ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-05

[南ア・ランド/円] 貴金属相場上昇



南アランドは突っ込み買い、一時はドル上昇に上値を圧迫された貴金属相場だが、原油相場上昇に歯止めが掛からず、「インフレ高進見通し」を背景に上昇している。また、3月CPI(消費者物価指数)上昇率が市場予想を上回り「金利先高見通し」が浮上、下値を支えている。ただ、貴金属相場上昇は原油相場に追随する格好であり、積極的に買い進むには不安定性を無視できず、「突っ込み買い方針」維持が妥当。13円台割れを買い拾い、上値は15円近辺。



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[豪ドル/円] 原材料相場堅調を好感



豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)は政策金利を据え置いたが、上昇基調が続く原材料相場動向が好感され、確りした推移を維持している。また、今回据え置かれた「政策金利」に関しても金利上昇による「景気抑制効果」は現れてはいるが、景気過熱鎮静化には至っておらず、RBAが金融引締め姿勢を転ずることは難しいとの見方が大勢を占め、「金利引き上げ期待」は依然として根強い。ただ、ドル上昇に伴う「原材料市況軟化」も警戒され、「突っ込み買い方針」を維持、買い場は94円近辺か。

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[英ポンド/円] 金利は据え置きか



BOE(イングランド)MPC(金融政策委員会)は5月8日(現地時間)に迫るが、「住宅ローン担保証券」と「国債」を交換するという流動性対策を打ち出し、米欧中銀が足並みを合わせた流動性対策参加も避けた経緯からすると、BOEは流動性対策効果見極めを優先する可能性が高く、「追加利下げ」を見送ると見ている。「突っ込み買い方針」を維持、202円以下を買い、207円近辺はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] 金利は据え置きか



ユーロ/ドルは逆張り、リセッション(景気後退)長期化懸念がジリジリと後退している米景気動向に反し、ユーロ圏景気に揺らぎが見え始めている。インフレ高進懸念に加え、経済指標全般に悪化傾向が拡大している。金融市場混乱による「信用収縮」懸念を覆い隠していたユーロ圏景気の健全性が失われれば、ユーロ/ドルに対し高値警戒感も強まるだけに高値追いは避けたい。「逆張り方針」を維持、下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] インフレ高進を懸念



ユーロ/円は突っ込み買い、前日(6日)発表された「ユーロ圏・3月PPI(生産者物価指数)」は、前月比0.7%・前年同月比5.7%上昇と市場予想(中央値/前月比0.7%上昇・前年同月比5.6%上昇)を上回り、ユーロ上昇がインフレ圧迫抑制に貢献していないことが示されている。「金利差」が開いているだけに「買い方針維持」は妥当だが、ユーロ圏景気動向も健全性を失いつつあり、高値追いは勧められない。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。

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[ドル/円] 欧米景気見通しに不透明性



ドル/円は突っ込み買い、欧米景気に不透明性が絡む。ドル/円はドル・ユーロ動向に左右され不安定な推移が続く。サブプライム問題に端を発した「信用収縮」は、欧米金融機関を混乱に落とし入れ、「最悪期は過ぎた」との見方が浮上する反面、未だに欧米景気先行き見通しに絡む不透明性を払拭するには至らない。「信用収縮」に対する警戒感も一時期ほど過敏ではないものの根強く残っている。一方、これまで通りに株式市場動向が「景気先行き見通し」を推し量る指標として注目されているが、「最悪期離脱時期」を探る手掛かりとして米経済指標にも目が向けられている。ただ、市場反応は株式市場動向に比較すると追随性が低いことには注意したい。市場動向は依然として不安定だが、ドル売り一辺倒から、「買い戻し」を交えた思惑交錯が背景だけに市場マインド改善の兆しとして評価したい。短期筋による「売り買い」から上限に振れ易い場面だが追随的な売買は避けたい。当面は「突っ込み買い」、積極的にドルを買い進むことは避け、102円50銭近辺を買い拾い。

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