ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[トルコ・リラ/円] 司法判断を好感 


トルコ・リラは突っ込み買い。トルコ与党・AKP(公正発展党)に対し、検察当局が「政教分離の原則」に反しイスラム主義的な行動を支持することは、トルコ憲法に反するとして、解党を要求していた訴訟に関し、訴訟を退ける判断を下した。同判決を受け、「同国債券」に買いが入り、新興国債券全般を押し上げている。ただ、「司法判断」が下されたことが、AKPと世俗派(政教分離)の対立を解消させることには繋がらず、「政治的緊張」はトルコ・リラ/円とって、警戒要因であることに変わりはない。情勢を把握した上で対応を決めることが肝要、高値追いは避け「突っ込み買い」方針を維持、84.0円近辺を下値目処とした方針で臨みたい。





テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 内需振るわず


豪ドル/円は突っ込み買い。豪6月小売売上高(季節調整済み)は、前月比1.0%減少となり、市場予想(中央値/前月比0.2%増加)に反し減少。一方、豪・6月財・サービス貿易収支(季節調整済み)は4億1100万豪ドルの黒字となり、市場予想(中央値/5000万豪ドルの黒字)を大幅に上回った。指標発表は強弱が入り混じったが、市場では国内支出関連指標が弱い内容をなったことに注目、「年内(12ヶ月)利下げ観測」が拡大、豪ドル/円を圧迫している。「豪・経済指標」沈静傾向が強まれば、「年内(12ヶ月)複数回利下げ観測」に転じる可能性も生じている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 英・住宅価格


英ポンド/円は突っ込み買い。スペイン住宅価格下落は調整にかなり時間が必要となる可能性が高いが、英住宅価格は2009年1-3月期に底を打つと見方が浮上している。一方、「インフレ高進」は「原油・食品価格高騰」が背景にあり、当面は高水準を推移する可能性が高い。最近、「原油価格」が低下傾向にあるが、BOE(イングランド銀行)が「商品価格下落」を連想するには不十分と見ている。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持


ユーロ/ドルは逆張り。「ユーロ圏・7月HICP(消費者物価指数)」に次いで「米・7月雇用統計」が発表されることから、「追加利上げ観測」を背景とした上昇は考え難いが、「米・雇用統計」を弱気材料と見る向きが、買いを入れる可能性があり、ユーロ/ドルは上向く見通し。ただ、7月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング/給与明細書作成代行会社)雇用報告発表が予想に反した結果となり、米・雇用統計に対する思惑が乱れていることから、動きは限定されると見ている。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] ユーロ圏・7月HICP


ユーロ/円は突っ込み買い。31日/午後6時(日本時間)に発表が予定されるユーロ圏・7月HICP(消費者物価指数)速報値は、過去最高(ユーロ圏発足以降)を更新する可能性が高いと予想(中央値/前年同月比4.1%上昇/予想レンジ・3.9%-4.3%)されているが、このところの「原油価格下落」を反映しておらず、再び上昇に転じなければ、ユーロ圏・7月HICPが天井となる可能性がある。ECB(欧州中央銀行)の対応が注目されるが、「商品価格」が沈静化に向うと判断すれば、「利上げ」を見送る可能性が高まる。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円] 7月雇用統計発表控え小動き


