[トルコ・リラ/円] イラク越境問題を懸念

トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ軍はイラク北部を空爆(5月12日)したが、PKK(クルド労働党/反政府武装組織)攻撃という理由があり、「トルコ陸軍の越境攻撃」に事態が悪化しない限り、市場は冷静に受け止めているようだ。ただ、越境攻撃は正当化される行為ではなく、早期沈静化を期待したい。一方、米金融市場混乱に対する見方が改善傾向にあり、パニック的な売りも後退、「高金利通貨」として価値は高まっている。当面、軍事・政治的な問題も絡み積極的な買い進みに抵抗はあるが、78円近辺は買い拾えると見ている。
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[豪ドル/円] 「リスク選好」に傾く

豪ドル/円は突っ込み買い、米株価上昇を受け「リスク選好」に回帰した投資資金動向を背景に豪ドル/円は上昇に転じている。ただ、米国時間に注目経済指標(米・4月小売売上高)発表が控えており、発表内容によっては「リスク回避」に傾く可能性があるだけに高値追いはリスクを抱え込む恐れもある。「金融市場混乱が最悪期を抜けた」と見る向きも増加しているが、当面は不安定な相場展開が続く見通し。投資資金動向が不安定化、豪ドル/円も上下に振られ易い状況。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円近辺か。
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[英ポンド/円] 利下げペースは鈍化か

英ポンド/円は突っ込み買い、前日に発表された英・4月PPI(生産者物価指数)は、市場予想を上回り、インフレ圧迫上昇を示唆する強い内容となった。4月・CPI(消費者物価指数)発表を明日(14日/現地時間)に控え、材料としては参考程度に止まったが、CPI発表も強い内容となった場合は、英ポンドが「買い戻される」可能性が高い。201円以下を買い、205円近辺はポジション調整を優先。
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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持

ユーロ/ドルは逆張り、先行き見通しに絡む不透明性が低下傾向にあるドルに対し、ユーロはインフレ率高止まり・経済指標悪化懸念が絡み始めており、ドル優勢に傾く可能性が高まっている。ただ、米金融市場混乱が最悪期を抜けたとしても余震的な不安材料が浮上する確率は極めて高く、当面は不安定な推移が続く見通し。「逆張り方針」を維持、下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。
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[ユーロ/円] 米経済指標に注目

ユーロ/円は突っ込み買い。市場が「リスク選好」に傾けば、インフレ率高止まりを背景にECB(欧州中央銀行)が金融引締め姿勢を維持する可能性が高いだけにユーロ/円はジリジリと水準を上げる確りした推移が期待される。今後、ユーロ圏経済指標は悪化傾向が強まる見通しだが、現時点では懸念材料として問題視される可能性は低く、「金利差」に注目した展開が予想される。ただ、米経済指標が弱い内容となれば、市場が「リスク回避」に傾くだけに米経済指標動向が注目される。当面、ユーロ/円も上値は重く、積極的に買い進むことは難しい。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。
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[米ドル/円] 小売売上高に不安絡む

ドル/円は突っ込み買い、金融市場混乱が最悪期を抜けたとの見方が拡がり、「リスク選好」に傾きつつある市場だが、米国時間に発表される米・4月小売売上高は前月(3月実績/前月比0.2%増加)から減少に転じると予想(中央値/前月比0.2%減少)されており、予想通りとなった場合に「ドル売り圧迫」が増大する可能性がある。一方、米・4月輸入物価指数予想は前月比1.7%上昇と前月実績(前月比2.8%上昇)を下回り、同発表により売り圧迫が減少する可能性を残している。ただ、前月は大幅に上昇しているだけに、前年同期比(前月実績/14.8%上昇)が比較対象として注目されれば、予想(中央値/前年同月比15.0%上昇)が前月を上回るだけに「売り圧迫減少」は期待し難い。また、米・3月企業在庫は前月比0.4%増加が予想されている。一連の経済指標発表は米株式動向にも影響を及ぼすことから、経済指標動向がドル/円を左右する展開が見込まれる。当面、ドル/円も上値の重い推移が続く見通しだ。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け102円50銭近辺を買い拾い、105円近辺を調整の目処としたい。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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