ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-04

[南ア・ランド/円] 底値圏から離れる



南ア・ランドは突っ込み買い、南ア金融機関に絡む信用不安を手掛かりとした投機筋を中心する「売り攻勢」が上値を圧迫、下値追いが続いた南アランドもようやく底値圏を離れた。欧米金融市場混乱収拾に目処が立たず、地合が不安定なことは否めないが、投資対対象としての好条件(「資源国通貨」「高金利通貨」)を備えるだけに「買い方針」が基本と言える。ただ、インフラ整備が経済発達に追い付けず、中長期的な整備計画に狂いが生じる可能性はあるが、同国政府がインフラ整備を積極的に推進、資金的な問題も解決が可能なだけに中期的にも上昇が期待できる通貨である。投資資金流動性が高まり、地合が不安定なだけに「突っ込み買い方針」は維持、12.75円台割れを買い。

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[豪ドル/円] 「利下げ観測」後退



豪ドル/円は押し目買い、21日に発表された豪・第1四半期PPI(生産者物価指数)が市場予想を上回る強い内容となり「利下げ観測」は後退。一方、明日(23日)に発表が予定される豪・第1四半期CPI(消費者物価指数)も強い内容となれば「利上げ観測」が浮上する可能性が高い。尚、第1四半期CPI予想(中央値)は前期比+1.1%と前期実績(前期比+0.9%)を上回り景気過熱が見込まれている。当面、下値抵抗が増大する可能性が高く「押し目買い」方針、93円近辺を買い。

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[英ポンド/円] 買い場待ち



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は金融機関が直面する「信用収縮」対策の一環として、住宅ローン担保証券と英国債(特別発行)を交換することを認めることを発表した。現時点で市場アナリストの評価は厳しいが、効果が現れるには少し時間が掛かること、期待した効果が得られない場合は新たな対策も期待できることを勘案すれば、英金融当局の積極的な対応を評価するべきだ。ただ、英ポンド/円に関しては週内に発表が予定される英大手金融機関業績発表が「英ポンド売り」に繋がる可能性が高いことから「買い場待ち」。200円以下を買い、205円に迫ればポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢に転じる



ユーロ/ドルは逆張り、BOA(バンク・オブ・アメリカ)など米金融機関業績発表が市場予想を下回ったことから対ユーロでも「ドル売り」が優勢となり、ユーロ/ドルは史上最高値更新も視野に入っている。一方、ユーロ圏金融機関も「信用収縮リスク」を抱え、インフレ率上昇・景気減速と経済動向にも不透明性が絡むなど不安定要因も多く、現時点では「高値追い」は勧められない。下値は1.4300ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。

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[ユーロ/円] インフレ警戒高まる



ユーロ/円は突っ込み買い、メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁は「追加利上げ」の可能性を示唆、リーカネン・フィンランド中銀総裁もユーロ圏インフレリスクに対し強い警戒感を示唆するなど、インフレ率上昇がユーロ圏経済に悪影響を与え始めていることは疑う余地がない。ECB(欧州中央銀行)「利下げ観測」後退も当然あり、逆に「利上げ観測」が拡大しても可笑しくない状況。当面、「金利差拡大」観測を背景にユーロ/円も上向く可能性は高いが、ユーロ圏金融市場がリスクを抱えるだけに高値追いは避けたい。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。

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[ドル/円] 引き続き企業業績に注目



ドル/円は突っ込み買い、前日は米金融機関である「BOA(バンク・オブ・アメリカ)」、「ナショナル・シティー」第1四半期企業業績(1-3月期)が、市場予想を下回る内容となったことから「信用収縮」に対する警戒感が再び高まりダウは小幅ながら反落。一方、ナスダックは好調な業績見通しが好感され続伸。ドル/円は「信用不安」に対する警戒感が再浮上したことを背景に下押した。不安定な地合を象徴する動きだが、今後も企業業績発表が続くだけに上下に振れる展開は避けられない見通しだ。ただ、混乱時に比較して下値抵抗も増大、市場反応も「弱気材料」より「強気材料」に敏感と言える。米国時間には米・3月中古住宅販売件数が発表されるが、市場予想(490万件)は、前回実績(503万件)を下回っており、大幅に落ち込めば上値を圧迫する可能性があるが、住宅関連指標低迷は織り込まれており、市場に与える影響は限定される見通し。当面、ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。



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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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