだけに「流言蜚語」に惑わされず、現状を踏まえた判断が必要だ。当面、企業業績発表を株式市場がどう受け取るかが「焦点」、株価動向に連動した展開が続く見通し。ポジション的には、短期筋が調整買いを先行させた反面、大手筋には米景気に対する「悲観的観測」が根強く、「ドル売り指向」にも変化がないことから105円近辺では売り圧迫が増大する可能性が高い。当面、ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
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[アイスランドクローナ/円] 格下げが上値圧迫

アイスランド・クローナは突っ込み買い、「格下げ」が上値を圧迫。4月17日、格付け会社・S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は、アイスランド長期外貨建て格付けを「Aプラス」から「A」に引下げ、アイスランド・クローナは対ドル・ユーロで下落した。S&Pは声明で、「アイスランド商業銀行海外資金調達コスト上昇が同国経済に影響を及ぼし、経済縮小が予想を上回る可能性がある」との見解を示唆。ヘッジ・ファンドによる投機的な売りからアイスランド・クローナが下落していることも経済を圧迫しており、アイスランド金融当局の対応が注目される。1.32円台割れを買い、1.40円に迫ればポジション調整を優先。
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[豪ドル/円] 「リスク選好」に傾く

豪ドル/円は突っ込み買い、不安定性は絡むが「リスク選好」に傾く。米金融機関業績発表が市場予想を上回り、投資資金が「リスク選好」に傾いたことから「豪ドル買い」が活発化している。ただ、米国時間に「シティグループ」から業績が発表されることから高値追いは避けたい。「投資資金動向」に左右され易い側面を持つ豪ドルだが、市場心理が改善すれば一段高も見込める。当面は「突っ込み買い方針」、90円近辺を買い。
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[英ポンド/円] 買いポジションを維持

英ポンド/円は突っ込み買い、英金融市場に対するリスクが軽減した兆しは見えないが、英金融当局が、米国と同様に住宅関連債券と国債を交換する措置を打ち出せば、状況が一変する可能性があり、調整売りを控え「買いポジション」は維持したい。ただ、「債券交換」はあくまで市場の憶測であり、積極的に買い進むことは避けたい。200円以下を買い、203円に迫ればポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] ドルに下値抵抗

ユーロ/ドルは逆張り、ECB(欧州中央銀行)は引締め姿勢を維持、FRB(連邦準備制度理事会)は緩和姿勢を継続している現状ではユーロ優勢は当然と言えるが、ユーロに「買い過ぎ」、ドルに「売り過ぎ」との見方が絡み始め、高値圏では売り圧迫が増大している。「金利差縮小」は考え難いが、「金利差拡大」を見込んだ「ユーロ買い」はリスクを背負う可能性がある。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 高値追いにはリスク

ユーロ/円は突っ込み買い、ユーログループ議長発言に下押す。前日、ユーログループ議長であるユンケル・ルクセンブルグ首相兼財務相は「金融市場や他の関係者がG7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)メッセージを正しくかつ完全には理解していない」との見解を示唆、同発言が「ユーロ売り」に繋がった。G7を契機に市場参加者にユーロに対する高値警戒感が浮上しており、材料次第で売り圧迫が急増する可能性が高まっている。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。
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[米ドル/円] 引き続き企業業績に注目

ドル/円は突っ込み買い、引き続き企業決算が注目される展開。米主要企業決算に注目が集まっており、「米景気先行き見通し」を判断する材料となっている。また、主要金融機関業績発表は「信用収縮に対するリスク」を推し量る材料としても関心が高い。現時点では巨額損失追加計上も見当たらず、投資家心理は「リスク選好」に傾き始めている。ただ、米国時間には「シティグループ業績発表」が控えており、内容次第では再び投資家心理が「リスク回避」傾向を強める可能性がある。依然、市場には「信用収縮に対する不安感」も根強く、不安定な推移が続く見通しだが、これまでに業績発表を終えた企業経営者が相次いで「最悪期は脱した」との見解を示唆しており、「シティグループ業績発表」が信頼性を判断する目安となりそうだ。注目される経済指標発表はなく株価動向に影響される可能性が高いことは念頭に置きたい。ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
[南ア・ランド/円] 金利は上向き

