ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-07

[トルコ・リラ/円] 司法判断を好感 


トルコ・リラは突っ込み買い。トルコ与党・AKP(公正発展党)に対し、検察当局が「政教分離の原則」に反しイスラム主義的な行動を支持することは、トルコ憲法に反するとして、解党を要求していた訴訟に関し、訴訟を退ける判断を下した。同判決を受け、「同国債券」に買いが入り、新興国債券全般を押し上げている。ただ、「司法判断」が下されたことが、AKPと世俗派(政教分離)の対立を解消させることには繋がらず、「政治的緊張」はトルコ・リラ/円とって、警戒要因であることに変わりはない。情勢を把握した上で対応を決めることが肝要、高値追いは避け「突っ込み買い」方針を維持、84.0円近辺を下値目処とした方針で臨みたい。





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[豪ドル/円] 内需振るわず


豪ドル/円は突っ込み買い。豪6月小売売上高(季節調整済み)は、前月比1.0%減少となり、市場予想(中央値/前月比0.2%増加)に反し減少。一方、豪・6月財・サービス貿易収支(季節調整済み)は4億1100万豪ドルの黒字となり、市場予想(中央値/5000万豪ドルの黒字)を大幅に上回った。指標発表は強弱が入り混じったが、市場では国内支出関連指標が弱い内容をなったことに注目、「年内(12ヶ月)利下げ観測」が拡大、豪ドル/円を圧迫している。「豪・経済指標」沈静傾向が強まれば、「年内(12ヶ月)複数回利下げ観測」に転じる可能性も生じている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は100円近辺。

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[英ポンド/円] 英・住宅価格


英ポンド/円は突っ込み買い。スペイン住宅価格下落は調整にかなり時間が必要となる可能性が高いが、英住宅価格は2009年1-3月期に底を打つと見方が浮上している。一方、「インフレ高進」は「原油・食品価格高騰」が背景にあり、当面は高水準を推移する可能性が高い。最近、「原油価格」が低下傾向にあるが、BOE(イングランド銀行)が「商品価格下落」を連想するには不十分と見ている。現時点での金利見通しは「据え置き/利上げ(五分五分)」。「突っ込み買い」方針を維持。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。



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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持


ユーロ/ドルは逆張り。「ユーロ圏・7月HICP(消費者物価指数)」に次いで「米・7月雇用統計」が発表されることから、「追加利上げ観測」を背景とした上昇は考え難いが、「米・雇用統計」を弱気材料と見る向きが、買いを入れる可能性があり、ユーロ/ドルは上向く見通し。ただ、7月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング/給与明細書作成代行会社)雇用報告発表が予想に反した結果となり、米・雇用統計に対する思惑が乱れていることから、動きは限定されると見ている。「逆張り方針」は維持、下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。


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[ユーロ/円] ユーロ圏・7月HICP


ユーロ/円は突っ込み買い。31日/午後6時(日本時間)に発表が予定されるユーロ圏・7月HICP(消費者物価指数)速報値は、過去最高(ユーロ圏発足以降)を更新する可能性が高いと予想(中央値/前年同月比4.1%上昇/予想レンジ・3.9%-4.3%)されているが、このところの「原油価格下落」を反映しておらず、再び上昇に転じなければ、ユーロ圏・7月HICPが天井となる可能性がある。ECB(欧州中央銀行)の対応が注目されるが、「商品価格」が沈静化に向うと判断すれば、「利上げ」を見送る可能性が高まる。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


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[米ドル/円] 7月雇用統計発表控え小動き


ドル/円は突っ込み買い。米国時間には、「米・2008年・第2四半期GDP(国内総生産)速報値」「米・2008年・第2四半期個人消費支出速報値」などが発表されるが、注目度が極めて高い、米・7月雇用統計発表を週末(米国時間)に控え、見極め優先からポジション調整中心に推移する可能性が高い。特に、7月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング/給与明細書作成代行会社)雇用報告で「民間部門雇用者数」が、市場予想(中央値/前月比6.0万人減少)に反し増加(前月比0.9万人増加)したことから、ショートサイドは週末に控えている「米・7月雇用統計」発表見極め後に本格的な「ポジションを調整」を行うと見られ、雇用統計以前に発表される「経済指標」に関しては、ある程度の動きは無視する可能性がある。市場予想から大きく乖離しない限り、動きは限定される見通し。ただ「米株式・原油動向」には、ファンド・投機筋が敏感な反応を示す可能性が高く、動きがあればドル/円も影響を受けると見られる。ただ、景気先行きを占うには重要な指標、動向を把握するする必要があるため以下に概要を示す。「米・2008年・第2四半期GDP(国内総生産)速報値」は、前期(第1四半期/1.0%増加/確定値・年率)を上回ると予想(中央値/2.0%増加)され、「米・2008年・PCE(個人消費支出)物価指数」は、前期(第1四半期/3.6%上昇)から加速が予想(中央値/3.9%上昇)されている。また、米・7月シカゴ地区購買部協会景気指数は前月(6月/49.6)から低下が予想(中央値/49.0)されている。市場アナリストの見方にも乱れが生じ、「景気先行き見通し」も不透明化、混乱に耐えられるポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」を維持、積極的にドルを買い進むことは避け、104円50銭近辺を買い拾い・108円台乗せを調整の目処としたい。

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