ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[トルコ・リラ/円] 金利引き上げの可能性



トルコ・リラは突っ込み買い、先週に開かれたトルコ中央銀行金融政策決定会合で政策金利(15.25%/2008年2月引き上げ)は2ヶ月連続して据え置かれた。ただ、トルコ中銀声明には「追加利上げ」を示唆する文言が含まれ、「トルコ・リラ水準」、「商品価格動向」次第では、「追加利上げ」の可能性がある。当面、原材料上昇によるインフレ圧力が低下する可能性は低く、トルコ・リラが下値圏で推移すれば「追加利上げ」が決定される確率が高まる。一方、「政情不安」に対する警戒が緩められず、突っ込み買い方針は維持。ポジション拡大は避け、調整は早めに実行したい。買いは76.0円割れ。


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[豪ドル/円] PPIは高い伸び



豪ドル/円は押し目買い、オーストラリア統計局から発表(21日)された豪・第1四半期PPI(生産者物価指数)は、前期比1.9%上昇・前年同期比4.8%上昇と市場予想(中央値/前期比1.0%上昇・前年同期比3.9%上昇)を大幅に上回り、「年内利下げ観測」を後退させた。一方、「利上げ観測」は「主要国利下げ観測」に阻まれ、現時点では影響を及ぼす材料となっていない。当面、下値抵抗が増大する可能性が高く「押し目買い」方針、93円近辺を買い。



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[英ポンド/円] 調整売りを優先



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は21日(現地時間)に英国金融機関が保有する住宅ローン担保証券と英国債を交換する計画を発表する予定だが、既に英ポンド/円はBOE(イングランド銀行)による支援策発表をかなり織り込んでおり、詳細な内容も不明なことから「対策発表」がポジション調整の目安となっている可能性が高い。先ずはポジション調整を優先、突っ込みを待ちたいところだ。200円以下を買い、205円に迫ればポジション調整を優先。

[ユーロ/ドル] 過剰なドル売りは後退



ユーロ/ドルは逆張り、シティ・グループ業績発表が市場予想を上回り、「ドル買い戻し」先行したことで、過剰なドル売りに対する警戒感が浮上、短期筋も安易にドル売りを仕掛け難い状況と言える。また、対ユーロではかなり「ドル売り」が積み上がっており、ユーロ/ドルに関しては「上値抵抗」が増大する可能性も高い。「金利差拡大」を見込んだ「ユーロ買い」はリスクを背負う可能性がある。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。


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[ユーロ/円] インフレ率はジリ高基調


ユーロ/円は突っ込み買い、インフレ率を押し上げている「商品価格上昇」が継続しており、ユーロ圏インフレ率はジリ高基調が続く見通し。現時点では、ECB(欧州中央銀行)が金融緩和政策に転じる可能性は極めて低い。逆に「利上げ」を決定しても不思議ではないだけにユーロ買いが続く見通しだ。ただ、ユーロ圏経済指標は悪化傾向が鮮明化、ユーロ上昇にどこまで耐えられるかが「焦点」となる。157円近辺を買い、165円近辺は調整売り優先。



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[米ドル/円] 企業業績発表に注目



ドル/円は突っ込み買い、シティ・グループ業績発表(08年第1四半期)が市場予想を上回る内容となり、金融機関に対する警戒感が後退。「ドル買い戻し」が先行、ドル/円は103円台後半に水準を戻している。シティ・グループ業績発表に関しては、国内・海外を含めて殆どのアナリストが異常とも言える悲観的見通しを相次いで発表、「ドル売り」が過剰に積み上がっていたことが背景。一方、米株価上昇を受け、浮上している「不安定性解消」との見方も楽観的であり、現時点では同意できない。企業業績発表は今週も続き、BOA(バンク・オブ・アメリカ)、デュポン、マイクロソフト、ヤフーなど主要企業も含まれるだけに「流言蜚語」に惑わされず、現状を踏まえた判断が必要だ。当面、企業業績発表を株式市場がどう受け取るかが「焦点」、株価動向に連動した展開が続く見通し。ポジション的には、短期筋が調整買いを先行させた反面、大手筋には米景気に対する「悲観的観測」が根強く、「ドル売り指向」にも変化がないことから105円近辺では売り圧迫が増大する可能性が高い。当面、ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。


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