ドル/円は突っ込み買い。米国時間には、「米・2008年・第2四半期GDP(国内総生産)速報値」「米・2008年・第2四半期個人消費支出速報値」などが発表されるが、注目度が極めて高い、米・7月雇用統計発表を週末(米国時間)に控え、見極め優先からポジション調整中心に推移する可能性が高い。特に、7月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング/給与明細書作成代行会社)雇用報告で「民間部門雇用者数」が、市場予想(中央値/前月比6.0万人減少)に反し増加(前月比0.9万人増加)したことから、ショートサイドは週末に控えている「米・7月雇用統計」発表見極め後に本格的な「ポジションを調整」を行うと見られ、雇用統計以前に発表される「経済指標」に関しては、ある程度の動きは無視する可能性がある。市場予想から大きく乖離しない限り、動きは限定される見通し。ただ「米株式・原油動向」には、ファンド・投機筋が敏感な反応を示す可能性が高く、動きがあればドル/円も影響を受けると見られる。ただ、景気先行きを占うには重要な指標、動向を把握するする必要があるため以下に概要を示す。「米・2008年・第2四半期GDP(国内総生産)速報値」は、前期(第1四半期/1.0%増加/確定値・年率)を上回ると予想(中央値/2.0%増加)され、「米・2008年・PCE(個人消費支出)物価指数」は、前期(第1四半期/3.6%上昇)から加速が予想(中央値/3.9%上昇)されている。また、米・7月シカゴ地区購買部協会景気指数は前月(6月/49.6)から低下が予想(中央値/49.0)されている。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[南ア・ランド/円] 金融市場は安定化へ向う


南ア・ランド/円は突っ込み買い。インフラ問題を背景に操業日数が短縮され生産低下が警戒された鉱山セクターだが、プラチナを中心に改善に向っている。また、アングロ・プラチナム(南ア鉱山会社)では「価格上昇」により、2008年上半期(1-6月期)純利益が、前年同期から22%増加しており、他鉱山会社も「価格上昇」が「操業率低下」を補い、利益増加を達成する見通しだ。一方、世界的な金融市場混乱の影響受け投資資金調達に支障が生じていた南ア金融市場も安定化に向っており、南ア・ランド/円を押し上げる背景となりそうだ。「突っ込み買い」方針を維持。13.40円台近辺を買い。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 商品下落・指標減速


豪ドル/円は突っ込み買い。このところ減速傾向が鮮明化している豪・経済指標だが、豪・6月住宅着工件数(季節調整済み)も前月比0.7%減少となり、増加を予想(中央値/前月比1.0%増加)していた市場参加者を落胆させた。一方、原油・貴金属を中心に商品相場が下落したことも豪ドル/円を圧迫している。現時点で、1年以内の利上げ(0.25%)は織込み済みとなっており、「1年以内複数回利上げ」を織込み始めているが、「指標減速」が続けば「買い過ぎ」からポジション調整売りを招く可能性が高まる。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 指標悪化が加速


英ポンド/円は突っ込み買い。前日(欧州時間)にCBI(英国産業連盟)から発表された英・7月小売販売指数はマイナス36となり、前月(マイナス9)から大幅に低下、市場予想(中央値/マイナス7)を大きく下回った。一方、英・6月住宅ローン申請件数は3.6万件と市場予想(中央値/3.7万件)を下回り、1999年に同統計が開始されて以来、最低水準を更新した。経済指標減速が加速、住宅関連指標も底打ちが確認できず、英経済は極めて厳しい事態に陥っていると言える。「インフレ高進」「経済減速」に挟まれ、BOE(イングランド銀行)は難しい金融政策運営を余儀なくされており、「利上げ」には慎重に対応する見通し。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。




テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] ドルが優勢に転じる


ユーロ/ドルは逆張り。米国金融市場に対する警戒感が和らぐ反面、ユーロ圏経済に対する「楽観的見通し」が後退、ユーロ/ドルを押し下げた。現時点では、ユーロに対し強い信頼感を持つ市場参加者が大勢を占めるだけに、ユーロ/ドルが急落する可能性は低いが、米国景気減速を上回るペースで落ち込んでいるユーロ圏経済指標には注意が必要であり、ECB(欧州中央銀行利上げ)を見込んだユーロ/ドル買いは勧められない。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] インフレ高進・指標減速


ユーロ/円は突っ込み買い。前日(欧州時間)に発表されたユーロ圏・経済指標は、独・7月CPI(消費者物価指数)速報値が、前月比0.6%上昇・前年同月比3.3%上昇となり、市場予想(中央値/前月比0.5%上昇・前年同月比3.2%上昇)を上回り、1996年以来の高水準を維持。一方、仏・7月消費者信頼感指数はマイナス48となり、前月(マイナス46)から低下、市場予想(中央値/マイナス47)を下回り、1987年に指数が導入されて以来、最低水準を更新した。インフレ高進・指標悪化を示す発表内容だが、4-6月に大きく落ち込んだ可能性が高いユーロ圏経済動向が7月に持ち越されたことを示唆する内容でもあり、ユーロ圏経済に対する「楽観的な見解」にも反している。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円] 指標確り・金融不安緩和


ドル/円は突っ込み買い。前日(米国時間)に発表された米・経済指標だが、CB(コンファレンス・ボード)米・7月消費者信頼感指数が、51.9と前月(6月/50.4)から上昇、市場予想(中央値/50.0)を上回る確りした内容となった。一方、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)/ケース・シラー米・5月住宅価格指数も前月比0.9%低下・前年同月比15.8%低下と市場予想(中央値/前月比1.0%低下・前年同月比16.0%低下)を上回り、前年同月比では過去最大の落ち込みとなったが、「ドル売り材料」となることは避けられた。また、米国株式市場でも前日、大手金融機関を含むショートサイドが「売り浴び」を仕掛け、大幅に下落した「メリルリンチ」も「増資計画・CDO(債務担保証券)売却計画」発表を受け買いが先行、ショートサイドも「買い戻し」を余儀なくされ、追随して売り込んでいた「一般投資家」も買い戻しを入れたことから上げ幅を拡げた。「メリルリンチ」上昇は、金融不安後退に繋がり、金融セクター全般を押し上げる背景となった。一方、SEC(米国証券取引委員会)も対象を追加することはなかったが、「空売り規制」を8月12日まで延長することを決定、大手金融機関を含むショートサイドが「空売り規制延長」阻止を意図して展開していたロビー活動は徒労に終わった。ただ、今後もショートサイドが「売り浴びせ」を仕掛ける可能性は高く、米国株式市場は不安定な動きが続く見通し。株価動向もドル/円に影響を及ぼすだけに目が離せないが、現時点で市場参加者は米・経済指標動向に重点を置いており、指標動向が大勢を決する要因となる場面が目立っている。米国時間に発表される米・経済指標では、週末(8月1日/米国時間)に発表される米・7月雇用統計の手掛かりとされるADP全米雇用報告が注目されるが、市場では7月民間部門就業者数は前月(6月/7.9万人減少)から改善を予想(中央値/6万人減少)している。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコ・リラ/円] 「政情不安」を巡る思惑交錯


トルコ・リラ・円は突っ込み買い。トルコ憲法裁判所では、AKP(公正発展党)違憲を巡る審理が進められている。イスラム主義的な行動を支持しているAKPは「政教分離」を定めた「トルコ憲法」に反しているとして、トルコ検察当局が解党を求め提訴しているだけに、「判決内容」次第では、同国が政情不安に陥る可能性もある。ただ、市場では「審理結果」がトルコ・リラに及ぼす影響に関し思惑が交錯、現時点でトルコ・リラ/円を積極的に売り込む動きは認められない。情勢を把握した上で対応を決めることが肝要、高値追いは避け「突っ込み買い」方針を維持、84.0円近辺を下値目処とした方針で臨みたい。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 商品相場上昇が下支え


豪ドル/円は突っ込み買い。米ドル下落を背景に金・原油など「商品相場」が上昇したことが豪ドルの「下支え」となっているが、地合は以前に比較して不安定が増大している。RBA(オーストラリア準備銀行)議事録発表を契機に「年内複数回利上げ観測」が後退、既に織込み済みと見られる「利上げ(0.25%)」に影響が出始めている。NZ(ニュージーランド)経済と比較する必要はないが、経済指標沈静化が顕在化する可能性があり、高値追いは避けたほうが無難なようだ。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 支持率低下


英ポンド/円は突っ込み買い。BOE(イングランド銀行)は「インフレ高進」「経済減速」双方を睨んだ難しい金融政策運営を余儀なくされている。一方、ブラウン英首相に対する支持率は、就任1年1ヶ月を経過した時点で大きく落ち込んでおり、与党(労働党)内部からも「退陣」を求める声が出ている。支持率低下には幾つか要因が挙げられるが、エネルギー・食品食品価格高騰に苦しむ低所得者層に対する税率引き上げが最も大きな要因と言える。BOE金融政策運営に政府協力が不可欠な状況だけに、与党内部に不協和音が生じていることには警戒が必要だ。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] ユーロが優勢に転じる


ユーロ/ドルは逆張り。ドル売り材料が相次ぎ「米国景気先行き見通し」に対する警戒感が再浮上、ユーロ/ドルは上昇に転じた。一方、ユーロ圏・経済指標は大幅な落ち込みとなり、「楽観的なユーロ経済見通し」を修整する必要性が生じている。また、ユーロ圏経済指標動向を勘案すれば、「ECB(欧州中央銀行)利上げ観測」には無理があり、「利上げ」を見込んだユーロ/ドル買いは勧められない。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] 経済指標、落ち込む


ユーロ/円は突っ込み買い。独・8月GfK消費者信頼感指数は2.1と前月(3.6/改定値)から低下、市場予想(中央値/3.5)を大幅に下回った。一方、スペイン・5月住宅販売件数は、前年同月比34.3%減少となり、前月(4月/前年同月比7.1%減少)から減少が大幅に加速している。現時点では、ユーロ圏経済が、2008年第2四半期(4-6月)に入り「市場予想」を大幅に上回るペースで減速した可能性が極めて高いと見ている。ユーロ圏経済が大幅に落ち込んだ可能性があり、「楽観的見通し」を真に受けた対応は避けたいところ。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円] IMF報告が圧迫


ドル/円は突っ込み買い。海外為替市場で「ドル/円」は、注目される経済指標発表もなく手掛かり材料に欠け、レンジ内を推移する動きとなっていたが、IMF(国債通貨基金)から発表された「世界金融安定報告」に、「現時点で、住宅市場の底は見えない」として「米住宅市場の下降を抑制することが家計・金融機関双方の回復に支援となることから、市場安定化を図る上で必要だ」との見解が示されたことが「ドル売り」に繋がり水準を下げた。一方、米株式市場が下落したことも圧迫要因となったが、時間外取引では売りを浴びた金融機関株が買い戻された経緯もあり、圧迫要因としては2次的と見ている。また、米国地方金融機関に「経営破綻」が認められるが、ベアーFDIC(連邦預金保険公社)総裁は、監督当局が監視対象とした金融機関で、「破綻」に追い込まれたケースは13%程度との見解を示唆、過剰に警戒することを戒める見解を示している。依然として、ショートサイドを構成する金融機関・ヘッジファンドなどが、投資家の警戒感を煽る発言を繰り返していることが背景にあるようだ。また、週末(米国時間)に発表が予定される「米・7月雇用統計」を市場では、「ドル売り要因」と予想しており、「ドル売りが入り易い状況」にあることも影響を与えている。米国時間に発表される米・経済指標では、米・5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数が住宅関連指標として注目されるが、市場では前月(4月/前年同月比15.3%低下)を下回ると予想(中央値/前年同月比16.0%低下)されている。ただ、影響は余り大きくはならないと見ている。また、米・7月消費者信頼感指数も前月(6月/50.4)から悪化が予想(中央値/50.0)されている。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。




テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコ・リラ/円] 政情不安を警戒


トルコ・リラは突っ込み買い。前週末にイスタンブール株式市場は大幅に下落(主要株価指数は前日比3.56%下落/主要銀行指数は5.75%下落/終値ベース)した。与党・AKP(公正発展党)解党要求訴訟審理が、「トルコ憲法裁判所」で開始されることが警戒され「売り圧迫」が増大した。当面、「憲法裁判所判決」が迫れば、「政情不安」を背景に売り圧迫が増大する可能性があり、トルコ・リラ/円を圧迫する要因となりそうだ。高値追いは避け「突っ込み買い」方針を維持、84.0円近辺を下値目処とした方針で臨みたい。




テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] 金融機関業績不安浮上


豪ドル/円は突っ込み買い。前週末(25日)、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)は、引当金(7.98億米ドル)を積み増すと発表、豪・金融企業業績に対する不安感が浮上していたが、週明け(28日)、ANZ(オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行)が、下半期に引当金が12億豪ドルに増加する可能性が高いとの見通しを発表したことが、金融企業に対する不安感を拡大させ、豪ドル/円を圧迫している。今後、経済指標動向に加え、金融市場動向にも目を配る必要性が高まる見通し。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

英ポンド/円] 英住宅価格下落


英ポンド/円は突っ込み買い。「インフレ高進・経済減速」に挟まれ、BOE(イングランド銀行)は、難しい「舵取り」を余儀なくされている。今日(28日)、発表された英・7月住宅価格(イングランド・ウェールズ平均住宅価格)指数(ホームトラック/英・調査会社)は、16.85万ポンドとなり前月比1.2%低下・前年同月比4.4%低下した。当面、英住宅関連指標は改善見通しが立たず、減速傾向が顕在化する他経済指標動向と併せ、「英景気見通し」は一段と不透明性が高まっている。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持


ユーロ/ドルは逆張り、米景気見通しに対する過剰な警戒感が後退したことを受け、対ユーロで「ドル買い戻し」が継続、ユーロ/ドルは修正安場面を迎えている。反面、ユーロに対する内外アナリストの信頼感は根強く、ECB(欧州中央銀行)「複数回利上げ」見通しも消滅しておらず、修正ペースは極めて遅い見通し。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。




テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] 企業業績発表が鍵


ユーロ/円は突っ込み買い、米企業業績発表は山を越えた格好だが、今後に本格化するユーロ圏企業業績次第では、ユーロ/円が圧迫される可能性がある。国内アナリストは殆どが、ユーロ圏企業業績に対し「楽観的な見通し」を支持しており、業績が確りした内容となってもユーロ買いが活発化する可能性は低いが、弱い内容となった場合には「売り圧迫」が大幅に増大する可能性が高い。4-6月期にユーロ圏経済が落ち込んでおり、「楽観的見通し」を真に受けた対応は避けたいところ。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル/円] 悲観的米経済見通し後退


ドル/円は突っ込み買い、前週末(米国時間)に発表された「米・6月耐久財受注」「ミシガン大消費者信頼感指数」「米・6月新築住宅販売件数」は、全て市場予想を上回る確りした内容となったことが、ドル・米株式などに「カラ売り」を仕掛けた「米大手金融機関・ヘッジファンド」などの「煽り行為」も加わり、市場に浸透していた「過剰に悲観的な米経済見通し」を後退させたことが、「ドル買い」に繋がった。一方、「一部米大手金融機関・ヘッジファンド」などは、「カラ売り抑制策期間延長回避」をSEC(米証券取引委員会)に訴えていたが、SECは、カラ売り規制対象(現時点では19金融機関株式)を拡大する意向であることが伝わっており(未確認)、「空売り筋」の行動は「薮蛇」となった可能性がある。金融市場混乱を背景に様々な思惑が交錯、1歩誤れば深刻な経済混乱に繋がり兼ねない「煽り行為」も目立ったが、米金融当局・FRB(連邦準備制度理事会)などの迅速な行動により、ようやく「米経済見通しに対する過剰な警戒感」は後退したようだ。ただ、依然として「米経済」は減速傾向にあり、積極的に「ドル買い」を推し進めることは勧められない。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[アイスランドクローナ/円] 市場混乱はやや改善


