ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[トルコ・リラ/円] 下値模索

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トルコ・リラは下値模索、イラク越境攻撃問題は漸く一段落したが、「政局流動化」に対する警戒感が高まっている。トルコ検察当局は、国政を担っている与党・AKP(公正発展党/イスラム系政党)が、国家のイスラム化を進めようとしており「政教分離を犯している」として、トルコ憲法裁判所にAKPを提訴、同裁判所が3月31日に提訴を受理したことから「政局流動化」に対する警戒感が高まり、トルコ・リラを圧迫している。現時点では、「信用収縮」に対する警戒感後退を背景に戻しているが、高値追いは期待できない。当面、下値見極めを優先。目先的な下値目処は74円台割れ。

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[豪ドル/円] リスク選好



豪ドル/円は押し目買い、信用収縮に対する警戒感が後退したことから「リスク選好」に傾いた投資資金動向を背景に、豪ドル/円も堅調に推移している。一方、ファンド・投機筋によるポジション調整売りから商品価格が下落、「資源国通貨」としての豪ドルを圧迫している。ポジション調整が一巡すれば、一段高も期待できるが、目先的には不安定な推移が続く可能性が高く押し目を待ちたい。90円近辺は買い場。


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[英ポンド/円] 調整売りを優先



英ポンド/円は調整売り優先、「ユーロ調整売り」を背景に英ポンド/円も200円台に水準を戻している。英経済指標次第だが、BOE(イングランド銀行)が利下げ余地を残すだけにポジション調整を優先したい。現時点では「利下げ」は五分五分と見ているが、英経済指標が悪化すれば、短期筋による「売り浴びせ」も警戒されるだけにポジション調整は早めに行うことを勧めたい。195円台割れは買い。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢に転じる



ユーロ/ドルは逆張り、信用収縮に対する警戒感が後退、ファンド・短期筋を中心に「ドル買い戻し」が先行、ユーロ/ドルも1.56ドル台を割り込んだ。下げ余地は残すが、地合が不安定なだけに方向性が定まったわけではない。現時点でも「買い気」は根強く、ファンド・短期筋が買いを入れる可能性は否定できない。ただ、高値警戒感が生じたことから1.58ドル台回復には抵抗が強まる見通し。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 高値警戒



ユーロ/円は高値警戒、「ドル買い戻し」を背景に対ドルで「買い過ぎ」となっていたユーロが売られ、ユーロ/円も軟調に推移している。当面、ユーロ/円の下値は限定される見通しだが、中期的には「景気減速・インフレ率高止まり」に対する警戒感が高まる可能性が高い。売り急ぐ必要はないが、ジリジリとインフレ水準が上昇しているだけに、積極的に買える状況ではない。160円台は高値警戒圏。

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[米ドル/円] 買い戻し先行



ドル/円は波乱含み、市場ではUBS(スイス大手銀行)増資計画が好感され、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(米大手証券)による優先株発行が供給不足となったことから「信用収縮に対する警戒感」が後退、ファンド・短期筋を中心に「ドル買い戻し」が先行、ドル/円も101円台後半に水準を戻している。内外アナリストの大半が「ドル下落」を見込んでいるだけに「売り過ぎ」も致し方がないところだが、今後はアナリスト予想も多少は修正されると見ている。ただ、若干改善されたとは言え、当面は不安定な推移が続くことは避けられず、上下に振られる「波乱含み」の展開。前日(米国時間)に発表された米・3月ISM製造業景況指数は、48.6と市場予想(中央値/47.5)を上回り、好不調の判断を分ける50を下回ってはいるが、落ち込みが避けられたことは好感される。米国時間に発表される米・2月製造業受注は、前月(1月/-2.5%)から改善が予想(-0.8%)されている。一方、ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)3月全米雇用報告は、民間部門雇用者数を4.8万人減少と予想しているが、このところ米雇用統計との差が大きく、強弱どちらであれ、結果を「鵜呑み」にすることは避けたい。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は97円近辺、上値は104円近辺。

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