ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[トルコ・リラ/円] 6月インフレ率は低下



トルコ・リラは模様眺め、与党・AKP(公正発展党)が7月1日に「世俗派」を率いる主要人物を一斉に拘束したことから「政情不安」が表面化、軍部を巻き込んだ「クーデーター」に発展する可能性もあり、情勢見極めが優先される。一方、トルコ・6月インフレ率は10.6%と市場予想に反し5ヶ月ぶりに低下、経済指標動向から見ても「模様眺め」が妥当。「高金利」を手掛かりに上昇基調を維持してきたトルコ・リラ/円だが、82円を割り込めば「ポジション整理」を考慮する必要がある。見極めが先決、ポジション調整を優先。



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[豪ドル/円] 「リスク選好」



豪ドル/円は突っ込み買い、中盤にかけ発表された「豪・6月求人広告」が前月から減少したこと受け、豪ドル/円は軟化する場面も見られたが、突っ込み買いが入り103円台に切り返し、その後は確りした推移が続いている。RBA(オーストラリア準備銀行)年内利上げ確率は20%程度に落ち込んだが、市場が「リスク選好」に傾けば上値を期待できる動き。投資資金動向が不安定なことから「金利上昇」を見込んだポジション構築は避け、買い場は慎重に選びたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円台。



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[英ポンド/円] 金利見通しに思惑交錯



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)が10日(現地時間)に控え、週明けから発表される英・経済指標動向に関心が集中。「金利据え置き」と「金利引下げ」を巡り思惑が交錯、政策発表直前まで上下に振れる展開が見込まれる。英ポンド/円は買いが基本だが、政策金利変動に備えたポジション調整が必要となる可能性もある。当面、「高値追い」はリスクを背負う可能性が高く「突っ込み買い」方針を維持。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。


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[ユーロ/ドル] ドル優勢に転じる



ユーロ/ドルは逆張り、ユーロ建て債券利払いに伴う「ユーロ売り」を見込んだ売りが上値を圧迫、ユーロ/ドルも早い時間から軟化しているが、目先的な動きだけに追随売りは勧められない。ただ、現時点では「ECB(欧州中央銀行)複数回利上げ観測」後退を背景とした「ユーロ売り」が継続していることもあり、上値の重い推移が続く見通し。「ユーロ圏経済」に期待された健全性は既に失われ、「先行き見通し」は日を追うごとに悪化している。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 複数回利上げ観測後退



ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)が08年内に複数回利上げを行うとの観測が後退、ユーロ/円も上値は期待できないが、ドルが確りした推移を維持していることが好感され、市場が「リスク選好」に傾くなか上値指向を強めている。ただ、今回の利上げ(0.25%)がユーロ圏経済に与える影響も懸念されることから追随的な買いは勧められない。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


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[米ドル/円] ポジションン調整



ドル/円は突っ込み買い、週明け7日は前週末にNY市場が「独立記念日」のため休場となったことから手掛かり材料に乏しく、総じてポジション調整中心に推移している。現時点(14時)で、ドル/円は107円台前半を推移しているが、ドルがユーロに対し「買い戻される」なか「ストップロス買い」が誘発されたことが背景にある。米国時間にも注目される米・経済指標発表がなく、思惑的な売買が入り難いことも動きを抑えている。一方、NY原油時間外取引(13時)がジリジリと水準を下げていることもドルを支えている。今週(7月7日-11日)は、米・経済指標にも特に注目される発表が見当たらず、「米株式動向」「要人発言」「原油動向」などに左右され易い展開となる見通し。全般的に「ドル売り」が入り易い状況と言える。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。


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