南ア・ランドは突っ込み買い、エスコム(国営電力会社)電力供給不安を背景に同国が需給を握るプラチナ価格は上昇している。インフラ整備に力を注ぐ同国だが、経済拡大に追い付くにはハードルも多い。経済そのものが停滞する可能性は低いが、電力価格を含め基礎的な生活維持コストが上昇することは避けられない見通し。当然、インフレ圧迫も増大するだけに政策金利が上昇する可能性は高い。投資資金流動性が高まり、地合が不安定なだけに「突っ込み買い方針」は維持、12.5円台割れを買い。
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[豪ドル/円] 信用不安が和らぐ

豪ドル/円は突っ込み買い、米株式相場上昇を背景に投資資金流動性が低下、地合が締まったことに加え、商品相場が上昇基調維持を維持したことから豪ドル/円は上昇。反面、投資資金動向・商品相場ともに不安定要因であり「上値追い」には材料不足。「金利先高観測」後退から地合は以前より緩んでいると見られ、下押したところを買い拾う慎重な姿勢は崩せない。当面は「突っ込み買い方針」、90円近辺を買い。
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[英ポンド/円] BOE動向に関心

英ポンド/円は突っ込み買い、FRB(連邦準備制度理事会)と同じく、BOE(イングランド銀行)も「住宅ローン関連証券買取り」対策を検討との報せを受け英ポンドが買われたが、実施に関しては不透明であり、高値追いは避けたい。当面は、「追加利下げ観測」を背景とした売り増大から下押したところを「買い拾う」消極的な対応を維持したい。200円以下を買い、203円に迫ればポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] 金利差拡大観測

ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)金融緩和姿勢とECB(欧州中央銀行)金融引締め姿勢が鮮明化、「金利差拡大観測」を背景としたドル売りが先行、ユーロ/ドルは上値を見極める展開となっている。金融市場に対する不安感をともに抱えるだけに、欧米経済見通しが鍵を握ることになりそうだ。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 利下げ観測後退

ユーロ/円は突っ込み買い、ユーロ圏・3月CPIが市場予想を上回る強い内容となり、ECB(欧州中央銀行)金融引締め姿勢維持との見方が拡大、ユーロ/円は上昇した。ただ、ユーロ上昇がインフレ抑制に効果がないことも確認され、ユーロ上昇・インフレ高進による圧迫を受けるユーロ圏経済が「健全な状態」を維持できるかに関心が集まっている。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。
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[米ドル/円] 雇用情勢巡り思惑交錯

ドル/円は突っ込み買い、前日の米国株式市場では「インテル」「JPモルガン」など注目された企業業績が市場予想を上回る確りした内容であったことに加え、他にも良好な業績を発表する主要企業が多く「企業業績に対する警戒感」が後退し株式相場は大幅に上昇、ドルを下支えた。また、信用不安が和らぎ「円売り」も入った。反面、ユーロ圏・3月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回る強い内容となり、ECB(欧州中央銀行)引き締め政策維持との見方が拡大し「ユーロ買い優勢」に推移、ドルは上値を圧迫された。ドル/円は「円売り」が「ドル売り」を上回り堅調に推移した。全般的には強弱材料が入り混じる不安定な推移と言える。米国時間に発表される経済指標では、週間新規失業保険申請件数が注目されるが、市場は前週(35.7万件)から増加を予想(中央値/37.5万件)している。人員整理増加・採用見合わせなどを見込んだ予想だが、消費動向を占う上でも注目されている。ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
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[トルコ・リラ/円] 買い場選びは慎重に

