ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[アイスランドクローナ/円] 政策策定進展を期待


アイスランド・クローナ/円は突っ込み買い、週央から原油相場が続落していることから商品市場全般が軟化している。「エネルギー・食品」の大半を海外供給に依存している同国には朗報と言える。構造的にインフレ圧力が高まり易い同国にとって、「エネルギー・食品」高騰は影響が大きく、急激な上昇を伴えば「金融政策」ではコントロールできない事態に陥る可能性もある。当然、同国政府・金融当局も対策を急いでいるが、ヘッジ・ファンドによる投機的な「通貨売り」、上昇に歯止めが掛からない「商品相場上昇」などが絡み、政策策定に遅れが生じている。現時点では、障害が消滅したとはいえないが、商品相場が落着けば進展に弾みがつく見通しだ。欧米金融市場が不安定化、積極的に買い進むことは難しいが、「突っ込み買い方針」は維持したい。1.25円台割れは買い、1.35円に迫ればポジション調整を優先。



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[豪ドル/円] 商品相場下落


豪ドル/円は突っ込み買い、米株価上昇・原油相場下落を背景に「米ドル」が上昇、豪ドルは上値の重い推移。一方、「金利見通し」に関しては、RBA(オーストラリア準備銀行)議事録発表を受け「早期利上げ観測」が後退。現時点で、4割近くを織り込んでいる「1年以内利上げ観測」を巡り思惑が交錯、経済指標動向に関心が高まっている。また、商品相場下落が続けば、「資源国通貨」としての評価が揺らぎ、地合が不安定化する恐れも生じている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円台割れ。



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[英ポンド/円] BOE判断は微妙


英ポンド/円は突っ込み買い、センタンスBOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)委員は、英経済減速に関し「BOE予想」とおおきな乖離はないとの見解を示唆。一方、「景気鈍化」を容認する必要性、「インフレ率」上昇の速さなどを指摘するなど、「利上げ観測」を拡大させる発言内容と言える。現時点での金利見通しは「据え置き」。「突っ込み買い」方針を維持。207円以下を買い、211円以上はポジション調整を優先。



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[ユーロ/ドル] 欧米景気見通しは不透明


ユーロ/ドルは逆張り、米国・ユーロ圏ともに「景気先行き見通し」不透明だが、混乱の極みから這い上がろうとする米国に対し、ユーロ圏経済はインフレ高進を伴い加速的に悪化が進行しているようだ。トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が見込む「第2-第3四半期を底」と仮定すれば、悪化ペースが速いだけに救いようのない経済混乱も想定され、「底打ち」は来年以降に持ち越されると見たほうが妥当と言える。現時点で、米経済は混乱の極みと言え、ユーロ圏経済は減速から後退に向っている。。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。


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[ユーロ/円] ECB要人発言に揺れる


ユーロ/円は突っ込み買い、ウェリンク・オランダ中銀総裁が、「経済成長鈍化がインフレ低下に繋がらない」との見解を示唆したことを受けて「ユーロ買い」が増加。トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が「ユーロ圏経済成長が第2・第3四半期に底に達する」との見解を示唆したことが「ユーロ買い」を抑制した。「金利先行き見通し」を背景として上下するユーロだが、「インフレ高進」「景気減速」によって惹き起こされる「経済状態」にも目を向けることも必要だ。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



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[米ドル/円] 米国金融機関業績


ドル/円は突っ込み買い。前日(米国時間)は、著名アナリストによる悲観的な米国金融機関業績予想が相次いで「的外れ」となり、ファンド・目先筋など「投機的な売買」を繰り返している向きが、「買い戻し」を余儀なくされたことから米国株式は続伸した。一方、NY原油先物市場では、序盤に軟化した「ドル動向」を手掛かりに「供給不安」を囃して、ファンド・投機筋が「買い煽り」を仕掛けたが、思惑に反しドルが上昇に転じたことから高値圏でポジション整理売りが入り、一気に最安値圏に下落して取引を終えた。株式・原油市場ともに正常な動きとは言えず、「信用不安」「景気先行き見通し不透明化」「需給関係」などが相場を動かしているとは信じ難く、「市場混乱」に乗じたファンド・投機筋を中心とした投機色が極めて濃い取引が続いている。また、前日に実証されたように「著名アナリスト・金融機関による見通し」にも狂いが目立っている。当面、正常な判断に障害となる要因が極めて多いだけに相場が急変する可能性もあり、ポジション構築は慎重に行いたい。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。


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