ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[南ア・ランド/円] 地合は不安定化



南ア・ランド/円は突っ込み買い、欧米金融市場混乱を背景に投資資金の流動性が高まり、「高金利通貨」「資源国通貨」として投資対象とされてきた南ア・ランドも地合が不安定化、上下に振れる展開が続いている。投資資金は「金融市場」に対する不安感を背景に「リスク回避」・「リスク選好」の動きが交互に繰り返されており、当面は南ア・ランドも不安定な地合が続く見通しだが、インフレ圧力が高く南ア中銀が「金融引締め姿勢」を維持する可能性が高いだけに、「下押し場面」は買い場と言える。「高値追い」は避け「下押し」を買い拾う方針を維持、12.5円台割れは買い。

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[豪ドル/円] 追加利上げ観測後退



豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)が15日に発表した議事録(4月1日/金利据え置きを決定)では、金利引き上げが「家計・企業」に制約的な影響を与えていると指摘、この状況が続けばインフレ圧力緩和に繋がるとの見解が示唆された。同議事録発表を受け「追加利下げ観測」が後退、豪ドルは一時的に水準を下げたが、買い拾いが入り戻した。「資源国通貨」としての評価が高いことを実証する動きと言える。買い場を慎重に選べばリスク回避は可能、高値追いを避ける姿勢は維持。当面は「突っ込み買い方針」、90円近辺を買い。

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[英ポンド/円] 高値圏では早めに調整


英ポンド/円は突っ込み買い、インフレ圧迫が高まる可能性。BOE(イングランド銀行)が緩和姿勢に転換したと見るには時期が早く、「追加利下げ」を見込んだ売りは避けたい。反面、短期筋を中心とする「英ポンド売り」が繰り返されており、高値圏では早めにポジション調整売りを入れたい。短期筋による売りが横行、安定的なポジション構築が難しいだけに調整は欠かせないが、「突っ込み買い」方針が妥当。200円以下を買い、203円に迫ればポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢が続く


ユーロ/ドルは逆張り、米景気先行き見通し不透明化を背景にユーロが優勢を維持。今週はFRB(連邦準備制度理事会)金融政策に影響を与えるPPI(生産者物価指数)、CPI(消費者物価指数)などの米経済指標発表が相次ぎ、思惑交錯から地合が不安定化する可能性が高い。ECB(欧州中央銀行)は引締め姿勢転換が難しいことから「FRB金利見通し」が焦点となる。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 高値追いにリスク


ユーロ/円は突っ込み買い、高値追いはリスクを抱え込む可能性。経済指標動向に注目。ユーロ上昇にも関わらず「インフレ率」はジリ高基調を辿っており、ECB(欧州中央銀行)が金融緩和姿勢に転ずる可能性は殆どなく、短期筋を中心に「金利差」を背景とした買いが続く見通し。一方、ユーロ圏経済もユーロ上昇による圧迫は免れず、経済指標が弱い内容となった場合には「売り圧迫」が急増する可能性が高い。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。

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[米ドル/円] 株価動向に連動



ドル/円は突っ込み買い、米景気先行き見通し不透明化から株価動向に連動。総じて落ち込みが予想される「米企業業績」が、米景気見通しを不透明化させており、米経済指標・米株式動向を睨んだ対応が要求される場面。これまでも「信用市場に絡む」リスクを推し量る指標として注目されていた「株価動向」だが、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱は米経済にも影響を及ぼしているだけに「米景気先行き」を見極める指標となった。また「米企業業績」は金融セクターに止まらず、他セクター有力企業も含まれる。米国時間に発表される経済指標では、米・3月PPI(生産者物価指数)、4月NY連銀製造業景況指数が注目されるが、米・3月PPIは前月(前月比0.3%上昇)から上昇が加速すると予想(中央値/前月比0.6%上昇)。4月NY連銀製造業景況指数は前月(-22.2)から改善(中央値/-17.0)が予想されている。米・3月PPI上昇が予想を上回れば、インフレ圧迫増大観測からFRB(連邦準備制度理事会)利下げ幅見通しにも影響を与えるだけに、発表を控えて短期筋による「ドル売り」も積極性を欠く見通しだ。ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。

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