トルコ・リラ/円は突っ込み買い、シムシェキ・トルコ国務相は「近く、年金制度刷新・5ヵ年経済計画策定から、IMF(国際通貨基金)との融資協定が完了、約36億ドルを受け取る」との見通しを発表、トルコ経済政策が順調に進んでいることが示された。反面、親イスラム派であるAKP(公正発展党)と野党(世俗派)との対立が表面化、「政情不安」を抱え込んでいる。「高金利通貨」として投資妙味は高いが、「買い場」を誤ればリスクを背負う可能性があり、「ポジション調整」と「買い場選び」が投資要件と言える。ポジション拡大は避け、調整は早めに実行したい。買いは76.0円割れ。
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[豪ドル/円] 商品上昇を好感

豪ドル/円は突っ込み買い、米景気先行き見通し不透明化を背景に「投資資金動向」が不安定化、「高金利通貨」としての豪ドルを圧迫する場面が目立つ。反面、投資資金流入により原油・貴金属を中心に商品価格上昇が続き、「資源国通貨」としての豪ドルを押し上げている。相反する現象だけに、売り買いが相殺される場合も多いが、下値を支える要因を持つことは好感される。買い場を慎重に選べばリスク回避は可能、高値追いを避ける姿勢は維持。当面は「突っ込み買い方針」、90円近辺を買い。
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[英ポンド/円] 「利下げ」に慎重

英ポンド/円は突っ込み買い、前日に発表された英・3月HCPI(消費者物価指数)は前年同月比2.5%となり、市場予想(中央値/前年同月比2.6%)を下回った。ただ、9ヶ月ぶりの高水準となった前月と同水準であり、直ちに「追加利下げ」実施につながるとの見方は早計と言える。当面、経済指標動向見極めを優先したい。「突っ込み買い」方針が妥当。200円以下を買い、203円に迫ればポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] ユーロも上値重い

ユーロ/ドルは逆張り、欧米金融機関は「信用収縮不安」を共有するが、欧米景気に対する圧迫要因には相違点が多い。ユーロ/ドルは買い優勢に推移しているが、「高値警戒感」が上値を圧迫、買いポジション拡大も限界に近づいている。当面、材料次第と言えるが、売り材料に対する反応が敏感となりそうだ。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] インフレ率はジリ高

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[米ドル/円] 景気先行き見通しは不透明

ドル/円は突っ込み買い、米リセッション(景気後退)入りが確実視されるなか、「リセッション期間・程度」を巡る思惑が乱れており、売り買いが交錯している。当然、「積極的なドル買い」は考えられないが、膨張を続けている「ドル売りポジション」がどの辺りで収縮に向かうかが「焦点」。一方、ドルは主要通貨に対し大幅に下落、ショート・サイドも手掛かり材料なしでは「ドル売り」を仕掛け難くなっている。当面、米景気先行き見通しに絡む不透明性が払拭される可能性が低いだけに「売り優勢」に推移する見通しだ。ただ、ドル/円は国内景気が米景気動向に影響を受け易く、先行き見通しも不透明なことから「突っ込み買い」方針が妥当と言える。米国時間に発表される経済指標だが、米・3月CPI(消費者物価指数)に注目が集まっている。米・3月住宅着工件数、同許可件数は大幅に低下しない限り、影響は限定される見通し。ただ、強い内容となった場合に「ドル買戻し」に繋がる可能性が高い。米・3月CPI予想(中央値)は前月比0.4%上昇・コアCPI予想(中央値)は前月比0.2%上昇が予想され、前月(中央値・前月比/CPI=0.0%、コアCPI0.0%/ともに横這い)から上昇が加速すると見られている。予想を上回れば「大幅利下げ(0.50%)観測」が後退、ドル/円が上昇する可能性が高い。また、「企業決算発表」続く米株式動向にも影響され易いことも念頭に置きたい。ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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