ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[トルコ・リラ/円] 高金利、投資資金誘引


トルコ・リラ、突っ込み買い、経済指標がジリジリと減速・イスラム化を巡る与党・AKP(公正発展党)と「野党(世俗派)」との抗争など圧迫要因が相次いで浮上、トルコ・リラを取り巻く状況が不安定化、積極的に買い進むことは難しい。一方、意外に経済活動は活発で、「アクバンク(トルコ最大の銀行/時価総額)」による「ハルク銀行/トルコ国営」買収案提示観測が浮上するなど、トルコ政府が推し進める「経済建て直し政策」を背景とした「企業買収」に絡むニュースが相次いでいる。また、「高金利通貨」でも群を抜く金利水準(16.25%)が投資資金を誘引、底堅い推移を維持している。深追いは禁物だが、敬遠する必要はなく84.0円近辺を下値目処とした「突っ込み買い」方針で臨みたい。



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[豪ドル/円] 豪経済に期待高まる


豪ドル/円は突っ込み買い、米金融市場混乱収拾に手間取るなか、GSE(政府系住宅金融機関)「売り浴びせ」問題が浮上、豪金融機関にも悪影響を及ぼす可能性が高まる反面、「豪経済が金融混乱を乗り切る」と期待感を背景とした「豪ドル」買いも目立ち始めている。ただ、「ドル動向」が不透明なだけに投資資金も流動性が増大、上下に振れる展開が続く見通し。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円台割れ。



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[英ポンド/円] 利下げ観測消滅


英ポンド/円は突っ込み買い、前日(欧州時間)に発表された英・6月HICP(消費者物価指数)は、前月比0.7%上昇・前年同月比3.8%上昇となり、市場予想(中央値/前月比0.4%上昇・前年同月比3.6%上昇)を上回った。「利下げ観測」を消滅させる内容と言える。一方、BOE(イングランド銀行)は「景気減速」「インフレ上昇」の狭間で、「利上げ」を視野に入れた決断を迫られることになるが、バランスを優先すれば「据え置き」が選択される可能性が高い。現時点での金利見通しは「据え置き」。「突っ込み買い」方針を維持。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。



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[ユーロ/ドル] 高値警戒圏を推移


ユーロ/ドルは高値警戒圏入り。バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言を受け、「米景気先行き見通し」に絡む不透明性が増大、GSE(政府系住宅金融機関)「売り浴びせ」も絡み、ユーロ/ドルは1.6ドル台に乗せ、過去最高値を更新した。一方、ユーロ圏経済は大幅に減速、7月・ECB(欧州中央銀行)利上げ(0.25%)により減速が一段と早まる見通しで、ユーロ/ドルが下値追いに転ずる可能性が高まってきた。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 指標、大幅悪化


ユーロ/円は突っ込み買い、前日(欧州時間)にZEW(欧州経済センター/独)から発表された、独・7月景気期待指数はマイナス63.9となり、市場予想(中央値/マイナス55.0)を大幅に下回り「過去最低」を更新した。ZEW声明では、低下要因として「原油高騰」「ユーロ高」「米金融混乱」「利上げ」「国内需要低迷」を指摘、悲観的な独経済先行き見通しを示唆。独経済が2008年第2四半期(4-6月)に大幅に落ち込んだ可能性が極めて高く、「インフレ抑制」を意図した7月・ECB(欧州中央銀行)利上げ(0.25%)により、2008年第3四半期(7-9月)には更に落ち込むことになりそうだ。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



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[米ドル/円] FRB議長証言受け思惑交錯


ドル/円、突っ込み買い、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長は、議会証言で「景気減速」「インフレ高進」に対するリスク拡大を指摘、「米景気先行き見通し」に絡む不透明性増大が警戒され「ドル売り」が進んだ。一方、GSE(政府系住宅金融機関)「ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)/フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)」に対しショートサイドに煽動される格好で、投資家がパニック的な売りを浴びせる現状を憂慮、「金融市場混乱収拾支援」が最優先課題であるとした。米政府による「救済策」が発表されたにも関わらず、GSEに対する「売り指向」に変化がなければ、米経済の根幹を揺るがす事態にも発展しかねないことから「米金融当局」が対策を講ずる可能性も高まっている。また、多くの国内アナリストは「一段のドル下落」を予想している反面、海外アナリストは「ドル下落」に対して警戒感を強めており、「ドル動向」に絡む思惑は交錯している。私見だが、既にドル売りは限界に近づいていると見ている。米国時間に発表される米・経済指標では、米・6月CPI(消費者物価指数)が注目されるが、市場では前月(5月/前月比0.6%上昇)を上回ると予想(中央値/前月比0.7%上昇)されている。一方、コアCPIは前月(5月/前月比0.2%上昇)から横這いが予想(中央値/前月比0.2%上昇)されている。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。



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