ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[南ア・ランド/円] 利下げ余地は乏しい



南ア・ランドは突っ込み買い、政策金利水準が高いだけに「金利見通し」が影響を及ぼす場面が目立つが、2月家計・企業信用残高は1月から伸び率が鈍化しており、南ア中銀が政策金利を引き下げる可能性は低下した。信用収縮に対する警戒感が根強く、投資資金の流動性が高まっているだけに上下に振れ易い展開だが、資源国通貨としての評価を勘案すれば「買い方針」を転じる必要はない。上下に大きく振れるだけに高値追いは避けたいが、突っ込みは買い場。12.5円台割れは買い。


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[豪ドル/円] 商品相場上昇を好感


豪ドル/円は押し目買い、米リセッション(景気後退)入りが確実視されるなか投資資金が商品市場に流入、原油・貴金属を中心に高値追いが続いている。「高金利通貨」としての豪ドルには圧迫要因だが、「資源国通貨」としての豪ドルには上昇要因となっており、豪ドル/円も方向性を欠く不安定な推移だ。当面、経済指標動向に軸足を置いて金利動向を探りたい。押し目買い方針を維持、90円付近は買い。


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[英ポンド/円] 政策は緩和方向



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)が「追加利下げ」を決定する可能性は高いが、インフレに対する警戒感から利下げ幅を小幅に止め、経済指標動向を見極めた上で、今後の金融政策を決定する慎重な姿勢は崩さない見通し。政策金利も高い水準にあり、市場動向を見極める時間はあると見ている。買いは200円以下、205円に迫ればポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] 米・欧双方にリスク



ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)追加利下げ・ECB(欧州中央銀行)金利据え置きとの見通しを背景に対ユーロではドルが売られ易い場面だが、金融市場に絡むリスクは米・欧ともに抱えており、一方にポジションを傾け難い状況に変化はない。また、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)動向にも影響を受けるだけに「逆張り方針」は維持したい。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] G7動向に注目



ユーロ/円は突っ込み買い、ユーロ圏ではインフレ率がジリジリと上昇しており、「金利差拡大観測」を背景に上値志向が強いユーロ動向に対する警戒感が高まり、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)では、ユーロ上昇を抑制する対策をG7声明に盛り込みたいようだが、成否を握る米国の対応は不透明であり、不成功に終わる可能性もある。また、成功した場合でも内容によっては効果も期待できない。当面、ユーロ/円は「突っ込み買い」維持だが、高値追いは避けたい。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。


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[米ドル/円] 積極買いにはリスク



ドル/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)・ECB(欧州中央銀行)金融政策決定、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)を控え市場は総じて動き難い状況。ただ、一部に金融市場は最悪期を脱したとの見方も浮上、混乱の最中にあると見る向きが大勢を占めるものの思惑も乱れ易く、市場が予想外に動く可能性も高まっている。新たな展開も期待できる反面、状況判断も難しくリスクを避けたい向きは見極めを優先する対応を勧めたい。また、積極的なポジション構築を進める場合にも余裕が必要だ。ドル/円は米リセッション(景気後退)入りの期間見通しが問題となるが、FRB(連邦準備制度理事会)による流動性対策、政府による景気刺激策効果をどう評価するかがポイントとなる。現時点ではアナリストによる判断も区々であり、早々に方向を定めた米大手証券筋などの判断には疑問が残る。ただ、米国景気と本邦景気は相関性が高いだけに、ドル/円に関しては「突っ込み買い方針」が妥当と言える。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は97円近辺、上値は104円近辺。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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