ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[トルコ・リラ/円] 買い場選びは慎重に



トルコ・リラ/円は突っ込み買い、シムシェキ・トルコ国務相は「近く、年金制度刷新・5ヵ年経済計画策定から、IMF(国際通貨基金)との融資協定が完了、約36億ドルを受け取る」との見通しを発表、トルコ経済政策が順調に進んでいることが示された。反面、親イスラム派であるAKP(公正発展党)と野党(世俗派)との対立が表面化、「政情不安」を抱え込んでいる。「高金利通貨」として投資妙味は高いが、「買い場」を誤ればリスクを背負う可能性があり、「ポジション調整」と「買い場選び」が投資要件と言える。ポジション拡大は避け、調整は早めに実行したい。買いは76.0円割れ。



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[豪ドル/円] 商品上昇を好感



豪ドル/円は突っ込み買い、米景気先行き見通し不透明化を背景に「投資資金動向」が不安定化、「高金利通貨」としての豪ドルを圧迫する場面が目立つ。反面、投資資金流入により原油・貴金属を中心に商品価格上昇が続き、「資源国通貨」としての豪ドルを押し上げている。相反する現象だけに、売り買いが相殺される場合も多いが、下値を支える要因を持つことは好感される。買い場を慎重に選べばリスク回避は可能、高値追いを避ける姿勢は維持。当面は「突っ込み買い方針」、90円近辺を買い。



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[英ポンド/円] 「利下げ」に慎重



英ポンド/円は突っ込み買い、前日に発表された英・3月HCPI(消費者物価指数)は前年同月比2.5%となり、市場予想(中央値/前年同月比2.6%)を下回った。ただ、9ヶ月ぶりの高水準となった前月と同水準であり、直ちに「追加利下げ」実施につながるとの見方は早計と言える。当面、経済指標動向見極めを優先したい。「突っ込み買い」方針が妥当。200円以下を買い、203円に迫ればポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ユーロも上値重い



ユーロ/ドルは逆張り、欧米金融機関は「信用収縮不安」を共有するが、欧米景気に対する圧迫要因には相違点が多い。ユーロ/ドルは買い優勢に推移しているが、「高値警戒感」が上値を圧迫、買いポジション拡大も限界に近づいている。当面、材料次第と言えるが、売り材料に対する反応が敏感となりそうだ。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] インフレ率はジリ高


ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)がタカ派的な姿勢を崩さず、「利下げ観測」が大幅に後退している。インフレ率がジリ高傾向を辿る見通しだけにECBも当面は「金融引締め姿勢」を転じることは考え難いが、ユーロ上昇がインフレ抑止に役立たたず、ユーロ圏経済を圧迫する要因となっており、ECBが指摘するように米国とは相違した状況と言える。ただ、この状況が続けば「景気後退」に陥る可能性があり高値追いは避けたい。156円近辺を買い、163円近辺は調整売り優先。



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[米ドル/円] 景気先行き見通しは不透明



ドル/円は突っ込み買い、米リセッション(景気後退)入りが確実視されるなか、「リセッション期間・程度」を巡る思惑が乱れており、売り買いが交錯している。当然、「積極的なドル買い」は考えられないが、膨張を続けている「ドル売りポジション」がどの辺りで収縮に向かうかが「焦点」。一方、ドルは主要通貨に対し大幅に下落、ショート・サイドも手掛かり材料なしでは「ドル売り」を仕掛け難くなっている。当面、米景気先行き見通しに絡む不透明性が払拭される可能性が低いだけに「売り優勢」に推移する見通しだ。ただ、ドル/円は国内景気が米景気動向に影響を受け易く、先行き見通しも不透明なことから「突っ込み買い」方針が妥当と言える。米国時間に発表される経済指標だが、米・3月CPI(消費者物価指数)に注目が集まっている。米・3月住宅着工件数、同許可件数は大幅に低下しない限り、影響は限定される見通し。ただ、強い内容となった場合に「ドル買戻し」に繋がる可能性が高い。米・3月CPI予想(中央値)は前月比0.4%上昇・コアCPI予想(中央値)は前月比0.2%上昇が予想され、前月(中央値・前月比/CPI=0.0%、コアCPI0.0%/ともに横這い)から上昇が加速すると見られている。予想を上回れば「大幅利下げ(0.50%)観測」が後退、ドル/円が上昇する可能性が高い。また、「企業決算発表」続く米株式動向にも影響され易いことも念頭に置きたい。ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。

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