ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[南ア・ランド/円] 政策金利上昇



南ア・ランドは突っ込み買い、金融市場混乱収拾に目処が立たず地合は安定性を欠く。前日、SARB(南アフリカ中央銀行)は、政策金利(レポレート)を0.50%引き上げ、11.50%とすることを決定した。南ア中銀は今後もインフレ率上昇を見込んでおり、今回の「利上げ」が遅すぎた可能性を示唆している。今後も政策金利に対する上昇圧迫がジリジリと高まる可能性は高い。ただ、南ア・ランドは「高金利通貨」「資源国通貨」として投資対象とされるだけに、金融市場混乱を背景とした投資資金流動性増大から地合が不安定化、「高値追い」は避け「下押し」を買い拾う方針を維持したい。12.5円台割れは買い。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 投資資金動向が鍵

kaea0411.gif

豪ドル/円は突っ込み買い、豪経済指標には低下傾向も兆しているが、過熱気味に推移しているだけに歓迎される傾向と言える。「追加利上げ期待」は後退しているが、資源価格上昇を背景に豪経済も堅調な推移を維持する見通し。一方、世界的な金融市場混乱を背景とする投資資金流動性増大から地合が不安定化、上下に振れ易くなっていることには注意が必要。買い場を慎重に選べばリスク回避は可能であり、高値追いを避ける姿勢を維持。当面、「突っ込み買い方針」、90円台割れを買い。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 「追加利下げ」は不透明



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は市場予想通り政策金利を引下げたが、今後の「追加利下げ」に繋がると見るには時期尚早。ECB(欧州中央銀行)に比較すれば金融政策自由度は高いが、「インフレ」「景気後退回避」の均衡を保つことは難しい。現時点では経済指標も強弱区々であり、今後に発表される経済指標動向次第と言える。200円以下を買い、205円に迫ればポジション調整を優先。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] 信用収縮は欧州に波及



ユーロ/ドルは逆張り、金融機関に対する警戒感はユーロ圏にも波及との見方が拡大。以前と比較してユーロ圏金融機関に対する警戒感が高まっており、楽観的な見通しを支持する向きは殆ど見られない。また、インフレ水準がジリジリと上昇しており、ECB(欧州中央銀行)も「利下げ」に消極的なだけに状況は更に悪化する可能性もあり、ユーロ/ドルに対する上値圧迫は強まる見通し。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] 高値警戒感が絡む



ユーロ/円は突っ込み買い、前日に開催されたECB(欧州中央銀行)理事会では、市場予想通り「金利据え置き」が決定されたが、トリシェECB総裁は会見でユーロ上昇に対する懸念を示唆、ユーロに高値警戒感が浮上した。目先的には「利下げ」は考え難いが、ユーロ現行水準がユーロ圏経済に悪影響を与える水準に達しているとの見方が高まり、上値圧迫が増大する可能性が高い。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円] インフレ動向見極め



ドル/円は突っ込み買い、インフレ動向見極めから輸入物価に注目。米国時間に発表される米・3月輸入物価指数は、ドル下落による影響を見極める格好の指標と言え、市場参加者から注目されている。市場予想(中央値)は2.0%上昇と前月(0.2%上昇)から大幅に上昇すると見られている。また、米・4月ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)もインフレ期待を推し量る要因とされる可能性がある。市場予想(中央値)は69.0と前月(69.5/3月確報値)をやや下回っている。インフレ率上昇を示す兆候があった場合、FRB(連邦準備制度理事会)が金融緩和策を継続することが難しくなるため「新たな対応策」が検討される可能性が高まる。また、明日(米国時間)に開催されるG7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)動向も「ドル下落」に関する内容が「声明」に盛り込まれるか否かが注目されている。思惑交錯からドル/円は上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は97円近辺、上値は104円近辺。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する