ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[アイスランドクローナ/円] 金融機関支援発言



アイスランド・クローナは突っ込み買い、「格下げ」を契機に同国金融機関に対するデフォルト(債務不履行)リスク上昇を囃して、投機筋が「アイスランド・クローナ売り」を仕掛けた可能性があり、オッドソン同国中銀総裁も強い警戒感を示唆している。一方、政府も事態を深刻に受け止め、ハーデ同国首相は金融当局と協力して銀行セクターを支援すると言明。現時点では「売り圧迫」はやや後退しているが、欧米市場でも市場不安に乗じた不正投機行為が目立つだけに「買い場」は慎重に選びたい。1.25円割れは買い拾いたいところだ。高値は1.35円近辺。

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[豪ドル/円] RBA、金利据え置き



豪ドル/円は押し目買い、RBA(オーストラリア準備銀行)はオフシャル・キャッシュレート(政策金利)を7.25%で据え置いたが、「5月追加利上げ観測」に揺らぎはない。RBAはオーストラリア経済を圧迫する要因が存在するとしているが、前月に続いて「利上げ」を実施する必要性を後退させた要因と受け取っている。依然として経済は過熱気味に推移、インフレ関連指標が落着く可能性は極めて低く、追加利上げは避けられない見込み。90円近辺は買い場。

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[英ポンド/円] 根強い景気悪化観測



英ポンド/円は突っ込み買い、低調な推移が続く住宅関連指標に対する関心が高く、英ポンド/円も上値の重い推移。反面、経済指標が全て住宅関連指標と同じく悪化傾向を辿っているわけではない。インフレ関連指標が高い水準にあるだけにBOE(イングランド銀行)も安易な「利下げ」は避けており、「利下げ」はインフレ関連指標動向次第と見ている。195円台割れは買い。

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[ユーロ/ドル] 一進一退



ユーロ/ドルは逆張り、欧州市場では「金利先安観測」後退を背景に上昇したが、米国市場では上げ幅を削っており、ユーロ/ドルは一進一退の動き。短期筋もユーロ買いポジションを膨らませることは控えており、模様眺め姿勢に近い対応となっている。欧米金融市場が抱えるリスクは「量」は違うが「質」は同じであり、景気減速傾向が加速すれば、ユーロ圏が深刻な事態に陥る可能性がある。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 高値見極め



ユーロ/円は、目先的には「金利先安観測」後退から上昇が見込まれるが、中期的には「高金利」「経済減速」が警戒され、高値見極めから売り場探しと見ている。前日に発表されたユーロ圏・3月消費者物価指数(速報値)は前年同月比3.5%上昇、インフレ圧迫の強さを示す内容となった。ECB(欧州中央銀行)によるインフレ抑制姿勢は正しいと言えるが、ユーロ上昇がインフレ抑制にはあまり役立たないことも立証されただけに、金融政策運営は一段と難しくなったと言える。160円台は高値警戒圏。

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[米ドル/円] 前哨戦は揉合い



ドル/円は波乱含み、年度末を越えて短期金利は若干軟化する見通しだが、信用市場に対する警戒感が緩んだわけではなく、期末に押し上げられた金利が修正されるに過ぎない。金融市場全般に信用収縮に対する警戒感が拡大、市場参加者心理も不安感が支配している。最も注目度が高い、米・3月雇用統計を週末に控え極端に動く可能性は低いが、米国時間に発表される米・3月ISM製造業指数に対する関心は高く、前月(2月/48.3)から悪化が予想(47.5)されているが、予想を下回る弱い内容となれば「ドル売り圧迫」が増大することになる。
私見だが、ISM製造業指数に関しては若干の改善を予想している。反面、FRB(連邦準備制度理事会)・米財務省も神経を尖らせており、対応策は既に準備済みと見てよい。ただ、市場動向を決定付ける指標は「雇用統計」と見られ、動きは限定される見通しだ。一方、日銀短観は強弱区々の内容であり「円売り材料」にはなり難く、ドル/円に関しては中立材料。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100円近辺。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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