ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-05

[南ア・ランド/円] 地合安定化を期待



南ア・ランドは突っ込み買い、米景気先行き見通しに絡む不透明性がやや後退、投資資金が「リスク選好」に回帰する可能性が高まっている。「資源国通貨」としての南ア・ランドを揺るがしていた「電力不足による操業率低下」により、落ち込んだ鉱山資源生産が4-6月期には回復に向かう可能性があり、「資源国通貨」としての評価が回復することが期待される。一方、「政策金利見通し」だが、資金需要活発化が見込めるだけに「追加利上げ観測」が拡大している。ただ、投資資金動向が未だに不安定なことから積極的に買い進むことは避け、「突っ込み買い方針」は維持、12.75円台割れを買い。

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[豪ドル/円] 金利見通しに思惑交錯



豪ドル/円は突っ込み買い、「豪・予算案」では07/08年度CPI(消費者物価指数)上昇率見通しを4.0%に引き上げたが、07/08年度GDP(国内総生産)伸び率見通しに関しては3.25%と引き下げられ、豪経済バランス悪化を示唆する内容となった。インフレ率が上昇する反面、成長率が鈍化すれば、RBA(オーストラリア準備銀行)も「利上げ」には慎重にならざるを得ず、豪経済指標動向にはこれまで以上に注意する必要がある。投資資金動向が不安定化、豪ドル/円も上下に振られ易い状況。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円近辺か。

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[英ポンド/円] 「利下げ観測」後退



英ポンド/円は突っ込み買い、英住宅関連指標は記録的な低水準を推移、景気に与える悪影響が警戒され、積極的に英ポンドを買い進むことは難しい。反面、前日に発表された英・4月HICP(消費者物価指数)は1年1ヶ月ぶりの高い上昇率となり、市場アナリストの大半が支持するBOE(イングランド銀行)「追加利下げ観測」を後退させた。当面、英経済に関しては、これまでの「住宅関連指標重視」を避け、全般的な指標動向を評価する姿勢が必要と言える。201円以下を買い、205円近辺はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米金融市場が最悪期を抜けたとの見方が拡大する一方、「経済指標悪化傾向鮮明化・インフレ率高止まり」が嫌気され、ユーロ/ドルは地合が軟化している。現時点では、米・欧景気とも先行き見通しに不透明性が絡むだけに、一方にポジションを傾けることは避け「逆張り方針」を維持したい。「逆張り方針」を維持、下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 米経済指標を注目



ユーロ/円は突っ込み買い、次回のFOMC(公開市場委員会)では金利が据え置かれる確率は90%を超えており、米国時間に発表される米・4月CPI(消費者物価指数)発表内容次第では、「米金利先安見通し」が後退、ドルが対ユーロを中心に買い戻される可能性が高まる。ユーロ/円も連動して「下押す」ことが警戒され、前日と同様に米経済指標に注目が集まっている。ただ、ユーロ/円は金利差が大きいことに加え、米景気に対する警戒感が後退することも期待され、再び上昇に転じる見通し。一方、ユーロ圏経済指標に悪化傾向が鮮明化、上値は期待できない。当面、ユーロ/円も上値は重く、積極的に買い進むことは難しい。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。


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[米ドル/円] CPI見極め優先



ドル/円は突っ込み買い、前日に発表された米・4月小売売上高が確りした内容となり、FRB(連邦準備制度理事会)金融緩和姿勢転換観測が浮上。ドルは「買い戻し」を中心とした買いに上昇、ドル/円も104円台後半に水準を上げている。ただ、目先的な抵抗線と見られる105円台突破は、米国時間に発表される米・4月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ることが条件となる見通し。市場は米・4月CPIが前月(3月実績/前月比0.3%上昇・前年同月比4.0%上昇)と同じ上昇率を予想。また、同・コアCPI(食料品とエネルギーを除く)も前月(3月実績/前月比0.2%上昇・前年同月比2.4%)も前月と同じ上昇率を予想している。米経済が「リセション(景気後退)入り」と仮定した場合、インフレ率が抑制される可能性があり、米・4月CPIが市場予想を下回れば、「追加利下げ観測」が再び浮上、ドル売り圧迫増大に繋がる見通し。一方、市場予想を上回った場合、FRBがインフレに対する警戒感を強め、金融緩和政策を転換すると可能性が高まる。ただ、リセッション度合いに関し思惑が交錯するなか余震的な弱気材料が浮上する可能性も高く、地合安定化には程遠いだけに、本格的な「上値追い」と見るには時期尚早と言える。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け102円50銭近辺を買い拾い、105円近辺を調整の目処としたい。


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