アイスランド・クローナ/円は突っ込み買い。GSE支援法案(正式名称ではありません)、「空売り規制」により、米国金融市場混乱が多少は改善したと見られるが、アイスランド政府・中銀が模索する「通貨安定化策」を打ち出すには不十分。一方、多方面で繋がりが強い「ユーロ圏経済」に暗雲がかかり始めており、当面、通貨安定化は「金融政策」に軸足を置いた対応を維持する見通し。やや下落したが、「原油・食品価格高騰」が収束する可能性は低く、先ずは「小幅な利上げ」を実施して、国内経済とのバランス改善を優先する見通し。欧米金融市場が不安定化、積極的に買い進むことは難しいが、「突っ込み買い方針」は維持したい。1.25円台割れは買い、1.35円に迫ればポジション調整を優先。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル/円] NZ利下げが影響


豪ドル/円は突っ込み買い。前日にRBNZ(ニュージーランド準備銀行)が予想に反し「利下げ」を決定したことが尾を引いており、「豪ドル」は連想的な売りに頭を抑えられている。ただ「豪」と「NZ」では、似通った経済構造を持つ面もあるが、相違点も多く「連想売り」により形成された「下押し場面」では買い方針を勧めたい。米国景気・金融市場に対する過剰な警戒感が後退するに連れ、投資資金が「リスク選好」に傾き始めており、豪ドルを押し上げる可能性も高まっている。ただ、行き過ぎも警戒されることから「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[英ポンド/円] 6月小売は大幅悪化


英ポンド/円は突っ込み買い。前日(欧州時間)に発表された英・6月小売売上高は前月比3.9%減少・前年同月比2.2%増加となり、市場予想(中央値/前月比2.5%減少・前年同月比4.4%増加)を大幅に下回った。また、前月比減少率(3.9%)は、集計開始以来、最大の下げ幅となっている。BOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)議事録発表により、「利上げ観測」が拡大したが、英・6月小売売上高発表を受け後退している。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/ドル] 欧米指標は共に悪化


ユーロ/ドルは逆張り。前日(欧米時間)に相次いで発表された「ユーロ圏」「米国」経済指標はともに弱い内容となり、ユーロ/ドルは弱含みに推移している。手掛かり材料を欠いており、「ドル」「ユーロ」とも積極的にポジションを構築することが見送られている。当面、「揉合い状態」に陥ることも多い見通しだが、買われ過ぎた「ユーロ」が弱含む見通し。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ/円] 減速傾向が強まる


ユーロ/円は突っ込み買い。前日(欧州時間)に発表された独・7月IFI業況指数は97.5となり、市場予想(中央値/100.0)を下回る弱い内容となった。また、最近に発表されるユーロ圏・経済指標は加速的に悪化しており、リセッション(景気後退)入りする予予想確率は25-30%程度に上昇している。これまで米国景気と比較して、良好とされてきたユーロ圏景気にも暗雲がかかり、慎重な対応が必要となっていることを念頭に置きたい。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



[米ドル/円] 不安定な地合は続く


ドル/円は突っ込み買い。FRB(連邦準備制度理事会)金融政策巡る思惑が交錯、「経済指標」「金融市場」動向を背景に上下に振れ易い、不安定な地合が続く見通し。GSE(政府系住宅金融機関)「ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)」「フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)」に関し、信頼回復・住宅差し押さえの抑制措置などを含めた「支援法案」は、「下院」で賛成272/反対152で可決され、「上院」に送付された。また、SEC(米証券取引委員会)による「空売り規制」は、GSEなど金融機関に対する故意的な「風評」に絡む「売り浴びせ」を抑え、SECが意図した効果はある程度は得られたようだ。ただ、少しでも手綱を緩めれば、大手金融機関・ヘッジファンドなどが「売り浴びせ」を仕掛ける可能性が高く、コックスSEC委員長も「空売り規制(金融大手19社株式が対象)」に関し、全銘柄への適用拡大を提案する方針を明らかにしている。GSE支援法案(正式名称ではありません)、「空売り規制」により「金融市場混乱」ある程度は改善される見通しだが、地合安定には「指標・業績改善」が必須であり、混乱を前提としたポジション構築は不可欠である。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME |  »

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する