ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[南ア・ランド/円] 金融システム不安が圧迫 



南アランド/円は突っ込み買い、南アフリカ産石炭価格は、世界的な石炭需給引き締りを背景に過去最高値を更新した。輸送障害により2008年石炭出荷量は6000万トン程度と出荷能力を2割ほど下回る見通しだが、価格が大幅に上昇しており同国経済にとっては支援材料と言える。また、インフレ高進はやや改善されたが、「追加利上げ観測」を後退させる迫力に欠け、金融システムに対する警戒感拡大を受けた「投資資金不安定化」による圧力を押し返す強さを維持している。買い方針を維持。13.50円台近辺を買い。



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[豪ドル/円] 「リスク回避」に傾く



豪ドル円は突っ込み買い、米国株式市場が「金融機関追加増資観測」から下落、豪・6月企業景況感指数も2001年末以来の低水準に落ち込んだことから投資資金動向が「リスク回避」に傾き、豪ドル/円も下押した。「資源国通貨」としての側面を持つだけに「リスク回避」が決定的な下落要因となる可能性は低いが、投資資金動向が不安定なことを念頭に置いた対応は必要だ。投資資金動向が不安定なことから「金利上昇」を見込んだポジション構築は避け、買い場は慎重に選びたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円台。



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[英ポンド/円] 減速傾向が強まる



英ポンド/円は突っ込み買い、英・5月製造業生産指数、鉱工業生産指数とも予想を下回る弱い内容となり、減速傾向が経済指標全般に拡大していることを示す結果となった。市場には「原油・食品価格高騰」を背景に上昇するインフレ率を手掛かりに「利上げ観測」が一部に浮上していたが、同指標発表を受け後退した。当面、「高値追い」はリスクを背負う可能性が高く「突っ込み買い」方針を維持。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。



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[ユーロ/ドル] リスクは共通



ユーロ/ドルは逆張り、米国・ユーロ圏とも金融企業業績に対する警戒感を共有。減速する米経済を追い越す勢いで悪化するユーロ圏経済指標は、インフレ高進と相乗して制御不能な事態を招く可能性を増大させている。米国・ユーロ圏とも金融市場混乱による傷は深く、一方にポジションを傾けることは避けたい。「ユーロ圏経済」に期待された健全性は既に失われ、「先行き見通し」は日を追うごとに悪化。当面は「逆張り方針」が妥当。下値は1.4400ドル近辺、上値は1.5900ドル近辺か。


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[ユーロ/円] ユーロ圏にも業績不安



ユーロ/円は突っ込み買い、ドルを圧迫する「金融企業業績」に対する警戒感はユーロ圏にも共通する圧迫要因であり、安易な取組はリスクを背負う可能性が高い。加えて、急激に悪化するユーロ圏経済指標、上昇に歯止めが掛からないインフレ率、利上げによる経済圧迫懸念など懸念材料も多い。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


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[米ドル/円] 企業業績を警戒



ドル/円は突っ込み買い、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)・ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)に資本増強が必要との「投資リポート」発表を受け、両社の株式は大幅に下落、原油下落から序盤から上昇基調を辿っていた米株式相場は一転して下落に転じ、前日引値を割り込み、反落して取引を終えた。ドル/円も原油下落を手掛かりに上昇していたが、米株価下落が重石となり上げ幅を削った。依然として「米金融機関業績」に対する警戒感強さを窺わせる展開だが、欧州株式市場では逆の展開となり、英・独・仏株式は上昇している。サブプライムローン問題に端を発した「金融市場混乱」が続いている証とも言え、ドル/円も不安定な動きが続くことは避けられず、慎重な対応が必要だ。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

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