[トルコ・リラ/円] 上値抵抗は増大

トルコ・リラは突っ込み買い、政情不安が払拭できず高値追いは避けたい。「イスラム化」を巡り、与党AKP(公正発展党)と野党(世俗派)の対立が続いている。トルコ憲法裁判所の判断が注目されるが、AKPが抵抗姿勢を強めれば、軍部が乗り出す可能性もあるだけに目が離せない。一方、積極的にインフラ整備を推し進める政策姿勢には変化はなく、政策金利を押し上げる要因として期待される。目先的な下値目処は75円台割れ。
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[豪ドル/円] 雇用統計を好感

豪ドル/円は突っ込み買い、豪・3月雇用統計は「就業者数」が市場予想を上回る強い内容となり、豪ドルを押し上げた。このところ経済指標内容が冴えず、ポジション調整売りが上値を圧迫する場面が多かっただけに「豪経済」の底堅さが好感された。また、商品価格が上昇基調を維持、資源国としての評価を支えている。金融市場そのものが不安定なだけに、上値追いは難しいが下押し場面は買い場。当面、「突っ込み買い方針」、90円台割れを買い。
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[英ポンド/円] 利下げ確実視は早計

英ポンド/円は突っ込み買い、欧州時間に予定されるBOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)では、「利下げ(0.25%)」が決定されるとの見方が大勢を占めている。ただ、インフレ動向を勘案すれば「利下げ」に無理があり、BOEが「据え置き」を選択する可能性も決して無視できない。英ポンド/円は、「利下げ」決定を受け下押した場合は、買い場と見ている。200円以下を買い、205円に迫ればポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] 市場対策を模索か

ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)ともに市場対策には苦慮しており、週末に開催されるG7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)で打開策を協議する可能性が極めて高く「見極め」を優先したい。当面、金利差拡大を背景にユーロが優勢を維持する見通しだが、現時点ではポジション調整を勧めたい。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 金利据え置き観測が大勢

ユーロ/円は突っ込み買い、欧州時間にECB(欧州中央銀行)は金融政策を発表するが、インフレ水準がジリ高基調にあることから、市場では「金利据え置き」がほぼ確実視されている。「利下げ」の可能性が全くないとは言えないが、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)を週末に控え、ECBもG7における協議で対策を打ち出すことを優先する見通しだ。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。
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[米ドル/円] 大幅利下げ観測拡大

ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3/18日開催分)発表以降、「大幅利下げ(0.50%)観測」が拡大、ドル売り圧迫が増大している。また、FOMC(3/18日開催分)では「大幅利下げ(0.75%)」に反対票を投じたダラス地区連銀総裁発言(講演/米国時間・4月9日)にも「利上げ否定」を示唆する内容が見当たらなかったことが「大幅利下げ観測」拡大に拍車を掛けた格好だ。ただ、既に市場は「利下げ(0.25%)」を織り込んでおり、利上げ幅拡大は目先的な売り材料と言える。11日に開催されるG7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)では金融市場動向に関して、かなり突っ込んだ協議を行うことが確実視されており、積極的にドル売りを仕掛けることは控えられる見通しだ。また、欧州時間にはBOE(イングランド銀行)・ECB(欧州中央銀行)が「金融政策」を発表することから目先的な動きに惑わされず「見極め」を優先したい。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は97円近辺、上値は104円近辺。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |