ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-06

[トルコ・リラ/円] 国債償還



トルコ・リラは突っ込み買い、「米景気先行き見通し」「信用収縮」「原油動向」などに絡む思惑から投資資金が「リスク回避」に傾き、「高金利通貨」であるトルコ・リラを圧迫、トルコ・リラ/円も上値の重い推移。また、トルコ政府は7-8月にかけ同国国債償還期限を迎え(360億ドル程度)、準備金の一部を取り崩す可能性があることも圧迫要因と言える。ただ、最近の「投資資金動向」は流動性が高く、流れが「リスク選好」に転ずる可能性も大きいだけに「買い方針」は維持。「突っ込み買い」、78円近辺を買い拾い。



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[豪ドル/円] 金利は据え置きか



豪ドル/円は突っ込み買い、商品相場上昇・インフレ期待を背景に豪ドル/円は上値追いが続いている。RBA(オーストラリア準備銀行)は、明日(7月1日)に金融政策を発表するが、「金利据え置き観測」が大勢を占めていることも下値を支えている。「豪経済動向」は過熱気味に推移しているが、豪・経済指標に頭打ち傾向が見られ、RBAも当面は見極めを優先する可能性が高い。地合に安定性が欠けており、買い場は慎重に選びたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺か。



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[英ポンド/円] 早期利下げ観測後退



英ポンド/円は突っ込み買い、英住宅関連指標悪化を手掛かりとした「英ポンド売り」後退に伴うポジション調整買いが下値を支える反面、目先筋を中心とする「ドル売り」先行から英ポンド/円は底堅い推移が続いている。一方、英・経済指標には減速傾向が鮮明化、「追随買い」はリスクを背負う可能性が増大している。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。




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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢



ユーロ/ドルは逆張り、FRB(連邦準備制度理事会)には「利上げ見送り観測」が絡み、ECB(欧州中央銀行)は「利上げ」が確実視され、「金利差拡大観測」を背景にユーロ/ドルはジリ高基調が続いている。ただ、上昇は「ECB金融政策」或いは「米・6月雇用統計」発表時点でユーロ/ドルが最高値に達する可能性があり、高値追いは勧められない。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。



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[ユーロ/円] ECB利上げ観測



ユーロ/円は突っ込み買い、「ECB(欧州中央銀行)利上げ」は確実視されるが、「インフレ抑制効果」が疑問視される反面、ユーロ圏経済を圧迫する可能性が高く、「金利差」だけに目を奪われるとリスクを背負うことにもなりかねない。ユーロ圏インフレ率高進には「2次的要因」が含まれ、減速傾向が強まるユーロ圏景気を「利上げ」が圧迫すれば、「景気後退」を惹き起こす可能性があることにも注意したい。ユーロ圏インフレ率上昇に米国と相違する要因が絡んでいる可能性も高く、上値追いは勧められない。161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



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[米ドル/円] 先行き見通し不透明化



ドル/円、突っ込み買い、米・6月雇用統計発表を控え総じて動き難い見通しだが、利上げ(0.25%)が確実視されるECB(欧州中央銀行)金融政策発表(7月3日/欧州時間)を控え、上値の重い推移が見込まれる。「米景気先行き見通し」「信用収縮」「原油動向」などに絡む思惑が交錯、主要金融機関から発表される「投資レポート」も方針が二転三転するなど「手掛かり」を失った投資家は方針が定まらず、金融市場全般に不安定な状況から抜け出せない。未経験領域に踏み込んだだけに「暗中模索」も無理はないが、方向性が定まらないこと自体が、リスクを増幅する要因だけに、ポジション維持には注意したい。ドル/円は「米景気先行き見通し不透明化」を背景に下値を模索する格好だが、「国内景気先行き見通し」も不透明性が増大、大きく下押す可能性は低い。一方、米・6月雇用統計(7月3日)を含め、米・経済指標も総じて弱い内容となる見通しで、ドル/円は軟調に推移する可能性が高いが、心理的要因を背景とする「ドル売り」が先行しているだけに「売り方針」に転ずることは避けたいところ。現在、市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。



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[アイスランドクローナ/円] インフレ圧迫増大



アイスランド・クローナは突っ込み買い、「金融機関業績見通し」に不透明性が増大、「信用不安」に対する警戒感が拡大、投資資金動向が「リスク回避」に傾き、「高金利通貨」であるアイスランド・クローナの上値を圧迫している。一方、「原油・食料品価格高騰」が収束する気配はなく、インフレ圧力は一段と増大。「同国政府・金融当局が推し進める通貨防衛策」も絡み、「金利先高観測」が再び浮上している。欧米金融市場が不安定化、積極的に買い進むことは難しいが、「突っ込み買い方針」は維持したい。1.35円台割れは買い、1.43円に迫ればポジション調整を優先。

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[豪ドル/円] 「リスク回避」に傾く



豪ドル/円は突っ込み買い。「商品相場上昇」が豪ドル/円を支えているが、「金融機関業績見通し」に不透明性が増大したことを背景に米・ユーロ圏に「信用不安」が拡大、投資資金動向が「リスク回避」に傾いたことが上値を圧迫している。「早期利上げ観測」が後退、積極的に買い進むには手掛かり材料に欠け、「投資資金動向」に左右され易い状況と言える。地合に安定性が欠けており、買い場は慎重に選びたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺か。


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[英ポンド/円] 上値追いにはリスク



英ポンド/円は突っ込み買い、前日(英国時間)にキングBOE(イングランド銀行)総裁を含め、BOE要人が英議会公聴会で証言を行ったが、証言内容には「早期利上げ」を示唆する文言は認められず、目先筋を中心とする「早期利上げ観測」が後退、英ポンド/円は上値を圧迫されたが、下値圏にはこれまでの「売り過ぎ」を背景とした「ポジション調整買い」が入り、下げ幅を削っている。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り。米企業業績に対する警戒感が拡大、ユーロ/ドルは上昇したが、ユーロ圏株式も大きく水準を下げている。現時点では米国・ユーロ圏双方に「信用不安」に対する警戒感の高まりが見られる。また、「インフレ」に対する懸念も共有しているが、ユーロ圏インフレ上昇に「二次的影響」が窺え、米国に比べインフレ抑制が難しい見通し。「利上げ決定」時点でユーロ/ドルが目先的な最高値となる可能性があり、高値追いは避けたいところだ。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。


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[ユーロ/円] 利上げ観測



ユーロ/円は突っ込み買い、欧州株式市場も米株式市場と同様に「金融機関業績」に対する警戒感から大きく下落、米国・ユーロ圏ともに似通ったリスクを抱え込んでおり、「金利差拡大観測」を手掛かりとした買いに対し「黄信号」が点灯している。加えて、ユーロ圏インフレ高進には「二次的影響」が多分に含まれ、ECB(欧州中央銀行)が「利上げ」を決定しても効果が現れない可能性がある。ユーロ圏インフレ率上昇に米国と相違する要因が絡んでいる可能性も高く、上値追いは勧められない。161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。

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[米ドル/円] 「信用不安」拡大



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)声明を受け、「早期利上げ観測」が後退、ポジション調整売りが入り易い状況となっていたが、「金融機関・大手自動車企業」業績に対する警戒感が高まり、「信用不安」拡大から米株式市場が大幅に下落。ドル/円にも売り圧力が増大、106円台後半に水準を下げた。大手金融機関投資レポートが相次いで「暗い金融機関先行き見通し」を強調、「信用不安」に対する警戒感が強まっていることが背景にある。ただ、アナリストの見解にも乱れが目立ち、「金融機関」に対して「買い」を進めていた多くアナリストが、極めて短期間(約10日)で「売り」に方針を転じ、一般投資家を混乱に陥れている。米国時間に発表される経済指標では、米・5月個人所得・PCE(消費支出)が注目されるが、5月個人所得は、前回(4月/前月比0.2%上昇)を上回ると予想(中央値/0.4%上昇)されている。5月PCE(個人消費支出)も前月(4月/0.2%上昇)を上回ると予想(中央値/0.7%上昇)されている。また、コアPCE価格指数は前月(4月/0.1%上昇)を上回ると予想(中央値/0.2%上昇)されている。現在、市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。


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[南ア・ランド/円] インフレ率上昇が加速



南ア・ランドは突っ込み買い、南ア・5月インフレ率は10.9%となり、前月(10.4%)から加速、「金利先高観測」が拡大している。6月利上げ幅(0.50%/12日)が市場予想(0.75-1.00%)を下回り、利上げ直後から「利上げ観測」が浮上しており、インフレ率上昇により更に拡大した。一方、国境を接するジンバブエでは、「政情が不安定化」する可能性があり、南アに対する影響が懸念されている。また、「ジンバブエ政情不安」に関しては「国連」も絡むだけに注意が必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、12.75円台割れを買い。


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[豪ドル/円] 「金利差」背景に確り



豪ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)声明を受け、「早期利上げ観測」が後退、米ドルは軟調に推移している。一方、豪ドルは「金利差」を背景とした買いが先行、確りした推移となっている。豪ドルも「早期利上げ観測後退」は既に織込み済みだが、「利上げ期待」は消滅しておらず、「高金利通貨」として投資資金を誘引、対ドルで確りした推移が続けば上値も期待できる。また、豪ドル/円も上昇に弾みが付く可能性は高い。ただ、地合に安定性が欠けており、買い場は慎重に選びたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺か。


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[英ポンド/円] 調整買いが下値支え



英ポンド/円は突っ込み買い、大半のアナリストが「悲観的な英景気先行き見通し」を支持していたことが、「英ポンド売り過ぎ」に繋がり、下値ではポジション調整買いが入り易い状況が続いている。意外に底堅い英景気動向だが、減速傾向が拡大していることも事実であり、積極的に買い進むことは避けたい。「政策金利先安見通し」が後退、英ポンド/円は上値指向を強めており、間接的な材料でも買い要因となり易い。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] ユーロが優勢



ユーロ/ドルは逆張り、「金利先高見通し拡大」を背景にユーロが優勢に転じる。現行のユーロ水準には、「ECB(欧州中央銀行)年内複数回利上げ実施観測」がかなり織り込まれており、1ユーロ=1.58ドル近辺は高値圏と見ている。「利上げ決定」時点でユーロ/ドルが目先的な最高値となる可能性があり、高値追いは避けたいところだ。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。


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[ユーロ/円] 利上げ観測拡大



ユーロ/円は突っ込み買い、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、欧州議会・経済金融委員会証言に「金利引き上げ」を示唆する内容が認められたことが「ユーロ買い」に繋がった。また、「ドル軟化」も「ユーロ」を押し上げる要因と言える。目先的にはユーロ/円が上値を試す可能性もあるが、高値追いは勧められない。ユーロ圏インフレ率上昇に米国と相違する要因が絡んでいる可能性も高く、上値追いは勧められない。161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。

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[米ドル/円] 早期利上げ観測後退



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)声明を受け「早期利上げ観測」が後退、目先筋を中心にポジション調整売りが先行、ドル/円を圧迫した。ただ、「FOMC声明」は、「ドル売り」を指向するアナリストが指摘する「ハト派的」な内容とは受け取れず、前回声明と比較すれば、FRB(連邦公開市場委員会)がインフレに対する警戒感をより鮮明にしており、「年内利上げ観測」を消滅させる内容ではない。「景気」「インフレ」双方に注目するFRBの姿勢は中央銀行として好感されるもので、「極めてバランスが良い内容」と言える。当然、「インフレ期待」が拡大すれば、FRBが抑止に向け「引締め的な金融政策」に転ずる可能性は含まれている。米国時間に発表される経済指標では新規失業保険申請件数が注目されるが、前週(38.1万件)からやや改善すると予想(37.5-38.0万件)されている。現在、市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。


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[トルコ・リラ/円] 金利先高期待



トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ中銀が「政策金利」を引き上げて日柄は浅いが、「金利先高期待」が浮上している。「エネルギー・食品価格高騰」を背景としたインフレ率上昇を抑制するには、現行政策金利水準(16.25%)では難しいとの思惑が背景だが、「経常赤字」に歯止めを掛けるにはトルコ・リラ水準を上昇させる必要があるとの見方も頷ける。イスラム化を巡る「政情不安」が警戒されるが、「経常赤字」「インフレ」を睨んだトルコ金融当局の対応に期待したい。「突っ込み買い」、78円近辺を買い拾い。



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[豪ドル/円] FOMCに注目



豪ドル/円は突っ込み買い。ドル軟化を受け、豪ドル/円も確りした推移だが、FOMC(連邦公開市場委員会)動向見極めが優先され、「金利差」を背景とした買いが一服、上値が限定されている。「高金利通貨」として投資資金動向に左右され易い状況だが、対円では「金利差」を背景とした買いが続いており「下押し」は買い場と見ている。ただ、「豪金利先高観測」が後退している現時点では、地合が不安定化していることには注意が必要。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺か。



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[英ポンド/円] 買収期待に確り



英ポンド/円は突っ込み買い、ドバイSWF(政府系ファンド)による「ランド・セキュリティーズ(英不動産企業)サービス部門」買収提案(14億ポンド)見通しを手掛かりに英ポンド/円は底堅く推移している。「政策金利先安見通し」が後退、英ポンド/円は上値指向を強めており、間接的な材料でも買い要因となり易い。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] 金利差に注目



ユーロ/ドルは逆張り。米国・ユーロ圏とも景気先行き見通しに不透明性が高まり、ジリジリと上昇するインフレ率に対するFRB(連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)の対応が焦点となっている。FRB・ECBの対応を推し量る目安は「政策金利見通し」に集約されるが、現時点ではECBが先行しており、「FOMC声明内容」が鍵を握っている。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。


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[ユーロ/円] 経済指標減速



ユーロ/円は突っ込み買い。前日(欧州時間)に発表された独・7月GfK消費者信頼感指数は3.9と市場予想(中央値/4.6)を下回り、GfK声明でも暗い先行き見通しが示された。このところユーロ圏経済指標には減速傾向が一段と強まり、「金利差」だけを材料に買い難い状況となっている。ユーロ圏インフレ率上昇に米国と相違する要因が絡んでいる可能性も高く、上値追いは勧められない。161円台割れを買い、167円を超えれば調整売りを優先したい。

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[米ドル/円] FOMC声明に注目



ドル/円は突っ込み買い。市場参加者は、今回のFOMC(連邦公開市場委員会)で「金利が据え置かれる」ことは「ほぼ確実」と見込んでおり、金利水準を巡る思惑は一致していると言える。焦点は、FRB(連邦準備制度理事会)が2008年内に「利上げ」に踏み切るかどうかであり、FRB姿勢を探る手掛かり材料として「FOMC声明」に市場の関心が集中している。このところ発表された米・経済指標は総じて弱い内容であり、金融市場混乱も続くだけに「年内利上げ見送り観測」がジリジリと拡大している。一方、米・消費関連指標は意外に底堅く、原油・食品価格高騰を背景としてインフレ率も上昇、米・経済指標に改善傾向が兆せば「年内利上げ」も視野に入るとの見方も根強い。「FOMC声明」では、米景気減速に配慮する文言が強ければ、「年内金利据え置き観測」が拡大、インフレに対する強い警戒感が示されれば「年内利上げ観測」に有利となる。現在、市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

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[南ア・ランド/円] 金利先高観測



南ア・ランドは突っ込み買い、南ア・インフレ率が上昇する可能性が高まり、南ア・中銀は「追加利上げを決定するとの観測」が拡大している。6月19日に利上げ(0.50%)を実施したばかりだが、「利上げ幅」が市場予想(0.75-1.00%)を下回ったことも背景となっている。ただ、前日の南ア・ランド下落は国境を接するジンバブエで行われる「大統領選決選投票」から野党リーダーが撤退したことを受け、「政情不安」が高まったことを嫌気したようだ。「突っ込み買い方針」を維持、12.75円台割れを買い。


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[豪ドル/円]ドル上昇が上値圧迫



豪ドル/円は突っ込み買い。「ユーロ売り」が「ドル買い戻し」を誘発、投資資金動向に乱れが生じ、豪ドルも上値が重くなっている。このところ豪経済指標が冴えない内容となり、「金利先高観測」後退から地合が不安定化している「豪ドル」は、「投資資金」を介してドル動向に影響を受け易く、ドル上昇局面では下押す場面が目立っている。ただ、「資源国通貨」としての評価に変わりはなく「買い方針」は維持。「豪金利先高観測」が後退している現時点では、地合が不安定化していることには注意が必要。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、買い場は99円近辺か。



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[英ポンド/円] 高値追いにはリスク



英ポンド/円は突っ込み買い。現時点では、大半の市場参加者が見込んだほどは「英経済」が落ち込まず、底堅さが期待された「ユーロ圏経済」には不透明性が増大、ポジション調整を背景とした「英ポンド買い」が継続している。一方、英経済指標の減速傾向は住宅関連指標から指標全般にジリジリと拡大、当面、改善が期待し難いだけに積極的な「英ポンド買い」は勧められない。205円以下を買い、210円以上はポジション調整を優先。


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[ユーロ/ドル] ユーロ圏経済に不透明性



ユーロ/ドルは逆張り、前日(欧州時間)に発表されたユーロ圏・経済指標は殆どが市場予想を下回る弱い内容となり、ユーロ/ドルは下落した。FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて、「ドル売り」が入り難い状況も「ユーロ売り」を支援した可能性もあるが、指標悪化が市場予想を上回る速さで進行していることが嫌気されたと見ている。一方、ドルも積極的に買い進める状況とは言えず、当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5800ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 経済指標悪化



ユーロ/円は突っ込み買い、独・6月IFO業況指数、ユーロ圏・6月サービス業・製造業PMI(製造業購買担当者景気指数)など、前日(欧州時間)に発表されたユーロ圏・経済指標は市場予想を下回る弱い内容となり、「ユーロ売り」に繋がった。当面、「インフレ高進・経済減速」が改善される可能性は極めて低く、ECB(欧州中央銀行)が「利上げ(0.25%)」を決定した場合、ユーロ圏経済減速が更に加速する可能性がある。ユーロ圏インフレ率上昇に米国と相違する要因が絡んでいる可能性も高く、上値追いは勧められない。161円台割れを買い、167円を超えれば調整売りを優先したい。


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[米ドル/円] 年内金利見通し



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)動向見極め優先から動き難い見通し。現時点で、FOMC(連邦公開市場委員会)で「利上げ」が決定されると見る向きは少数派、市場参加者の大半は「据え置き」を見込んでいる。ただ、米国時間に発表される米・4月ケース・シラー住宅価格指数が市場予想(中央値/前年同月比15.9%低下)を大幅に下回れば、「不動産市場落ち込み」が勘案され、「年内金利据え置き観測」が拡大する可能性があり、「ドル売り」に繋がる可能性が指摘されるが、市場の関心は「FOMC声明」に傾いていることから、影響はFOMC見極め以降にずれ込む可能性が高いと見ている。一方、前日にユーロ圏・経済指標が市場予想を下回る弱い内容となり、ユーロ圏・金融機関にも「信用・業績不安」が絡むことから、積極的なドル売りを仕掛け難い状況であることも下値抵抗を生む背景となりそうだ。現在、市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。


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