ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-05

[南ア・ランド/円] 金融機能が低下



南ア・ランドは突っ込み買い、商品価格高騰を背景に世界的な「資源確保」の動きが強まるなか、アフリカ大陸に対する関心が高まり、世界屈指の資源国である南アフリカに対する投資資金流入が増大、南ア経済の先行き見通しは明るい。一方、欧米市場と似通った金融システムを有することは「投資資金受け入れ」に強みを発揮する反面、世界的な金融市場混乱による悪影響も受け易く、南ア政府が推し進める黒人投資家に対する株式売却計画が、投資家の資金調達難により阻害されるケースが生じている。「高金利通貨」「資源国通貨」として評価が高く投資妙味も大きいが、ベースとなる金融市場に問題が生じており、積極的に買い進むことは避けたい。投資資金動向に不安定性が残ることから積極的に買い進むことは避け、「突っ込み買い方針」は維持、12.75円台割れを買い。

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[豪ドル/円] 買い優勢に推移



豪ドル/円は突っ込み買い、「米景気先行き見通し」に対する悲観的な見方が増大、投資資金流動性増大が警戒されたが、ユーロ/ドルは確りした推移を維持している。米経済にはインフレ率を押し上げる要因となる「原油高騰」だが、豪経済には商品価格上昇を牽引する要因として、買い材料として働く。豪・景気過熱継続期待から「追加利上げ観測」が拡大、豪ドル上昇を支えている。豪ドル/円も上下に振られ易い状況が続く見通し。「突っ込み買い方針」は維持、買い場は97円近辺か。


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[英ポンド/円] MPC議事録



英ポンド/円は突っ込み買い、前日に発表されたBOE(イングランド銀行)5月MPC(金融政策委員会)議事録(5月7-8日分)によると、「金利据え置き」は8対1で決定された。予想通りの内容となり、市場に対する影響は殆どなかった。「金利据え置き」の背景はインフレ率上昇に対する警戒感だが、英・経済指標は悪化傾向が窺われ、当面は英・経済指標を注視したい。「突っ込み買い」方針を維持、英景気動向に対する不透明性が増大傾向にあり高値追いは避けたい。201円以下を買い、205円近辺はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] 上値を試す



ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)による「米・経済見通し、米・インフレ予想」修正を受け、ユーロ/ドルは上昇。一方、FOMC議事録は「追加利下げ停止」を示唆、「金利差」を背景とする買いに注意信号が点灯している。また、米・ユーロ圏経済は金融市場混乱が実体経済に与える悪影響に関するリスクを共有、「ユーロ圏景気見通し」も悪化する可能性は排除できない。当面、ユーロ/ドルは不安定な地合。見極め優先から「逆張り方針」を維持、下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。


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[ユーロ/円] Ifo指数



ユーロ/円は突っ込み買い、一昨日(欧州時間)はZEW(独・欧州経済研究センター)所長「早期利上げ発言」から上昇、前日(同)は独・Ifo経済研究所「独・5月企業景況感指数」が予想を上回り上昇したユーロだが、「米景気先行き見通し」に対する悲観的な見方が拡大したことから、「ユーロ圏景気先行き見通し」に対する警戒感も増大する可能性が高く、対ドルでのユーロ上昇を手掛かりとする上値追いは避けたい。160円台割れを買い、165円近辺は調整売り優先。

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[米ドル/円] FRB見通し



ドル/円は突っ込み買い、FRB(連邦準備制度理事会)は21日(現地時間)、米・2008年経済成長見通しを下方修正・米・2008年インフレ予想を上方修正。一方、FOMC(公開市場委員会)議事録(4月29-30日分)では、「追加利下げ停止」を示唆する文言が認められ、「追加利下げ期待後退」「米景気先行き見通し悪化」が相乗的な圧迫要因となり、米株価が230ドル近い下落幅を記録したことを受け「ドル売り」が先行、ドル/円も103円台前半に下押した。市場では6月FOMCで「金利据え置き」確率予想が90%近くに上昇、「08年内金利引き上げ」確率予想は40%に迫っている。また、FRBによる米経済成長下方修正・インフレ予想上方修正を受け、「米景気先行き見通し」に対する悲観的な観測が増大しており、ドル/円も上値の重い推移となる可能性が高い。米国時間に発表される米・経済指標では、週間新規失業保険申請件数が注目されるが、市場は前週(37.1万件)をやや上回る水準を予想(中央値/37.3万件)している。市場は「米経済先行き」に対し悲観的な見方に傾いており、予想を下回ればドル売り材料となる可能性がある。また、市場アナリストによる「米景気先行き見通し」に対する不信感が根強く、「米株価動向」がリスクを推し量る指標として注目されており、株価動向にも要注意。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け102円50銭近辺を買い拾い、105円近辺を調整の目処としたい。

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